Nu-fatty

何を吟味するのか?
オニュウーなデブッチョとなっていくのか?
雑食のヤシガニみたいに、食い尽くせっ!!

悪夢 Part 1 in 宮古島

2013-06-08 04:11:02 | Weblog

 

シャワーを終え、ユニットバスから出た瞬間、

彼女の部屋を見て、ビックリ!

シャレオツな部屋。

ロフト使用で、中2階があり、そこは、寝床らしい。

こじんまりした、カワイイ女性向けの部屋。

俺が見た、蒲田の親戚の兄貴の部屋とは、

『天と地』の差って感じなのだろう。

 

ようやく落ち着いて、小ちゃなコタツに足を入れると、

(あっ!)

彼女が、凄まじい顔で睨みつけている。

(これは、天国から地獄へ、だな。/ 笑)

『.....................』

(裁判が始まるぞぉ~~)

『.....................』

『ダイズ、ピシかりゃ~!』(本当に、寒いなぁ~/宮古方言)

『.....................』

『オイ、あんたの顔、鏡でみたかぁ?』

『何がぁ~!』

『ダイズ、アザになって、"フクパリッて"、いるよ』

(腫れて / 宮古方言)

『マジでなぁ~』

(渋谷の公園を、想い出す。)

『ナニしていたかぁ~?』

『別に、人が "ウヌスク、ダァ~ヴァ、ガジャミキテ” いたから、"ダマガリテ、ビラキタさぁ~"』

( こんなに、いっぱい、ゴチャゴチャ:びっくりして、ひっくり返ったさぁ~/ 宮古方言)

『.....................』

『ウソォ~~つけ!、"ダラカ、フッファ"よ!』(嘘付き子供 / 宮古方言)

『して、こんなジャンバー(B-3 Bommer Jacket) 持ってなかったさぁ~!』

『.....................』

『これ、渋谷で友達になった金持ちの大学生が、寒そうだからあげるよって言って、

もらったさぁ~~!』

『"ヤマト"の人は、優しいなって思ったよぉ~!』

『.....................』

『ウソォ~~つけ!、絶対"ダラカ"だ!』(嘘 / 宮古方言)

『あんな人は、いない!これ買ったら高いよ15~6万くらいするハズ!』

『.....................』

『でも、くれたのになぁ~~』

とかの、やり取りで1時間経過.........

 

女性の感情に、感情で対応すると、男性は逆切れ怒りになり、

ラチがあかなくなるので、(古(いにしえ)の男女の会話の進め、から引用?/笑)

俺は、次の手を考えマズは、ひたすら謝りモード......

頃合いを見て、甘え声で、またひたすら謝りモード......

そして、話しをムーディーに変えて行く。

だって、18位のガキが考える事って、喜怒哀楽のアトは、

オスの繁殖本能を、曝(さら)け出して行くしかないっしょ。(笑)

そいでもって、電気消灯の『アッハァ~~~ン♥』

 

一仕事終えたアト、お互いにリラックス・モード♥

そして、次の本題へ!

(ッて言うか、その行為、ヒモか、ジゴロの手でしょ?!)

『我ながら、卑怯なサヴァイヴァルの手だ。』

と、今更ながら思ってしまう、最低なヤツ!!(謝)

 

そして.............

自分から作り上げて行くシナリオで....

悪夢への序章........

始まり始まり...........

 

 

 

 

 

 

 

 


迷走 Part 9 in 宮古島

2013-06-05 00:16:37 | Weblog

 

2,3日程、NEW WORLDの生活を供にしていると、

オッちゃん達が、同時に口を開いた。

『アンちゃん、若いんだから、こんな生活したらダメだよぉ~』

と、ほがらかに俺を諭(さと)す。

『えっ?!』

思わず、自分達は棚に上げといていいの?と口に出しそうになった。

『アンちゃん、面白いから、色んな事やって挑戦してみなぁ~!』

『俺達が言うのもなんだけどなぁ~~!』

と『ハッハハハッ・・・・』と暗がりの小さな公園に

遠慮した笑い声が、小さく木霊(こだま)した。

 

そこで、俺は何是だか、彼女に頭下げようと思い、

『ちょいと、電話してくる。』と言って、

その場を立った。

『んだ、んだ、その方がエエェ~ッて!』

の声に励まされ?!

