世界遊戯博物館ブログ

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韓国将棋(チャンギ)のアマチュア大会

2016年04月22日 | 世界の将棋


韓国将棋(チャンギ)東京支部長の宋正彬さんに誘われ、韓国のアマチュア・チャンギの全国大会に参加してきました。

大会は2016年3月20日、ソウル市のポラメ公園内の施設にて行われました。
ポラメ公園は、元空軍の施設だった関係で、様々な戦闘機が屋外展示されていました。


参加者は100人以上おり、韓国各地から実力者が集まる盛大な大会でした。




福祉関係が充実しているのか、参加者には視覚障害者や車椅子の方が何人か見受けられました。




試合は、朝の10時開始で、一日に七局指して順位を競いました。





参加にあたって、カカオトークの通信対戦で200局以上指して臨みましたが、やはり本場の全国大会に出る様な人達相手には歯が立ちませんでした。



結果は、1勝6敗で負けの一つは判定負けという成績でしたが、1勝できたのは本当にまぐれだったと思います。


チャンギは象棋と見た目は似ていますが、駒の初期配置を自由に替えられたり、それぞれの駒の動きが象棋に比べて自由度が高いなど、全く異なったゲームとなっています。


チャンギは、それぞれの駒がどれも強いので、強い人でも気を抜くと格下の人に負けてしまうことがあります。
世界の将棋の中で、初心者でも経験者に一番勝ち易い将棋は、チャンギだと思います。


個人的に、チャンギは非常に面白い将棋だと感じていますので、興味を持って対局して頂ける方が増えれば嬉しく思います。

韓国プロ棋士のチャンギ実戦講座

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仏法双六・証果増進之図

2016年01月28日 | 日本のゲーム


先日の日曜(1月24日)、台東区の東本願寺(浅草本願寺)で浄土双六が遊べる機会があるというので、参加させて頂きました。


会場で遊んだものは、証果増進之図というもので、マス目には現世や地獄、悟りの段階を表す文字が描かれています。


仏教の世界観が反映された双六を区別するうえで、文字のみのものは仏法双六で、絵が有るものは浄土双六という区分けをされることもあります。

今回の証果増進之図は、仏法双六の類いで、元は初学の僧が天台の名目を覚える為に作られたといわれています。

浄土双六の骰子は「南・無・分・身・諸・仏」の骰子を使うのですが、仏法双六の骰の目は「貪・瞋・痴・戒・定・慧」になっています。


文政六年(1823年)に再刻された証果増進之図の遊戯法によると、裏表のある6本の棒状の賽を振って、その表裏の組合せが目数になるようですが、ここでは「貪・瞋・痴・戒・定・慧」の文字が書かれた6面体サイコロを使いました。

浄土双六と仏法双六の盤面は、人間の迷いと悟りを10種類に分けた十界で構成されているといわれます。


仏法双六のマス目は全部で123あり、各マスに出目による行き先が記してあります。

振り出しの位置は、須弥山の四州の内の南贍部洲(なんせんぶしゅう)となっており、ここから開始となっています。


各自の駒は、厚紙やゲームチップに名前を書いて使用しましたが、本来であれば、基本教義が書かれた花巌、天台、真言、倶舎、成実、法相、三輪、律、禅、浄土の10枚から選んで、それに自分の名前を書くそうです。


骰子の目ですが、「戒・定・慧」はよいマスに進み、「貪・瞋・痴」はよくないマス目に進むようになっています。

一旦地獄の世界に堕ちてしまうと、そこから這い上がるのは難しいのですが、悟りの境地に達すると、あとは上がりに向けて進むようになっています。


実際に遊んでみると、たかが賽の目で進むだけの双六といえど非常に面白く、皆で様々な境地を感じながら楽しく遊べました。

また、収束制が悪いと思われがちな飛び双六ですが、大勢で遊ぶと短時間でも明暗がくっきりと分かれ、そこも面白いと思いました。


仏法双六よりマス目が少なく、それぞれの境地が絵で描かれた浄土双六も別の場所で遊んでみましたが、こちらは意外とすぐに上がれたので、それほど収束制は悪くないと思いました。

