英国的読書生活

イギリスつながりの本を紹介していきます

コントロール

2013-09-18 | イギリス

1ヶ月ほど前、会社で研修を受けた
テーマはずばり「内部統制と企業倫理」・・・
だいたいこういう研修は、本社から管理部だの監査室だの人相の悪い方々がやってきて
過去の不適切な事例などを挙げながら、善良な社員をいじめるというもの
配られた資料も、以来机の中につっこんだままだったのですが・・・
先ほど探し物している時に再び登場してきました
表紙を捲ると、研修の時には気にならなかった部分が・・・・
以下、資料のままを書くと

■内部統制(internal control)の語源
control=contrast(照合)+roll(巻物)の合成語
中世の英国の荘園で、所有する羊の数が巻物に記載された数とあっているかどうかを
付き合わせるところから生まれた・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

これってけっこう大変だ・・・
広い領地で、動き回る羊たちを1頭、1頭、記録台帳(巻物)と照らし合わせていく作業です
福島の汚染水はコントロール出来ている?
羊を数えるよりはるかに放射能は手強いぞ
柵を作れば羊は囲えるが、水はどんどん流れていく
安倍総理が使った「control」、外国人には想定以上のメッセージを送ってしまったのかもしれません

いっそ「覆水盆に返らず」(It is no use crying over spilt milk)って言っちゃえば良かったかも

 

 

コントロールが勝敗を分けるのがこちら・・・

高校野球秋季大会が春日球場でも始まりました
「緩急つけて!」「低めにコントロール!」
両校のOBたちから大きな声がかかります

 

 

 

 

 



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1 コメント

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this way (noga)
2013-09-18 14:17:08
安全は大好きだ。神話も好きだ。安全神話作りは得意で、すぐに信じられる。広めるのもたやすい。
我が国の国策は、安全神話と深く関係しているに違いない。
だが、最悪のシナリオを想定するのはひどく難しい。恣意(本音)の人ならそうなる。
これは、平和ボケのようなものか。

太平洋戦争初期に、フィリピンの米比軍はキング少将もジョーンズ少将も投降して、75000人以上の将兵の命を救った。
太平洋戦争後期に、日本軍は米空軍の飛来をゆるし、1945年3月10日未明、東京の下町の江東地区がB29約300機による空襲をうけ、死者10万をこす被害を出した。
日本人の指導者には、作戦の成否を予測する力はないのか。
人命の尊重はどのように考えられていたのであろうか。

それでも日本人は、原発の再稼働を選んだ。
一億総ざんげへの道。動き出したら止まらない。
この道は、いつか来た道。ああ、そうだよ、民族の歴史は繰り返す。

意思のあるところに方法はある。(Where there’s a will, there’s a way).
意思のないところに解決法はない。
意思は未来時制の内容であり、日本語には時制がない。
それで、日本人には意思がなく、解決法が見つけられない。
自然鎮火を待つのみか。成り行き次第。

>親戚のじいちゃんはガ島で地獄を見てきた。
>「あれは決して国のために尊い命を落とす姿じゃ無かった」という言葉を忘れない。
兵卒は優秀。参謀は愚鈍。日本語脳の定めであるか。理不尽に耐える心を養うべきか。
耐え難きを耐え、忍び難きを忍んで、もって万世のために太平を開かんと欲す。

不自由を常と思えば不足なし。
座して死を待つか、それとも腹切りするか。
私の父は、玉砕した。何のお役に立てたのかしら。
安らかに眠ってください。過ちは繰り返しますから、、、、

わかっている、わかっている。皆、わかっている。
ああしてこうすりゃこうなると、わかっていながらこうなった、、、、、
十二歳のメンタリィティには、知恵の深さが見られない。教養 (洞察力) がない。
わかっちゃいるけど やめられない。ア、ホレ、スイスイ、、、、

白く塗られた黒いオオカミの足を見破ることは難しい。
だます人は悪い人。だまされる人は善良な人。おとり捜査は難しい。
この調子では、人の命はいくつあっても足りるものではない。
我々は、自らは望むことなく危機に陥る民族なのか。






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