 

電話ボックスに行き、財布に挟み込んだメモ用紙を見て、

プッシュボタンを押す。

『プルルルルッ............』

『はい、モシモシ』

『俺だけど....』

『アンタ、バカかっ!』

『何にも連絡しないで........』

『スマン、スマン.....』

とりあえず、オモイっきり怒られる。

『何をやってるか、マズっ?』

『あのぉ~、今夜、家に泊まっていい?』

『...................』

『何処にいるか?』

『シ・ブ・ヤ!』

『格好付けんでいいから、最終ギリギリだハズだから、早く来い』

 

世話になった、オッちゃん達に、

『また、遊びに来るからぁ~~!』と言うと、

『来るな!』と笑いながら言われ、

俺は、何となく会釈した。

『アトでねぇ~~!』

『アトでって、またスグ来るのかい?』

と、驚いた口調で言われた。

島では、バイバイの時に『アトでねぇ~~!』って言うんだって、教えた。

英語ニュアンスの『See you later!』の感じだと思うけどね(笑)

 

すぐさま、駅のコインロッカーへ走り、荷物を取り出す。

ヤマト、約一週間めで、2,3日は、コインロッカー代だけ使い、

アトは、一銭も使わなかった。

残金ナンダカンダで、 ¥11,000 & 少々、也ィ~~~~

 

電車へ乗り込み、イザ! 新高円寺へ!

新宿で丸の内線へ乗り換えと、思ったが、

考えてみたら、初めての地下鉄だったので、

新宿駅構内で、しばしパニック!

駅員さんに尋ね、地下鉄へ。

 

電車に乗り込んで、ちょっとホッとした時に、妙な感じに気付く。

俺の周りが、軽く空いているのだ。

最終間近の、ちょっと込み合った電車内だのに、

(俺、怖い顔しているのかなぁ~?)

(何か、あるのかなぁ~?)と思いながらも、

電車に揺られ、新高円寺へ着く。

階段上り、彼女が待っていた。

 

『間に合ったね.....!』

『クサッ!!』

『...................』

『何がよぉ~~?』

『アンタ、かなり臭いよ!』

『マジでなぁ~?』

 

『いつ、風呂入ったかぁ~?』

(アッ!)

(考えてみたら、最低でも4日位?入っていない!)

『...................』

『顔も、何んか腫れていないかぁ~?』

『...................』

 

小言を言われ、彼女の家へ向かう。

『近っ!』

駅から2,3分位で、着いた。

そして、着いた早々、

『臭いから、風呂へ入れ!』

の一言で、ウチへ入れてもらった。

 

だから、電車内では、みんな俺を避けていたのかぁ~~!

久方ぶりの温かいシャワーを、浴びて想い出しながら、

クッククと笑う。

『ザァー』ってシャワーの水の音に、まみれながら現実の世界へと............

 

 


迷走 Part 8 in 宮古島

2013-05-26 23:05:23 | Weblog

 

『ここのメシが美味いんだ!』

『....................』

『アト、ここのメシ揚げ物が美味いんだ!』

『....................』

『ここは.........』

『....................』

ってな感じで、色々グルメツアーをされるが、

店の裏の残飯バケツ、ほじくって、

何やら自前の弁当箱に少しずつ、入れて行く。

 

俺は、ただそのオッちゃんの後ろに付いて、

何故だかビニール袋に入った空き一升瓶を渡されていた。

『オイ、アンちゃん、コレ上物の酒だぜ!』

『....................』

(店の後ろに積まれた空き瓶の、残り少々)

『アニ(何)やってんだよぉ!それに入れろよ!』

『....................』

『そう、そう』

 

そんなこんなで、空き一升瓶半分くらい溜まった、

あらゆる酒の種類の、混合酒が出来た。

ウィスキィー、日本酒、焼酎、ちょとビール....