悟りの境地に至るか、地獄を彷徨うかは骰子の目次第ですが、解脱した人がいる反面、いつまで経っても地獄で苦しんでいる人がいる所も、このゲームの楽しさだと思います。

やはり、双六は皆で楽しく雑談をしながら遊ぶと面白いので、仏法双六も浄土双六も5〜6人位で遊ぶのが適正だと思います。

特に、仏法双六に絵を入れ、庶民向けに遊び易くした浄土双六は、色々な境地が図解で解り易くて面白いので、仏法系双六の入門としてはお勧めです。

明治時代の廃仏毀釈で妻帯肉食によって還俗を迫られるまでは、一部を除いて宗派の垣根は殆ど無く、浄土系以外の禅宗や密教、神仏習合の修験道でも浄土双六は遊ばれていたので、今後、宗派に囚われず原点に戻り、各地の寺院などで浄土双六が遊ばれればいいなと思っています。

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タイの骰子博打・ハイロー( ไฮโล )

2016年01月20日 | 骰子(さいころ)ゲーム


今年最初の記事ですが、タイで盛んなサイコロ博打・ハイロー( ไฮโล )について紹介します。


ハイローは、別名・「スーン タム(สูง ต่ำ)」といい、東南アジア諸国で盛んな魚蝦蟹やカジノにある大小と同じ類いのもので、親は3個のサイコロを使い、子は出目を予想してレイアウトにチップを張ります。


タイのサイコロは、1の目が魚の目のような二重丸で、1と4の目が赤く、角が角張っているなどの特徴があります。


タイの賭博用品店には、この角張ったタイ骰子が目印として飾られています。


バンコクのプラカノン運河にかかる橋の下付近には、このような賭博用品店が、何軒か立ち並んでいます。


店は狭いですが、中にはサイコロを振る壷皿が、所狭しと陳列されています。


タイでは、賭博用具は政府の公認がないと製造販売できないので、トランプやサイコロは他の国に比べて少し高価になっています。


タイで賭博は公式に禁じられていますが、アングラな賭博場や葬式会場などで、このハイローがよく遊ばれているとのことです。
勿論、家族や親戚が集まった時に、遊びの範囲で賭けることもあります。


ハイローは、タイ人にはよく知られたゲームなので、Tシャツの題材にも使われ、観光地などで売られています。


ハイローの遊び方の詳細を以下に記しますので、タイ人と遊ぶ機会などがありましたら、お役立て下さい。


■ハイロー(ไฮโล)の遊び方

まず、壷笊の中にサイコロを3つ入れる。
振る前は、まず3つのサイコロを4の目にしてから振る。
4の目にするというのは、皿の上のサイコロを全て4の出目にした状態から始めることである。
親が振り終わると、子は任意の場所にチップを張る。
子が張り終わったら、親は壷笊の中を開示する。
当たれば、賭けた場所に応じた配当があり、外れれば賭けたチップは没収となる。

■配当
●1/2/3/4/5/6…1倍
例:10張った場合、張った10が賭けた人に戻され、更に10貰える
※ゾロ目の場合は2倍、3ゾロの場合は3倍

●1・5/1・6/2・5/3・6/2・4/3・5/4・1/5・2/6・1/6・2…5倍
例:10張った場合、張った10が賭けた人に戻され、更に50貰える
※この目は、2つとも的中させないと当たりにならない

●1・2・3/4・5・6…1倍
例:10張った場合、張った10が賭けた人に戻され、更に10貰える
※この目は、3個のうち2個が的中していれば当たりとなる。1・2・3に賭けて1と2、1と3が出れば当たり

