Primula malacoides ~自然体~ 色と言葉の講師 松原香織のひとりごと

東京で色(パーソナルカラー)を軸にした印象アップコンサルティング、話し方教室、カラーセラピー等に携わっています

謝罪会見~謝る時の「涙」の影響~

2014-04-23 10:00:58 | ビジネスセンスアップ

一昨日は小保方氏
http://blog.goo.ne.jp/primula06/e/5ff841922aacd3e34f6f5bfbe30af768

以前に佐村河内氏
http://blog.goo.ne.jp/primula06/e/7f3523eb6887dc527f56906a91a9df92

の謝罪会見のファッション、
特に外見についての印象を分析しました。

今回はこの二人に限らず、「会見で泣く」人、
その影響について考えていました。

二股騒で涙の会見が印象出来だった俳優の塩谷瞬氏。
ユッケによる集団食中毒を引き起こした「焼肉酒家えびす」の経営会社の勘坂康弘社長。
涙ながらの土下座謝罪が心に残っています。
小保方氏も会見で涙を流して謝罪の言葉を述べていましたが、
謝罪で涙を流すのは男性、女性にかかわらずあることですよね。

「感情をコントロールできないほど、悲しんでいる」
「申し訳なく思っている」
というメッセージとともに、
「かわいそうだ」
という見ている人には罪悪感のような気持ちが生まれます。

人は泣いた後は、心が落ち着くので、
その後、様々な質問を受けた場合は冷静に答えられるのかもしれません。

マスコミに取り上げられる時には、その後の冷静なやり取りよりも、
ヘッドラインでは「泣いている」映像や写真がインパクトがあるので使われるでしょう。

想定外に泣いてしまうケースもあると思いますが、
戦略的なケースも0ではないように感じます。


さて、ここからはビジネスセンスアップ的視点から考えます。

職場で相手に泣かれるとどのような印象が生まれるでしょうか?
恋人同士、家族(特に子供が泣く)など様々なシチュエーションがありますが、
あくまでも「ビジネス」「大人の仕事場において」考えてみましょう。

自分の意見や気持ちを冷静に話しているつもりでも、
「泣くもんか」と思っていても感情が高ぶって自然に涙があふれることがあります。
誰かに叱責されたわけではなくても、
自分に厳しくて、自分のふがいなさに涙することもあるでしょう。

ただ、その時に、相手はどう感じるのでしょう。

職場で、ミスなど謝らなくてはいけないシチュエーションで
泣きだされてしまった人はどう思うでしょうか?

*(実際にしていなくても)いじめてしまったような罪悪感を感じる
*泣きながら話している言葉は信頼感が薄らいでいるように感じる
*涙を流す=感情的になっている
 話し合いや業務がストップしてしまう
 泣いているときには話にならないので、伝えたいことが伝えられず、軌道修正を余儀なくされる
*情緒不安定、子供っぽい印象になる=信用が薄れる
 それで解雇などにつながるわけではありませんが、
「責任が取れないタイプの人」に思われることもありそうです。


誰しも泣きたい時はあるもの。
ただ、ビジネスの場では一人で泣ける場所、
給湯室やトイレなどで泣き、気持ちを落ち着かせる。

仕事が終わってから、親友や信頼のおける同僚などに気持ちを受け止めてもらうのがいいと思います。


次回は、
セラピー的視点で「泣くこと」を書きますね。


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