さすがに俺は、『エライ事に参加してしまった!』と

思いながらも、興味津々で『面白そう & 経験、経験』の方が、

心の秤(ハカリ)、断然優位だった。

しかし、その時は正直、言葉がまったく(方言ですら)出て来なかったなぁ~(笑)

 

弁当箱にギッシリと詰めた、小料理屋の上等?!メシと、

怖い混合酒。

なんか準備は、整った?!みたいで、

『行こうや!』

『ンザにぃ~?』(何処にぃ~? / 宮古方言)

『あぁ~っ?』

『何処にぃ~?』

『付いて来いやぁ~!』

 

街の中通り抜けて、小さな公園?神社?らしき所に着いた。

(今でも其処は、想い出せない場所である、まさに"迷走")

2,3人の人影が、コソコソと座ってた。

『おぉ~う!』

『おぉ~う!』

『おぉ~う!』

『....................』

『面白えぇ~、アンちゃん拾って来た.....』

(ナヌゥ、拾ってぇ~.....)

『座れやぁ~、みんな仲間だからよぉ~』

 

持ち寄りの弁当箱が並び、薄暗いながらも怖そうな色の酒瓶が並び、

ちょいとした宴会。

『オイ、アンちゃんよぉ~、ここで守って欲しい事があるだけどよぉ~』

『....................』

『小声で騒ぐのがルールだからな!』

何かと思えば、”ルール”!

こんんなに”ルール”に縛られて無い人達だと思っていたのに、

”ルール”!

『ホラ、メシまだだろぉ!食えやぁ~!』

屈託の無い笑顔で、オジさん達”ルール”を守り、

小声で騒いでいる。

『ホラ、遠慮なんか、すんなぁ~!呑んでぇ~食えやぁ~!』

 

ちなみに、メシは全然って言うか、かなり美味かった。

酒は、凄まじい味だったが、酔いが廻るのが超高速だったのを覚えている。

オッちゃん達の長年の経験?!今で言う、残飯ソムリエ?かなぁ~?!(笑)

素晴らしい、嗅覚と感覚を持ってたハズ!

 

寒空の渋谷の何処か!?、

裏体験を "今" オモイっきり鮮明に想い出し噛み締めている......

『アレは、何だったんだろう~?って』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


迷走 Part 7 in 宮古島

2013-05-20 22:54:10 | Weblog

 

暖かくなりながらも、体中ズキズキで、

チョイとした、赤化粧を施したツラで、

センター街と逆方向のモヤイ像あたり、渋谷をウロつく。

 

裏街道の探検をしていると、新宿で見かけた、紙袋を抱えた人を見た。

(まったくをもって、別人だとは思うけど、当時は..........)

『行動範囲、広いなぁ~』と思い、つい声をかけた。

『あのぉ~、何か探しているんですかぁ~?』

『ビクっ!』

『............』

(そりゃそうだ、革ジャン羽織り、リーゼント頭で、顔ちょいボコっ!)

『ナ、ナっ、何だよぉ~?』

『いやっ、ただ何をしているのかなぁ~と思って。』

『............』

『アンちゃんには、関係ないだろう!』

『............』

 

『2,3日前に島から出て来て、何か全てが興味アリアリで!』

『............』

『島?』

胸を張って堂々と言い切る!

『宮古島!!』

『............』

 

『何処だそれ?』

『沖縄の......』

『............』

『............』

 

そうこう、言い交わしている間に、

『アンちゃん、面白えぇなぁ~』

意気投合してしまった!?(笑)

 

アテも無い俺は、『WELCOME TO NEW WORLD!』で、

行動をともにした。

 

『オイちゃーん!』

『アンちゃーん!』

みたいな、やりとりで渋谷の『NEW WORLD!』

サヴァイヴァルを、教えてもらってた.............

