亢進症な生活

甲状腺機能亢進症(バセドウ病あらため甲状腺ホルモン不応症)と膠原病(SLE&シェーグレン)を併発した働き者。のんびりと♪

肝臓の造影CTを初体験!

2008-11-22 | 腹痛&吐き気
あやしい影をつきつめるための、急な検査のお話のつづきです♪
お昼頃に腹部のエコーが終わって、外来にいって、その間、30分くらいで、あっという間に、また放射線科に戻ることになりました(笑)

膠原病の主治医は「怖いですよ~。」と造影剤の副作用やショック症状の話をしてくれて、皮膚のかゆみ、吐き気、嘔吐が出ることが多いこと、血圧低下、意識障害、呼吸困難、不整脈、けいれん、腎不全などが出る人がいること、10~20万人に1人は亡くなることもあるんです、と説明しながら、「でも、この検査はした方がいいと思います。」ときっぱり。

ふつうでもリスクがある話なのですが、静脈に打つ、この造影剤はヨードです。
わたしの場合は、甲状腺が反応が不安定で、甲状腺機能亢進の症状が激しく出てしまうのが怖いのですが、ガンの可能性を放置しておくのも問題だし、いつもの病院内だからショック症状が起きても対応してくれそうだし、これでダメなら仕方ないな、ということで、使用の同意書にサイン♪
直前に読んだ本によると、動脈造影CTよりずっとリスクが低いみたいだし。

朝、腹部エコーで着替えたのと同じ検査着にもう一回着替えて、待機です。
呼ばれると、ドーナツの前に横になって、腕をバンザイして、太ももを大きなベルトみたいなもので固定して、1回撮ります。「息を吸って、とめて、はい、楽にしてください」を数回。
次は、造影剤を打ちます。最初に少量(1mlほど)の造影剤を注入し、漏れのないか、気分が悪くないか確認されます。
それから一気に(100ccくらい)打たれると、体がじわーっと熱くなります。電気毛布でくるまれたみたい?? 打ったらすぐにバンザイのかっこうで撮って
さらに、しばらく時間をおいて、また撮って

3段階で。
あっという間でした♪

そこから、造影剤を早く出したいので、水を1リットル飲んで、トイレにこまめに行ったけど、3時間くらいは脈が100とか120とかになってました!しばらくワソランを飲んで、ぼぉ~っとなってました。

ちなみに、採血したところの横に針をさそうとして、22Gくらいの細い針なのに、針刺し失敗されて、血管のなかでグリグリと探られてしまいました。結局、ベッドの両サイドに両腕をだして、はりつけみたいなかっこうで止血(笑)
造影剤が、血管外に大量に漏れたとき、皮膚潰瘍や手の感覚異常、運動障害が起こる可能性があるようですが、ひどい痛みはなかったから、大丈夫かな。
ただ、今日で、3日たったけど、両腕ともアザだらけになってます~(涙)

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14 Comments

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Unknown (みどぴぃ)
2008-11-22 22:50:57
検査お疲れ様でした~
結果はいつわかるのかなぁ??

CTは痛い思い出が・・・
『息を吸って~、はいて~、止めてください』ってアナウンスが流れた後、いつまで経っても『楽にしてください』ってアナウンスが流れなくて、我慢してたら、実はマイクが壊れてたってことが・・・・
『いつまで息止めてればいいのさ!!?』って死ぬかと思いましたよ
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マイク! (ぷろぱ)
2008-11-22 23:30:51
みどぴぃさん、こんばんはー。

あははは!!そんなタイミングでマイクが壊れなくても!!!(爆笑)
わたしも、思いっきり吸った息を吐ききる前に、「息を吸って」ってのが始まって、苦しかった~。
よく考えたら、お年寄りもする検査なんだから、そこまで思いっきり息を吸わなくてもよかったのかもね。

結果は、翌日電話で聞いたんだけど、「なんともいえない」っていう分析だったみたいなので、消化器の先生に「さあ、どう読む!?」って聞きに行ってきます♪ 来月になっちゃうかなぁ。
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受難の日 (伊 謄)
2008-11-22 23:31:20
 ほとんどゴルゴダの丘だったんですねぇ(笑)。
 さいわい、針刺しなどで何回も人体実験されたことはありません。
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お大事に・・・☆ (りかりん)
2008-11-23 00:43:11
ぷろぱさん、本当にお疲れ様でした。
なんだか大変ですねぇ・・・
でもきっと大丈夫ですよ^0^
検査って結果が出るの待ってるの嫌ですよね。
でも!いつも冷静な!?ぷろぱさんならきっと大丈夫ね。
何かあったら言ってくださいね。
何もできないかもだけど、でもお話は聞けるよ^0^。
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Unknown (オオガキナオコ)
2008-11-23 05:41:49
検査お疲れ様でした。

造影CTですが、私は熱感のほかに吐き気と下腹部圧迫感を催す人種です。
MRIの造影剤ではなんともないんですけど(たぶんヨード回避タイプを使ってくれてるんだと思います)、CTの造影剤はどうにも苦手です。
造影CTをやる際は、一応同意書にサインした後に、多めの補液を入れてもらうようにお願いして(どうせ単価そんな変わらないでしょ?)、検査が終わってから少し持続点滴して休んで、そこから帰るようにしています。
やっぱり、これはヨード剤ってのと関係があるんでしょうか?わかりませんが、こちらも来月に造影CT(下腹部)が入っているので、ちょっと憂鬱ではあります。