●11ไฮโล(シップエット ハイロー)…5倍
例:10張った場合、張った10が賭けた人に戻され、更に50貰える
※3個の出目の合計目数が11だと当たり

● 5ต่ำ(ハー タム)…5倍
例:10張った場合、張った10が賭けた人に戻され、更に50貰える
※5が出て、合計目数が10以下だと当たり

● 6ต่ำ(ホック タム)…5倍
例:10張った場合、張った10が賭けた人に戻され、更に50貰える
※6が出て、合計目数が10以下だと当たり

● ต่ำ(タム)…1倍
例:10張った場合、張った10が賭けた人に戻され、更に10貰える
※ต่ำ、出目の合計数が3〜10だと当たり。  ต่ำ(タム)=低い

● สูง(スーン)…1倍
例:10張った場合、張った10が賭けた人に戻され、更に10貰える
※สูง、出目の合計数が12以上だと当たり。 สูง(スーン)=高い

●2点賭け…2〜5倍
※1/2/3/4/5/6の目で、隣接した数字の中間線(1と2の間、3と4の間など)にチップを置くと2点賭けになる
※レイアウトが隣り合っていれば、1とต่ำ(タム・低い)、3とต่ำ、4とสูง(スーン・高い)、6とสูงというように賭けられる
※2点賭けは、両方的中しないと当たりにならない
※1とต่ำ(タム・低い)、6とสูง(スーン・高い)は、当たると2倍の配当
※3とต่ำ(タム・低い)、4とสูง(スーン・高い)は、当たると3倍の配当
※1/2/3/4/5/6の数字の2点賭けは、当たると5倍の配当

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香港雀荘と澳門カジノの麻雀・跑馬仔

2015年08月25日 | 麻雀


香港の雀荘や澳門(マカオ)のカジノには、誰でも遊べる麻雀があります。

この麻雀は跑馬仔(パウマァチョイ)といって、港澳以外の大陸では推倒胡(トイダオフー)や槓牌(ガンパイ)などとも呼ばれています。

各地にある推倒胡の規則は、跑馬仔よりも少し複雑なのもあり、これらの規則をより簡単にして生まれたのが、跑馬仔であると思われます。

香港のニュースサイトを見ると、この跑馬仔を「大陸打法」や「大陸跑馬仔」と書いているので、大陸の観光客などを対象に、港澳地域の娯楽場で取り入れられた可能性も考えられます。

この麻雀の存在は知っており、大体ルールは把握していましたが、最近、跑馬仔のアプリをダウンロードして詳細が判ったので、実際に遊んでみました。


跑馬仔は、一般的な麻雀と同じく4面子+雀頭を揃えれば、役が無くても上がりになります。
また、フリテンも殆ど無いので、麻雀の役を知らない人でもすぐに遊ぶことが出来ます。

ただし、麻雀と異なり、上家からチーをすることが出来ず、牌を鳴けるのが、碰(ポン)と槓(カン)のみとなっています。

跑馬仔は槓牌とも呼ばれるように、槓に特徴があり、槓をすると得点になります。

また、自模(ツモ)上がりをすると2倍の点数を各自から貰え、さらに奨馬といって牌を引き、自分の風に適合する牌が出ると得点を得る事ができます。



遊んで気付いたのは、やはり自模の重要性で、この麻雀は自模を狙うことに醍醐味があるのだと思いました。
役が無いぶん、捨て牌を見て牌効率を考えることと、多面待ちを心掛け、如何に自模で上がるかということに神経を集中するので、麻雀の地力が試され、雀力の養成にもなる気がしました。
恐らく、麻雀の強い人は跑馬仔も強いので、澳門のカジノで勝利を重ねられると思います。


以下に跑馬仔の遊び方を記しますので、お遊び下さい。
遊び方や点数は、戯谷の跑馬仔アプリを元にしました。
奨馬で引く枚数も、アプリに合わせて5枚になっています。
跑馬仔は誰でもすぐに遊ぶことが出来るので、各地で開催されているゲーム会向きなのではと思っています。

■跑馬仔の遊び方

◆概要
役が無くても上がれる麻雀。
4面子+雀頭を揃えて上がる。
七対子は採用していない。
チーは出来ないが、ポンとカンが出来る。
槓(カン)をすると、その場で得点が貰える。
配り方も配る牌数も一般的な麻雀と同じ。
荘で勝てば連荘となるが、荘の得点は特に無い。

