活字デジカメ

益なし,根拠なし,言いっ放しの電脳写真機机上妄想コラム。できれば毎日更新したい。

デジカメ芸人はまだ来てない。

2009-11-09 21:43:39 | Weblog
家電芸人がメーカーや流通サイドからも評判になってます。
と,いう話を聞くまでは実は全然知りませんでした。TVは週にせいぜい2時間ほどしか観ない人なもので(汗)。
家電芸人とは,雨上がり決死隊の「アメトーーク」というバラエティ番組の企画の一つで,家電に詳しい芸人さんたちがウンチクを披露しつつ,愛用の製品を熱く語り紹介するというもの(←ネットで動画を探して初めて観た)。
お笑い,というより新手のテレビショッピングと言えるかも知れませんねー。

テレビとネットの関係からみる消費者動向~「アメトーーク!家電芸人」が市場に与えた影響とは!?~
価格.comが,家電芸人の商品紹介とその製品へのアクセスの関係を調べて解析した結果です。
際立っているのが,ヤマハのデジタル・サウンド・プロジェクター「YSP」シリーズと,パナソニックのオーブンレンジ「3つ星ビストロ」シリーズで,凄い反響が認められています。その他,番組にて紹介された製品は次々にヒットしている様子。
一方,カシオEXILIM EX-FC100,パナソニックLUMIX DMC-GH1,ニコンCOOLPIX S1000pj,タカラトミーXiao TIP-521のデジカメ4製品では,反響はあったものの,その効果は他のジャンルに比べごく小幅。
なぜなのか。
価格.comによると以下の通り。
① 単独で取り上げれば反響がある製品でも、複数のライバル製品と横並びの紹介にすると、あまり大きなインパクトが得られない。
② デジタルカメラのプラスアルファ機能など、視聴者にとってそれほど目新しい情報でないものについては、多くの時間を割いても、さほど反響が得られない。

どうなんでしょう,当たらずとも近からずといった感じ。
すなわち,消費者は,デジカメについては他の製品に比べて圧倒的に知識,情報あるいは関心を持っているんです。
それは,広範なジャンルをカバーしている価格.comのクチコミ掲示板投稿件数の20%がデジカメのものでダントツトップであることからも分かるかと。
だからお笑い芸人に何か言われてもそう左右はされない。
これってコンシューマーの商品知識の理想形かも知れないねぇ。

しかし・・・例えば,スタパさんとかチョートクさんとかあおいタンとかが同じようにTV番組内のトークでカメラの商品紹介をしたら。こりゃ売れるかも知れんな。

コメントを投稿