今日は、長~い打ち合わせ。長くなってきて、わたしの頭も止まってきたので、「つづきはまた改めましょうか?」と何度か言ってみたのですが、あえなく失敗(涙)途中でわ~!!と叫んで帰ろうかと思ってしまいました(笑)
さてさて、もともとマラリアに効くはずのハイドロキシクロロキン hydroxychloroquine(商品名:プラケニル/プラキニル Plaquenil)が、なぜかリウマチやエリテマトーデス(SLEやDLE)に効くらしいという、効き方のしくみを探していますが、まだよくわかりません~。
このお薬のマルチぶりはすごくて、2007年には「ヒドロキシクロロキンは糖尿病の予防効果があるかも」という記事までありました。(hyをハイと読む場合とヒと読む場合があるようで、この記事ではヒドロキシクロロキンと呼ばれています。)
何で効くのかはよくわからないけれど、統計的に低血糖傾向であったり、関節痛で運動不足になっていても、この薬を飲んでいる患者さんは糖尿病の発生率が低めという傾向があったりするようです。
SLEについては、メルクマニュアルでも英語版を翻訳したページでは、軽症のSLEには、ヒドロキシクロロキンを使うという記述がありました。
…これによると、関節痛には、まずは消炎鎮痛のNSAIDsを使うようですね。
光線過敏にも効果があると記述されています。
ずいぶん幅広い効果があります。この薬、一体、どういう構成になっているのでしょうね。ふしぎです。
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さてさて、もともとマラリアに効くはずのハイドロキシクロロキン hydroxychloroquine(商品名:プラケニル/プラキニル Plaquenil)が、なぜかリウマチやエリテマトーデス(SLEやDLE)に効くらしいという、効き方のしくみを探していますが、まだよくわかりません~。
このお薬のマルチぶりはすごくて、2007年には「ヒドロキシクロロキンは糖尿病の予防効果があるかも」という記事までありました。(hyをハイと読む場合とヒと読む場合があるようで、この記事ではヒドロキシクロロキンと呼ばれています。)
何で効くのかはよくわからないけれど、統計的に低血糖傾向であったり、関節痛で運動不足になっていても、この薬を飲んでいる患者さんは糖尿病の発生率が低めという傾向があったりするようです。
SLEについては、メルクマニュアルでも英語版を翻訳したページでは、軽症のSLEには、ヒドロキシクロロキンを使うという記述がありました。
軽度または弛張性の場合
ほとんどまたは全く治療が必要ないことがある。関節痛は通常,NSAIDによりコントロールする。アスピリン(80~325mgを1日1回)は,抗カルジオリピン抗体と関連する血栓傾向の患者と血栓事象がこれまでにない患者に有用であるが,SLE患者に大量投与すると肝毒性を起こしうる。抗マラリア薬は,特に関節と皮膚症状が著明であるときに有用である。ヒドロキシクロロキン200mgの1日1回または1日2回の経口投与がよく行われる。その他の選択肢には,クロロキン250mg,1日1回の経口的投与や,キナクリン50~100mg,1日1回の経口的投与などがある。これらの薬物の併用もときに行われる。ヒドロキシクロロキンは,網膜毒性を発生しうる。眼を6カ月毎に検査すべきである。
…これによると、関節痛には、まずは消炎鎮痛のNSAIDsを使うようですね。
光線過敏にも効果があると記述されています。
多形日光疹やエリテマトーデスによる光線過敏の患者では、ヒドロキシクロロキンやステロイドを内服すると効果があることがあります。
ずいぶん幅広い効果があります。この薬、一体、どういう構成になっているのでしょうね。ふしぎです。
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糖尿病体質の可能性の高い私としてはとても興味深い内容でした。
ハイドロキシクロロキンがどういう風に効くのかという機序はわかっていないので、一型にも効くのかどうかなどは、この資料からは不明ですが、糖尿病の予防効果、というのは気になるテーマですね。
インスリンの分泌をコントロールする酵素に対する薬で、低血糖になってしまうという副作用がおきにくいのが特徴とか。
従来薬では微調整が必要だったので、このお薬は歓迎されそうです♪
http://www.asahi.com/health/news/OSK201003040165.html