●参加人数…4人
●使用用具…花牌を除いた麻雀牌一式
●手順…手順は麻雀と同じ

■得点一覧
暗槓…600点(各自からその場で200点貰う)
明槓…300点(カンの牌を出した人が300点払う)
加槓…300点(各自からその場で100点貰う)
食糊(ロン)…300点(放銃した人から300点貰う) ※親のロンも300点
自模…600点(各自から200点貰う)
搶槓糊…600点(搶槓の上がり役。放銃した人から600点貰う)

■奨馬の規則
自模上がりした人が、自模上がった牌の次の牌から5枚引く。
自分の風に適合した牌があれば、1枚につき、各自から100点貰える。
例えば、自分が東で、奨馬で1萬が1枚、5筒が2枚出たら、300点を各自から(合計900点)貰える。
※奨馬で引く枚数は、事前に話し合って決めるのが一般的です。

●奨馬
東…東・1・5・9
南…南・中・2・6
西…西・發・3・7
北…北・白・4・8

麻雀牌 『役満 鳳凰』

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四色牌の九支十仔

2015年08月19日 | カードゲーム


以前、よく四色牌の十胡で遊んでいたので、他の四色牌の遊び方を探していたところ、九支十仔という規則があるのを発見しました。

ちょうど台湾のゲーム対戦サイトで遊べる場所があったので、調べたルールと照らし合わせてみました。

九支十仔 多樂米麻將館

上記サイトの試玩という箇所を押すと、九支十仔を無料で遊ぶことができます。


サイトで遊んで、詳細が判明したので、実際に地元ゲーム会で遊んでみたところ、賭博ゲームとして面白いと思ったので、ここで紹介しようと思います。

遊び方は、手札を全て対子にしたら勝ちというもので、東莞牌の全対という規則に似た遊び方です。

四色牌の十胡と同じく、自模した牌を手に入れずに晒し、それに対してロンやチーをするのが特徴です。

以下に九支十仔の遊び方を記しますので、ご興味のある方はお遊び下さい。



■四色牌・九支十仔の遊び方

◆概要
牌山から1枚ツモして公開し、それで対子が出来る場合はチーをして牌を鳴き、対子を晒す。
手牌を全て対子にしたら上がりとなる。

●参加人数…4人
●使用枚数…四色牌112枚
●札の枚数…上がり時の枚数が10枚
●進行方向…反時計回り

□手順
●各自、山札を引き、帥>将>仕>士>相>象>俥>車>傌>馬>炮>砲>兵>卒の序列で、一番強い札を引いた人が親になる。
●各自が牌を取る前に、親が5枚の牌を取って横に置いておく。
この5枚は、自模上がりした人がめくり、上がった自分の牌に同じものが含まれていたら点になる。これを抽五張という。
●親から反時計回りに1枚ずつ、親は10枚、子は9枚の牌を取っていく。

◆開始
●開始時は、親が10枚、子が9枚を手にして開始
●配られた手牌に対子があったら、裏返して自分の前に出す
●最初に、親が1枚捨てる。
●続いて子が牌山から1枚ツモして公開し(自分の手牌に入れてはいけない)、それで対子が出来る場合は、チーをして牌を鳴いて目の前に晒し、一枚捨て牌をする。
●捨て牌は、手の中で一番種類の少ない牌を選ぶ。
●誰かの捨て牌で対子が出来る時は、チーと発声してその牌を取り、それにより出来た対子を自分の前に晒す。
●次の順番は、対子を鳴いた次の人(右隣)に移る。

◆チーの規則
●鳴ける時は必ず鳴かなければならない
●チーは自模した人が最優先され、次は自模した人に近い位置の人に優先権がある。
●優先順序は自模→胡→チー
●牌を鳴いた場合、手牌にある最も少ない色の牌から捨てる。

