世界遊戯博物館ブログ

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双天至尊堂・手本引きセット完成

2014年05月21日 | ゲームマーケット

双天至尊堂の新作である、誰でもすぐに遊べる手本引きセットが完成しました。

6月1日のゲームマーケットにて、特別価格(3200円)で販売を開始いたします。

この手本引きセットは、一箱の中に、張り札30枚(6×5枚)、繰り札12枚(6×2枚)、モク札6枚、通り・半丁札10枚(5×2枚)、衝立て(一つ)、配当盤5枚、碁石5個、解説書(8頁)が入っており、最大6人まで遊べます。

今回の手本引きは、ゲームとして、誰でもすぐに遊べるように、様々なアレンジが加えられています。

■配当が一目瞭然になる配当盤を開発

本来であれば、札の向きや並びで配当を示すのですが、倍率が記されているので、その必要が無くなっています。その為、3~4点賭けは形が統一されています。

■片手で札をたぐる必要無く衝立てを用意

本来は片手で札をたぐって選び、手拭に包んで出すのですが、札をたぐるには訓練が必要なので、衝立ての後ろで札を入れ替えられるようになっています。
※勿論、各自で手拭を用意して頂き、包んでも可能です

■4点賭けの配当0.25を0.2にして、端数を出さない

手本引きセットは、ゲーム用にチップを使うので、10チップからでも賭けられるよう、多く採用されている-0.25の配当を、-0.2にしました。
-0.25だと、どうしても小数点が出てチップをうまく配れないので、(10の0.25倍は2.5、30の0.25倍は7.5など)、ゲーム用に0.65の配当を0.7に変えて、端数がでないようになっています。

以上のように、誰でもゲームとして、すぐに遊べるようになっています。
ですので、本来の手本引きとは異なる、手本引きのゲーム版です。

 

ゲームマーケット終了後の価格や販路は未定ですが、このサイトの「世界のゲーム販売」で取り扱うことを予定しています。

(追記補足)世界のゲーム販売で、手本引きゲームのセットを販売開始致しました。

どうぞよろしくお願い致します。

※当製品はゲーム専用品として製作されておりますので、ゲームとしてのみお遊び下さい。


学研・ムー6月号に「勝負師と運」について寄稿しています

2014年05月09日 | 日本のゲーム

5月9日(金)発売の学研パブリッシングの雑誌「ムー6月号」に、「プロの勝負師が語る運の秘密」という14ページの文を寄稿しています。

内容は、一流のプロ棋士やプロ雀士、プロのバックギャモンプレイヤーなどから、勝負における運に関する話を取材し、運の正体について考察するというものです。

元々、ゲームは、古くは神意や吉凶など、運を見極める為の道具として用いられてきた歴史があります。

また、ゲームをしていると、偶然と解釈するにはあまりに不可解な局面に出くわし、勝負運が一気に変わってしまうこともあります。

また、明らかに引きの強い人がいたり、運不運が波のように移動したりと、運の流れが目に見える形で見て取れるのが、ゲームなどの勝負の世界です。

果たして、運の正体とは一体何か?
勝利の女神と呼ばれるものの正体は?
はたまた、悪運をもたらす不の要素とは何か?

などについて、有名勝負師の事例や、古今東西のゲームの達人にまつわる話から解き明かしているのが、今回の内容です。

チェスのミハイル・タリや、チェッカーのマリオン・ティンズリー、ポーカーアリスなどの伝説的プレイヤーの逸話もありますので、ゲームに興味のある人は必見の内容となっています。

その他、歴史上の強運な勝負師や、勝負師に運をもたらすパワースポットなどについても紹介しています。

お読み頂ければ、運についての意識が高まり、今より運がよくなる事は間違いないと思いますので、ご興味のある方は、是非ともよろしくお願い致します。

ムー 2014年 06月号 [雑誌]