画像診断で1週間ぐらいかかりそうですから、結果はそのぐらいにはわかっている、ってことでしょうか。良性のものならいいですね。

ちなみに、普通造影剤を入れるときは20G以上推奨のはずなんですが、22Gって珍しいですね。血管ぐりぐりの跡が延々と残りませんように!
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検査おつかれさまでした。 (cocohch)
2008-11-23 07:15:42
ぷろぱ様おはようございます。

先に造影CTをさえたんですね。
私も入院していたときに肺縦隔~骨盤までの造影CTをしましたが、イオパミオンを確か使ったと思います。
私もかぁってなって、脈も速くなったけど、なんも処置なしでした・・・
(ワソラン使ったって心房細動か心房粗動があったんですか?)

今は喘息でまず、造影をしませんが、「絶対必要なときには造影剤の使用をする」と言ってました。
(今のところはせずに済んでいます)
次初体験するとしたらシンチグラフィーだろうな・・・
骨髄穿刺とか内視鏡検査は経験済みです。
MRIももう3回ほど受けてます。
あっ、骨塩定量検査も。

こういう体験は私の仕事には役にたちますよ。

点滴・・・2回・・・私も(;_;)

検査、本当にお疲れ様でした。
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ほんとですよ (ぷろぱ)
2008-11-23 11:57:26
伊 謄さん、こんにちは。

そうなんですー。
足もマジックテープで止められて、細いベッドの両方に腕をだして、それも止血用のテープで抑えられて、これって…!(笑)

わたしも、針はあんまり失敗されないんですが、ひざ掛けを借りたけど、薄い検査着で寒いところに待っていたから、血管が縮こまってたのかも。
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ありがとー (ぷろぱ)
2008-11-23 12:00:35
りかりんさん、ありがとー!

りかりんさんの大事な本番まで、あと1週間ですけど、指はどうですか?

エコーも30分後に結果を説明してもらって、CTも翌日のお昼には先生と会話したけど、悪性とも良性とも断言できないんですって。

このあと、検査をすべきか、するときはどういう検査をするべきかは、膠原病の先生じゃなくて、消化器の先生が考えた方がいいねーってことにしました。

って、辛さは、りかりんさんの方がたいへんそうだけど、どっかでおしゃべりしたいですー。
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ヨード剤の副作用? (ぷろぱ)
2008-11-23 12:09:12
オオガキさん、こんにちはー。

わたしも補液を増やしてもらえばよかった。
どうしよっかなと思ったけど、水が飲める体調だったから1リットル飲んだのですが、それで体が冷えるし、ボトルを持つ手はレイノーが出るし、失敗です。

吐き気や下腹部圧迫感は、やっぱりヨードのせいなんですかね。
来月はいい結果でありますように!

わたしの画像診断は、あっさり翌日、お昼には出たんですが、報告書では「CTでも断言しがたい」ってことだったので、今後、どう進めるかは「僕には何とも言えないなぁ」と凹んでいる膠原病の先生でなくて、きっぱりしている消化器の若い先生のところに行ってきます~。

血管腫です、きっと、と、それまでは思っておきます♪

注射針、わたしも失敗されたときに、「造影剤だから18Gくらいなんですか?」って聞いたら、22Gですって言ってました。
ぐりぐりの跡は、まだ痣で、ぴりぴりしてます(涙)

90日は診断が出ない、という前提で、将来のためにがん保険に追加しておこうかな、なんて思ったりしてますが、お勧めはありますか?
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そうなんです (ぷろぱ)
2008-11-23 12:22:34
cocohchさん、こんにちは。

エコーの報告書で、リコメンドが造影CTだったので、その日のうちにやりました~。(↓)
http://blog.goo.ne.jp/propacil/e/9b9bf91413c3a9ba356a9c0537d7a4af

で、そのCTの報告書が翌日、あがっていて、そのリコメンドがMRIだったんです~(↓)
http://blog.goo.ne.jp/propacil/e/e9133f63b3e190e6afdc58c696c6d25e

MRIをするか、どう判断するかは、消化器の先生とゆっくり相談します♪

造影剤のリスクは、わたしの場合、大きいんです。
ヨードは、甲状腺に取り込まれて甲状腺ホルモンを分泌させるので、ふつうの甲状腺機能亢進症の場合もリスクになるわけですが、わたしの場合は、

・下垂体へのネガティブ・フィードバックが極端に低いから、自然に分泌が下がることはない
・亢進症のときに使うお薬は、Anca陽性で血管炎を起こす可能性が高いから、大量投与ができない
・ふつうは甲状腺による動悸に使うβブロッカーのインデラルは喘息がでるので使えない

というわけで、インデラルがダメなときの、甲状腺による動悸・頻脈の処方としてワソランを。

あとは喘息もあるから、造影剤をいれるときにも、「ひどい喘息がでたら挿管していい?」「ERのうまい人がいいなぁ」なんて言ってましたが、それはおきなくて、ほっとしました♪
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