◆断張
上家に鳴かれた牌と同じ牌を持っていた場合は、断張といって、その牌を表にして前に出し、鳴いた時にその牌を最初の捨て牌にしなければならない


◆勝利条件
全て牌を対子で鳴き、対子10組を完成させたら勝利となる。

◆上がり
上がりには自模とロン(放槍胡)の2種類の上がりがある。ツモはそれぞれから、ロンはその人から点数をもらう。

◆抽五張
自模上がった後に、海底牌を5枚引き、その中に上がり牌と同じ牌があったら1枚につき1頭入る。
最も海底の牌(一番底にある牌)と同じ牌が有ったら、それは2頭となる。


◆得点計算
●一色胡(1種類の色)…4頭
●二色胡(2種類の色)…3頭
●三色胡(3種類の色)…2頭
●四色胡(4種類の色)…1頭
●無兵卒(兵卒が無い上がり)…1頭
●無将帥(将帥が無い上がり)…1頭
●自模(ツモ)…1頭
●抽五張(※自模の時のみ)
●開交胡(上がり牌が、3つ同じ種類の牌の場合、例えば「兵兵・兵兵・兵兵・兵兵・卒卒」、「仕仕・仕仕・仕仕・士士・士士」など)…5頭
●開交対子(上がり牌の中に同じ牌が4枚あった場合)…1頭

※四色牌(十胡のルール付き)

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台湾のトランプゲーム・大老二

2015年08月17日 | カードゲーム



最近、台湾のトランプゲーム・大老二に激しくハマっております。

このゲームは非常に完成度が高く、延々続けてしまう中毒性があります。

大老二は、台湾や香港・澳門(マカオ)、東南アジアの華人の間で盛んにあそばれており、港澳では鋤大Dまたは、鋤大弟などと呼ばれています。

遊び方は、大富豪とポーカーを足したようなもので、手札を全て出した人が勝利者となるものです。

先日の地元のゲーム会で、他のゲームも色々とあるのに、気付いたら誰かが飛ぶまで、延々と3時間位続けてやってしまいました。

大老二は本当に面白いので、是非とも多くの人に遊んでほしく思っております。


■大老二の遊び方

◆概要
出された場札に対して、より強い札を手から出していき、場に一番強い札を出した人が、次に札を出す権利を得る。
手札を出せない時や、出したくない場合は、パスを宣言する。
一度パスをして、再び自分の順番になった時には、再度パスをしても札を出してもよい。
手順を繰り返し、手札を全て捨てて上がった人が勝利者となる。
手順は、大富豪(大貧民)と大体共通している

●参加人数…4人
●使用枚数…ジョーカーを抜いたトランプ52枚
●手札…各自13枚
●札の強弱…3<4<5<6<7<8<9<10<J<Q<K<A<2
●スートの強弱…スペード>ハート>ダイヤ>クラブ

□手順
●開始…クラブの3を持っている人から開始する(最初は必ず♣3を出さなければならない。出し方は、1〜3枚出しでも、5枚の役の出し方でも構わない)
●進行方向…反時計回り

□札の出し方
◆1〜3枚出し
●煉丹(1枚出し)
●一対(同数の2枚出し・ワンペア)
●三條(同数の3枚出し・スリーカード)

1〜3枚出しでは、出された同枚数のより強い札を出せば勝つことができます。
同じ数字の札でも、スートの強さが上回っていれば勝つ事ができます。
例えば、♣4を出されたら、♦4や♥4、♠4を出せば勝てます。
また、相手の同数の一対(ワンペア)に対しては、一番強いスートの札を1枚持っていれば勝つ事ができます。
例えば、相手の♦3♥3に対し、♣3♠3で勝つことができます。
   
◆5枚の役
●順子(連続した数字・ポーカーのストレート)
●同花(同じスート・ポーカーのフラッシュ)
●葫蘆(一対と三條の組合せ・ポーカーのフルハウス)
●鉄支/鉄扇(同数4枚と好きな数字1枚・フォーカード+1)
●同花順(同じスートの順・ストレートフラッシュ)

ストレートの出し方は、「10・J・Q・K・A」までの場合と、「J・Q・K・A・2」まで出してよい場合が地域により異なるようです。
私が猿のように遊びまくっている大老二のアプリでは、「J・Q・K・A・2」までは出せず、「10・J・Q・K・A」となっていますが、「J・Q・K・A・2」が可能なルールもあるようです。
どちらが正しいというのは無いので、よりよいと思う方をご採用下さい。
個人的には、「10・J・Q・K・A」の方が、他との整合性が取れていていいと思いました。

