絵画全般

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早すぎた画家の死か?。その1。

2009年10月30日 | 絵画
佐伯祐三。写真合成1988.3.美術の窓、中刷り写真より。

夭逝の画家…佐伯祐三。二十代で晩年を迎え死去、後々の青年画家達に多大な影響を与えた。作品は東京八重洲ブリジストン美術館で観ることができます。

独自に作った吸い込みが好く、刷毛後が残るざらざらしたキャンバスに、パリの街を歩いて探しだした場所・風景を、一気にナイフ、筆を走らせて 『入魂』 に成功した画家。
没後80年を過ぎて今なお、人々に臨場感を持って迫る希有な画家の一人です。
彼の後にパリに渡った日本人画家は凡て霞んで見えます。霞むのが日本の景色では有りますが…。後は明治から続く流行りのスタイル輸入…何処かの先生に終わった画家ばかりです。今も変わりませんね。

例外はフジタと佐伯くらいです。この希有な二人の作品制作の基礎、裏方的な共通点は地塗りに在ることを今日再確認しました。支持体は大切ですね。。。。。

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