プロストワインハンデル公式ブログ「クライナー・プラッツ Kleiner・Platz」

ドイツのリューデスハイムに所在するドイツワイン専門店です。在住者ならではの新鮮な情報と個性的なワインをご紹介します。

早春の風景

2011年03月23日 14時49分41秒 | ドイツの四季

2011年3月23日

 

 

良く晴れた休日、プファルツ地方へ出かけました。

 

目当てはこの花、アーモンドの木の花です。

 

 

ドイツ語でMandelと呼ばれるアーモンド、花の咲き方が日本の桜とそっくり。

淡いピンクの花房が細かく集まって、柔らかな春の彩りで辺りを染め上げます。

 

 

所々に茶色く固まっているのはアーモンドの実。

硬い殻の中に2~3粒ずつ入っています。

 

ラインガウ辺りだとまだつぼみの頃ですが、

温暖なプファルツ地方では一足先に可憐な花を付けています。

見頃まではあと1週間ぐらいはあるでしょうか。

 

 

すぐ傍のブドウ畑もきちんと手入れがされていました。

この畑の樹は長枝と短枝が1本ずつ残されています。

 

 

僭越ながら、地震で被災された方々にドイツの早春の美しさを届けたいと念じます。

一日も早く事態が改善されますよう、心よりお祈り申し上げます。

 

 

とり

 

 


お客様各位

2011年03月18日 13時33分05秒 | その他

2011年3月18日

 

この度の東北地方太平洋沖地震により亡くなられた方へ、衷心よりお悔やみ申し上げます。

また、被災者の方へは謹んでお見舞いを申し上げます。

 

この度の地震の影響により弊社ワインの物流に支障が生じております。

北海道を除く東北6県と茨城県の一部へは現在配送停止中、

それ以外の地域でも1週間~10日間の遅延の生じる可能性がございます。

流通インフラの復旧次第、順次配送して参りますのでどうぞ今しばらくお待ち下さいませ。

 

なお、配送状況は日々改善されております。

宅配会社から新しい情報が入りましたら随時ご案内させて頂きます。

なにとぞご理解下さいますよう、よろしくお願い申し上げます。

 

末筆ながら、被災地域の方々の一日も早い復興をお祈り申し上げます。

 


心よりお見舞い申し上げます

2011年03月11日 22時23分10秒 | その他

2011年3月11日

 

次々と信じられない映像が飛び込んできます。

今朝、ネットでニュースを見たときには

まさかここまでとは思えませんでした。

 

ドイツのニュース番組は全て地震の内容です。

でも、やはりというか、どこか遠い国の出来事といった雰囲気。

それは悪いことでも何でもないのですが、

もどかしさが強く残ります。

 

被害に合われた方、渦中にいる方へ心よりお見舞い申し上げます。

せめて、少しでも良い方向へ状況が変わるよう、

我々全員心から祈っています。

 

私達も出来る限りの支援を行います。

どうか強くあって下さい。

 

プロストスタッフ 野村

 

 


クイズで覚えるドイツワイン~スパークリングワイン

2011年03月09日 08時34分03秒 | クイズで覚えるドイツワイン

2011年3月9日

 

 

きっと誰もが大好きな『泡モノ』。

なかでも世界で1番の泡モノ好きの部類に入るのがドイツ人です。

当然ながら自分達でも造るわ飲むわ。

ということで、ドイツのスパークリングワインのあれこれです。

 

 

 

第一問 人口約8200万人のドイツ。国民一人当たりの泡モノ消費量は年間約?

A. 2リットル  B. 3リットル  C. 4リットル

 

第二問 世界最大の泡モノ生産国はフランス。ではドイツは第何位?

A.2位  B.3位  C.4位

 

第三問 ドイツで飲まれる泡モノ全ての本数は年間約?

A.2億本  B.3億本  C.4億本

 

第四問 ドイツの泡モノには『泡モノ税』なる税金が掛けられていますが、750mlひと瓶当たりいくら?

A.0,32ユーロ  B.0,62ユーロ  C.1,02ユーロ

 

第五問 その泡モノ税を導入したのは次の内、誰?

A.鉄血宰相ビスマルク  B.ドイツ皇帝ヴィルヘルム二世  C.初代連邦首相アデナウアー

 

第六問 ドイツの高級泡モノ『ゼクト』のラベルによく書かれている“Flaschengaerung”の意味は?

A.瓶内二次発酵  B.生産者による瓶詰め  C.ガス圧強い為、開栓時注意

 

 

 

 

 

 

 

答え

 

第一問 C

第二問 A

第三問 B

第四問 C ※ Schaumweinsteuer もしくは Sektsteuer と呼ばれます(Steuerは“税金”)

第五問 B

第六問 A

 

 

 

ドイツで一番泡モノが飲まれるのが大晦日。内でも外でも瓶を片手に大騒ぎです。

翌元旦の朝は通りのそこかしこに空き瓶がゴロゴロ・・。

 

ビールもしかり、ドイツ人は泡の出る飲み物が好きなんでしょうね。

 

 

とり


【商品紹介】海のミネラルたっぷり!?辛口・白『ディープ・ブルー』

2011年03月05日 10時37分34秒 | ワインについて

2011年3月5日

 

前回告知のワイナリー・テッシュ。

 Foto:Wgt.Tesch

 

 

今日は辛口・白の『ディープ・ブルー』のご紹介です。

「辛口オンリー」なスタイルのテッシュの中でも、

プロストスタッフの印象にひときわ強く残った『ディープ・ブルー』。

ワインが注がれたグラスをひと嗅ぎした途端、

「え?潮の香り?」

 

 

実はディープ・ブルーの畑がある辺りは大昔に海だったらしく、

当時に生息していたサメの歯も多数見つかっているのだそう。

その当たりのことがとても分かりやすく日本語で(!)書かれた札が付いていますので、

ちょっと抜き出させて頂きます(どなたか存じませんが、労作お疲れさまでした!)。

 

“DEEP BLUE” 3000万年前の第三紀、現在マインツ盆地と呼ばれている当地は、

肥沃な海の底で海牛やサメなど多くの種類の生物が生息していました。

これらの海洋生物の中でも恐れられている肉食の魚、サメの歯がこの畑から多く見つかり、

当時の生態系の動かぬ証拠としてかいま見ることができます。

遥か昔、魚が泳いでいた場所で今はブドウが栽培されています。

 

かつて魚の住む深海を背景としたこの土地の土壌風土で海藻類や魚介類を使った食事に

 合うワインとして “DEEP BLUE” を造りました。

 

“DEEP BLUE” で楽しいお食事のひとときをお過ごし下さい。

 

3000万年前ですよ。

古い時代のことが無駄に好きな僕はそれだけで何だかときめきを覚えます(←無駄。)

そりゃ、世界のブドウ畑は遡れば結構な確率で海の底だったのかもしれませんが、

しかしワインの特徴に太古の海を連想させるものがダイレクトに発見できたということが、

あたかも時を超えているようで新鮮な驚きだったわけです。

 

ということで、日本語の案内札から太古の海のイメージ画像をば。

 

※サメです。ちょっと愛嬌がありませんか?

 

「魚介類の料理」が豊富にある日本はこのワインが活躍する場面もたくさん。

ミネラルたっぷりの白ワイン『ディープ・ブルー』と一緒に海の幸を満喫して下さいね。

 

 

とり