 

 

 

 

 

 

 


迷走 Part 6 in 宮古島

2013-05-15 03:04:47 | Weblog

 

空を仰いで、ポカァ~~ン!としていると、

3月後半、東京の陽は傾くのが早くて、

公園の街灯が、蛍の様に。ポッツ、ポッツ・・・と

辺りを照らし始め、ほのかに安心感を与えてくれる。

 

平日、月曜日だけど街の喧騒音が、ひしめき合う建物に、

跳ね返りながらエコー効果で、『#$%&’=!”#$』と、響く公園。

『虚しき孤独かなぁ~ 都会のざわめきぃ~』

 

向こう側の暗闇から、騒ぎながら数人、

"渋カジ" (古)で決めた、大学生らしき人影が、近づいて来た。

まだ、寒い東京の夕暮れ時である。

 

3人、俺の横を通り過ぎたとき、鼻で笑い飛ばしながら、

見下げた態度で『馬鹿笑い!』し、通り過ぎて行く。

(今想えば、G-ジャンにリーゼント頭が、場違いにいるもんなぁ~)

途方に暮れていた俺は、寒いし、ヤツらの革ジャン(イメージ)暖かそう~だし、

勝手なイメージで、『親から金もらっている、ボンボンなんだろう~』って

怒りの沸騰点が、フッツ、フッツと煮えたぎって来る事が

そんなに、時間は、かからなかった。『チィ~ンッ!』

 

『オイっ!』

『なんだぁ~!』

『ノォ~リャ~? ウワタぁ~、バンヌゥ、ナミィドゥ~なぁ~?』

(何かぁ~? お前なんか、俺をナメてるなぁ~? / 宮古方言)

『.................』

『.................』

『.................』

(そうなるよねぇ~ / 笑)

多勢に無勢で、イキがって来る3人組。

『何だよぉ~おメェ~、日本人じゃ無いのかよぉ~!』

『何語、喋ってるんだぁ~~!』

ケラケラ、馬鹿笑い。

 

『お湯、湧きましたぁ~!』

『湯気立ちまくって、頭、真っ白です。』

『ナっ、ナっ、ナンだぁ~、#%&$'&!"$........』

(喧嘩、売って来たのは、向こうだもんねぇ~、買いまぁ~~~~~ス!♪ ♪ ♪)

 

運良く?

ハッタリかまして、3対1で、勝利~~~♪

3人組を仕切ってるポイッ、一人だけ狙いを定め、徹底的に、

『ドキュ~ン、バキュ~ン』

『イライぎぃナリ、グドゥンノゥキャーや、マンティ~!!』

(偉そうに、愚鈍者なんかだなぁ~本当にぃ~ / 宮古方言)

と、感情あらわにする時は、決まって方言になる。

(自分のレッドゾーンバロメーター、標準語から方言へ移行と言う事が分かりました。)

 

赤い化粧を、マダラにほどこした両者!(笑)

『スミマセン、スミマセン.....』って言葉で、

我に戻って行く。

(もちろん、言葉も訛ってはいるが、標準語に戻って行く。)

 

『オイっ、これ (革ジャン(イメージ))暖かそうだから、頂戴!』

『ハイッ!』

戦利品ゲット!!

 

”ヤマト” 3日目で、寒さから解放~~~!?

『ホクホク、ボコボコ、ダラダラ、ジィ~ン......』

と色々な、擬音が混ざっている感覚と、感情。

 

そして仲間呼んで来るかもと思い、

素早く、公園を立ち去る。

仕返しより、『やっと、暖かくなったから渡したく無いもんねぇ~』

と、当時思っていた気持ち。

 

残金ナンダカンダで、 ¥12,000 & 少々、也ィ~~~~

 

 

『さぁ、イヨイヨ迷走しまくりまぁ~ス!.................』