■韓国映画「傷だらけの二人」 予告
2014年の韓国映画
主演を務めたファン・ジョンミンの映画『生き残るための３つの取引』や
『新しき世界』で助監督を務めたハン・ドンウク監督の長編デビュー作品。
借金取りと銀行員という全く別の世界で生きる男女が、
最初は反発し合いながらも徐々に心を通わせていく様子を丁寧に描写する。
恋愛の喜びに身を震わせ、少しずつ変化していく男の純情にホロリとする。
観客動員数200万人のスマッシュヒットを記録。
日本でも、〈SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2014〉長編コンペティション部門で
正式上映され、観客の感涙を大いに喚起した。
素朴だが人間味にあふれ、眼を潤ませながらも思わず笑みがこぼれるような、
心を熱く揺すぶる珠玉のラブストーリーである。
■韓国映画「傷だらけのふたり」
この映画はイ・ソンギュンさんの映画「最後まで行く」を観たときに知り、
ファン・ジョンミンさん主演だったので観たいと思っていました。
甲斐性のないダメ男で一度キレたら手が付けようのない借金取りのテイルと
父親の借金を背負ってしまったホジョンの切ない愛に涙がでました。
一見、粗雑なテイルですが、ホジョンに好かれようと一生懸命になったり、
家族や周りの人たちとは喧嘩ばかりなのですが、それも人を想う気持ちからで
不器用な男なのです。
ラストは切なくて、切なくて・・・。
とてもよい映画でした。
ファン・ジョンミンさんの作品は「ベテラン」「華麗なるリベンジ」「フィスト・オブ・レジェンド」など、
たくさん観ていますが、どれも良い作品ばかりです。
■STORY
男は40年間、自分の思い通り好き勝手に生きてきた。
これからも何ものにも束縛されることなく、勝手気ままに生きるつもりだった・・・。
闇金の集金係をしているテイル（ファン・ジョンミン）は、
実は人情に厚い人間だった。
ある日、彼は意識不明の男性の借金を取り立てに行った際に、
娘のホジョン（ハン・ヘジン）に出会い好きになってしまう。
彼女が借金だけでなく父親の入院費も支払えないほど困窮している
と知ったテイルは、父親の借金を肩代わりさせられたホジョンに
あろうことか、借金をチャラにする代わりにデートしようと提案する。
この契約を仕方なく了承したホンジョンとテイルのぎこちない関係がスタートし、
初めは警戒していたホンジョンも、無骨ながらも献身的なテイルの
心遣いに触れるうちに次第に心を通わせ始めるのだった・・・。