5枚の役は、出された数字やスートを上回っていれば、出して勝つ事が出来ます。

順子(ストレート)の場合は、「3・4・5・6・7」を出された時、「4・5・6・7・8」を出せば勝つことができます。

相手の出した「3・4・5・6・7」に対し、同数の「3・4・5・6・7」を出す場合は、相手の出した一番強い数札・7のスートに対して、自分の一番強い数札・7のスートが上回っていれば、勝つことができます。
具体的にいうと、相手の「♥3・♠4・♦5・♥6・♥7」に対し、「♣3・♥4・♣5・♣6・♠7」を出せば、勝つ事が出来ます。

つまり、同数のストレートでは、一番強い数札のスートが上回っていれば、他のスートが全て下回っていても勝つ事が出来ます。

ストレートで最も強いのは、「2・3・4・5・6」で、次に強いのは、「10・J・Q・K・A」>「9・10・J・Q・K」…となっています。

※ストレートの強弱
2・3・4・5・6>10・J・Q・K・A>9・10・J・Q・K>8・9・10・J・Q>…A・2・3・4・5(最弱)

これも地域差があるようで、台湾以外の中華圏では、「A・2・3・4・5」を最強として、「2・3・4・5・6」が次に強い場合もあるので、事前に確認しておく必要があります。

同花(フラッシュ)の場合は、♣<♦<♥<♠の強さで勝つ事ができます。
ただし、同花では相手の最強カードの数より強い数字のカードが含まれていないと、スートを上回っただけでは勝てません。
例えば、相手の「♣ 10・♣J・♣Q・♣K・♣A」に対し、「♥3・♥4・♥5・♥6・♥K」を出しても、ハートで一番強い「♥K」が、相手の最強「♣A」を上回っていないので、勝てません。
この場合で勝つには、「♥A」か「♥2」が含まれていないと勝つ事が出来ません。

葫蘆(フルハウス)は、33・777に対して、44・888というように、2枚組と3枚組のそれぞれが上回っていると勝つ事ができます。
※それぞれが同数ならば、スートの強さで上回っていれば勝てます。

5枚の役には強さの順序があり、順子(ストレート)<同花(フラッシュ)<葫蘆(フルハウス)<鉄支(4カード+1)<同花順(ストレートフラッシュ)となっています。
例えば、相手が順子(ストレート)を出して来た時に、同花(フラッシュ)を出せば勝ち、それに対して葫蘆(フルハウス)や鉄支(4カード+1)、同花順(ストレートフラッシュ)を出せば勝つ事ができます。

□勝利条件と得点計算
●勝利条件…手札を全て出して上がった人のみが勝利者となり、残りは敗者となる
●得点計算…手札に残った枚数が失点となる

敗者となった残り3人は、残った手札ぶんの失点を勝者に支払います。
例えば、手札に2枚残していれば2失点、5枚残していれば5失点となります。
以下のように罰則で、2倍〜4倍負けの場合もあります。

◆失点の罰則
● 2を手に残していたら2倍負け。2枚残しで4倍、3枚で6倍、4枚で8倍負け
● 8枚以上手に残していたら2倍、または3倍負け
● 1枚も出せずに負けた場合、4倍負け

例えば、負けた時の手札が9枚で、2が2枚含まれていた場合は、9(残った枚数)×2(8枚以上の罰則で2倍)×2(手札に2を残した罰則で2倍)×2(手札に2を残した罰則で2倍)=72点となります。
失点の罰則で、1枚も出せなかった場合の罰則と、8枚以上残して負けた場合の罰則は重複せず、4倍負けになります。
失点の罰則も地域により異なっているので、罰則の得点は、事前に各自で決めてから始めましょう。

