亢進症な生活

甲状腺機能亢進症(バセドウ病あらため甲状腺ホルモン不応症)と膠原病(SLE&シェーグレン)を併発した働き者。のんびりと♪

血液検査ではまた、タンパク質が足りない…

2011-04-26 | 甲状腺&膠原病
4月も下旬。日差しは暖かいのに、何となく肌寒く感じてしまいます。春らしい服を着たいと思って薄いものを手にしながら、気がついたら、いっぱいいっぱい重ね着してしまってます(笑)

さて、この間の外来の話。
脱水に加えて、もうひとつのヒミツの挑戦は、低アルブミンです。アルブミンは、肝臓で作られるタンパク質の一種で、血液の中でいろんなものと結合して運んでくれます。

アルブミンが低いのは、栄養状態がよくなかったり肝臓が弱ってアルブミンを作る力が下がっているか、腎臓障害や代謝異常などで使う方が激しくなるか。
たとえば、甲状腺機能亢進症の症状で、タンパク質の代謝が高くなったり、全身性エリテマトーデス(SLE)の症状で炎症がひどいと、アルブミンが低くなります。

わたしの場合は、アルブミン(ALB)もクレアチニン(CRNN)も低めの値がつづいていて、急に下がったわけではないし、きっと甲状腺ホルモン不応症のせいだろうということで、ま、いっかということになってます。ただ、いつも基準値を下回っているというマークがつくのがいやなので、このところ、しっかりお肉を食べて臨みました♪

結果は…

アルブミンもクレアチニンも低いままでした。残念…! どうも血清のアルブミンは食事の影響は少ないそうですね(笑) その代わり、いつもアルカリ性な尿のpHがちょっと酸性に傾いてました。カラダは正直~!

今のところ、肝臓に負担をかけないようにしつつ、高プロテイン・低脂肪の食事をしておとなしくするのがいいようです。鶏のササミ料理?

ちなみに、脂肪肝でもアルブミンを肝臓で上手につくれなくなっても、低アルブミン血症になります。
わたしの場合、ずっと前に、エコーで肝臓に脂肪がついてると言われたことがあったけれど、肝臓機能を表すALTやASTは基準値のなかにおさまっているし、コレステロールもとても低い状態なので、大丈夫だよってことで、放置しています。
それでも、文献をみると、甲状腺機能低下症が原因で非アルコール性脂肪肝(NAFLD)になったと思われる症例が報告されたりもしているので、わたし自身についても、甲状腺ホルモン不応症で肝臓の代謝が下がっていることを考えると、気をつけておこっと。非アルコール性脂肪肝炎(NASH)になったら怖いから。

実は、診察のあと、しばらく手足がぱんぱんな状態がつづいて、魔法使いサリーちゃんの足みたいに足首がなくなりそうだったんですけど、関節をゆるめながら、おとなしくしていたら、ちゃんと小さくなりました。

筋肉量も減っているから仕方ないかな。軽い運動でもするかしら。
元気だけどアルブミンが低いってことで、あんまり気にしないようにしようと思います♪


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2 Comments

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Unknown (みどぴぃ)
2011-05-05 17:40:44
アルブミンが低いってみっどぴぃも口腔外科の先生に言われたことありますよ~

栄養足りてないかもしれないから膠原病内科の先生に相談しろって言われて相談したら「この位なら大丈夫だよ。」って言われました
シェーグレンがあると低くなるって言われたような。。。何でだったか忘れたけど(;^_^A アセアセ・・・
そうなんですね! (ぷろぱ)
2011-05-06 08:46:14
みどぴぃさん、おはようございますー。

へー、そうなんですね。
炎症が強くて、肝臓がCRP(急性相タンパク)をたくさん作っているときは、アルブミンを作るのがおいつかなくなって、減るって話は聞いたことがあります。

わたしの場合は、そんなにひどいわけじゃないし、CRPもそんなに高かったわけじゃないから、吸収が悪いか、甲状腺の関係で消費が多いかってことかもしれないですね。

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