2002年 アメリカ作品 161分 ワーナー・ブラザース配給
原題:HARRY POTTER AND THE CHAMBER OF SECRETS
STAFF
監督:クリス・コロンバス
脚本:スティーヴ・クローヴス 脚本:J・K・ローリング
CAST
ダニエル・ラドクリフ ルパート・グリント エマ・ワトソン リチャード・ハリス マギー・スミス ケネス・ブラナー
前作とぶっ続けて観ると、ダニエル達の成長がものすごくよく分かる。外見はそんなに大きく変わってないけど、ハリー、ロン、マルフォイの少年達は思春期特有の裏返った声をしてる。次の「アズカバンの囚人」を初めて観た時、「うわー。大きくなってしまった!」とびっくりした記憶があります。
内容はここまでは完璧になんとか理解出来てます。原作も読んでるからかな?次あたりから怪しくなり、「炎のゴブレット」でチンプンカンプンになり、「不死鳥の騎士団」からはギブアップで未見です。集中して観なくちゃ
シリーズを重ねるごとにシリアスになっていくハリポタ。今作も前作と比べればシリアスな展開になっていく。その中でケネス・ブラナーのロックハートがなかなかいいガス抜きの存在になってる。彼の出演作品は「ハムレット」しか観たことないけど、「ハムレット」でもビロビロの衣装を着てオーバーアクトで演じていたので、何だかこういうの適役だなぁ、楽しそうだなぁって思ったり。なんて言ってしまうと、壮大なシェイクスピアの作品の真面目な役と比べるな!と言われてしまいそうだけど、「ハムレット」でも何だか4時間も見ているうちに笑いがこみ上げてしまって…。
リチャード・ハリスのダンブルドアは今作が見納めなんだよね。ものすごく悲しい。あのすべてを包み込むような優しい雰囲気は老人にしか醸し出せないものだよね。同じ老人でも(失礼)、次回作からのダンブルドア役マイケル・ガンボンは、初めて観た時なんだかキツイ顔のダンブルドアだなぁと思った記憶あり。そこらへんも注目して次も続けて観てみよう。
【字幕翻訳:戸田奈津子】
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