□特殊例
配られた手札が、「A・2・3・4・5・6・7・8・9・10・J・Q・K」の場合は、「一條龍」という役で即勝利となり、各自の手札×3倍の点数が貰えます。
また、配られた手札が、同じスートの「A・2・3・4・5・6・7・8・9・10・J・Q・K」であった場合は、「同花一條龍」という役で即勝利となり、各自の手札×4倍の点数が貰えます。

バイスクル トラジックロイヤリティ
【トランプ】 バイスクル BICYCLE ゴーストデック GHOST DECK

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賭けずに楽しむ日本の賭博ゲーム (立東舎)

2015年04月30日 | 日本のゲーム

5月15日に立東舎より「賭けずに楽しむ日本の賭博ゲーム (立東舎)」という本が出版されます。

この本は、日本の様々な賭博を図版入りで紹介しているものです。

よく知られた丁半やチンチロリン、どぼんなどの他、チイッパやヨイド、賽本引き、受け将棋、えちょぼ、3人六百間の詳細など、マニアックなものも含めた30種類の賭博遊戯を紹介しています。



全体の構成は、以下のようになっています。

■PART1 サイコロゲーム
チンチロリン/丁半/ちょぼいち/きつね/賽本引き/ヨイド/チィッパ

■PART2 花札ゲーム
こいこい/六百間/むし/えちょぼ

■PART3 地方札ゲーム
おいちょかぶ/京かぶ/かちかち/五枚株/手本引き/くじゅろく/シリンマ

■PART4 トランプゲーム
どぼん/きりふ/オール/ソロ

■PART5 麻雀牌ゲーム
麻雀ポーカー/一通消し/東天紅サンマ/十半/ブー麻雀

■PART6 その他のゲーム
受け将棋/なんこ/モヤ返し

賭博ゲームは、単純な手順を繰り返すものが多いので、ゲーム性を越えた各自の人間性が全て出て来る面白さがあります。
この類いのゲームは、長時間繰り返すことにより妙味が深まるので、友達と一晩中お遊び頂ければと思っています。

発売は5/15ですが、5/5に東京国際展示場(東京ビックサイト)で開催されるゲームマーケットで先行販売致します。

販売場所は、版元のリットーミュージック社のブース(番号A16)で取り扱い、会場特典として、立東舎のロゴ入り・特製「手本引き札」を限定で進呈します。



その他、本に記された日本の賭博ゲームが遊べるイベントが、下記の日程で行われますので、そのチケットもゲームマーケット会場で販売致します。

日時:6/18(水) OPEN 19:00 START 19:30
会場:道玄坂ヒミツキチラボ
東京都渋谷区道玄坂1-22-12 長島第一ビル2F
 
料金:前売 ¥2,200 当日 ¥2,700

これを機会に、日本の賭博ゲームをチップで楽しく遊んで頂けたらと思っています。

賭けずに楽しむ日本の賭博ゲーム (立東舎)は、アマゾンなどでも予約販売しておりますので、ご興味のある方は是非ともお買い求め下さい。

どうぞよろしくお願い致します。

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双天至尊堂・天九牌

2015年02月24日 | 中国骨牌(天九牌)

現在、双天至尊堂の新作として、天九の紙牌を製作しております。
この天九牌は、牌の名前と強さが記されているので、誰でもすぐに天九牌の様々なゲームが遊べるようになっています。


特に牌の強さが、名前順に並んで表記されているので、繰り返すうちに天九牌の名前と強さが自然と身に付くようになっています。

また、牌の名前の正式な発音も発音記号付きで記されているので、天九牌の学習カードとして最適なものになっています。


さらに、「天九」・「逐鹿中原」・「牌九」といった天九牌の3種類のゲームの詳しい解説書も付いております。

 

天九や逐鹿中原を遊ぶ際に必要な、場風や局数を示すカードの他、

 

それぞれの解りやすい説明カードが、それぞれ4枚ずつ入っております。

 


取り敢えず、現在、ほんの僅かだけしか用意できないので、大阪で少量を先行・限定販売して、東京のゲームマーケットで正式に発表しようと思っています。

値段は¥1800円位で、ゲームマーケット特別価格で¥1600を予定しています。



最強の学習カードとしてだけでなく、一生遊べるものとして作りましたので、末永く遊んで頂きたいと思っております。



天九牌の最強の役である双天と至尊を屋号にする程、天九牌には思い入れがあり、今まで普及を含め、遊び方や歴史・文化などの探求を続けてきました。

なので、天九牌を伝えることには何故か使命感を感じておりますので、多くの人が天九の牌をこのカードで憶えて頂けたらと思っています。

そして、牌を憶えたら、実際の牌で打って頂きたく思っています。

この牌には、牌九の詳しいルールや見やすい役一覧カードもありますので、カジノで牌九を打ちたい人にも役立つものと思っています。


取り敢えず、完成品は大阪のゲームマーケットの現場に当日、少しだけ届くので、ごく少量を先行販売いたします。



その後は、数を揃えて東京のゲームマーケットで販売しようと思いますので、どうぞよろしくお願い致します。


※追記 ご紹介している双天至尊堂の天九牌は、世界のゲーム販売で通販を開始いたしましたので、どうぞよろしくお願い致します。

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「手本引きセット」の通販を開始しました

2014年06月10日 | 日本のゲーム


双天至尊堂・手本引きセットの通販を、「世界のゲーム販売」で開始しました。

価格は¥3800となっております。

当初は、全ての札(張り札、繰り札、モク札、通り半丁)のみの予定が、衝立てや配当盤などが入り、制作費が予想以上にかかってしまいましたが、値段は約束通り、抑えめに設定することにしました。

誰でもすぐに遊べるようになっていますので、 これを機に、是非ともお遊び頂けたらと思います。

なるべく親を10回以上続けた方が、心理的な読み合いが楽しめるので、じっくりお遊び頂けると、その面白さを実感することが出来ると思います。

勿論、娯楽の範囲内のゲームとしてのみ、お楽しみ下さい。

それでは、何卒よろしくお願い致します。 


双天至尊堂・手本引きセット

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双天至尊堂・手本引きセット完成

2014年05月21日 | ゲームマーケット


双天至尊堂の新作である、誰でもすぐに遊べる手本引きセットが完成しました。

6月1日のゲームマーケットにて、特別価格(3200円)で販売を開始いたします。

この手本引きセットは、一箱の中に、張り札30枚(6×5枚)、繰り札12枚(6×2枚)、モク札6枚、通り・半丁札10枚(5×2枚)、衝立て(一つ)、配当盤5枚、碁石5個、解説書(8頁)が入っており、最大6人まで遊べます。

今回の手本引きは、ゲームとして、誰でもすぐに遊べるように、様々なアレンジが加えられています。

■配当が一目瞭然になる配当盤を開発

本来であれば、札の向きや並びで配当を示すのですが、倍率が記されているので、その必要が無くなっています。その為、3〜4点賭けは形が統一されています。

■片手で札をたぐる必要無く衝立てを用意

本来は片手で札をたぐって選び、手拭に包んで出すのですが、札をたぐるには訓練が必要なので、衝立ての後ろで札を入れ替えられるようになっています。
※勿論、各自で手拭を用意して頂き、包んでも可能です

■4点賭けの配当0.25を0.2にして、端数を出さない

手本引きセットは、ゲーム用にチップを使うので、10チップからでも賭けられるよう、多く採用されている-0.25の配当を、-0.2にしました。
-0.25だと、どうしても小数点が出てチップをうまく配れないので、(10の0.25倍は2.5、30の0.25倍は7.5など)、ゲーム用に0.65の配当を0.7に変えて、端数がでないようになっています。

以上のように、誰でもゲームとして、すぐに遊べるようになっています。
ですので、本来の手本引きとは異なる、手本引きのゲーム版です。

 

ゲームマーケット終了後の価格や販路は未定ですが、このサイトの「世界のゲーム販売」で取り扱うことを予定しています。

(追記補足)世界のゲーム販売で、手本引きゲームのセットを販売開始致しました。

どうぞよろしくお願い致します。

 

※当製品はゲーム専用品として製作されておりますので、ゲームとしてのみお遊び下さい。

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