ベトナム、ことにホーチミンへの旅行者というのは、
その地に着いてすぐ、誰もがベトナムを実感する体験ができます。
もう15年以上前のドラマ、
香取慎吾扮するベトナム人青年と安田成美扮する日本語教師の恋愛を描いた『ドク』。
あのドラマの第1話の冒頭シーン、今でも覚えてますが、
初めてベトナムを訪れた「安田ユキ」が道路を渡れずオロオロしているところを、
遠くから見ていた「香取ドク」が助けて二人は出逢う、、、というもの。
ドラマの脚本の題材になるほど、ベトナムでの道路横断というのは初心者には困難です。
ナゼかというと、交通量がハンパない(その殆どがバイク)上に、
信号機があまりないからです。
だから私も、バスを降り、初日に泊まったホテルへ戻るべく
方向を確認して、カメラやケータイを落とさないようバッグにしまい、
いざ!と気合を入れたけど、、、タイミングが合わん。あ・ツー、あ・ワン、ツー、スリー、フォー!
ホント、最初はドキドキです。
でも、向こうは、歩行者が横切ることも踏まえてスピードを調整してるので、
とにかく戸惑わず、一定の速度で一気に渡るのが正解!
毎日の自転車通勤で、人や車の動きを予測しながら進むことを無意識にしているためか、
私は結構すぐ慣れました。
でも、大通りなんかはナカナカ手強い。
次第に自分の中で、「この道はレベル2」とか「むむ!レベル3だな!」とか
道路を格付けするようになるのでした。
で、なんだか疲れてホテルに到着。
初日に預けていった荷物を受け取り、再度チェックイン。
部屋に入るなり、ベッドに突っ伏しました。
「あー、エラ。」
そうしていると、また、なんか、グッタリしてきました。
「やっぱ風邪引いたんかなー?」
と思いながらも、“風邪は寝や治る”を信条としている私は
暫くベッドに横になり、休みました。
が、頭と首がモーレツに熱くなり、肩がパンッパンに張って激痛がし、
とてもじゃないけど眠れない。
ガーゼハンカチを何度も濡らしておでこに当てても、すぐに温くなっちゃう。
「わ、どんどんエラなる・・・こらアカン。」
観念して、レセプションに電話しました。
「すみませんが、風邪引いて熱があるので、薬をもらえませんか?」←カタコト英語
すると、受話器の向こうからは
「8子サンデスカ? ネツガ アリマスカ?」←カタコト日本語
!!
初日には見かけなかった支配人らしき人物。
なんと、少しだけ日本語が話せるのです。
弱ってる時に自分の母語で喋れるのは、ホント助かる~!
「ホテルニ クスリハ アリマセンガ、チカクニ drugstoreガ アリマス。
バショヲ オシエマス。」
支配人(かどうか知らんが)にそう言われ、室内履きのまま財布だけを持って階下へ下り、
教えられた通りに行くと、そこに“pharmacy”の看板が。
あー・・・助かった。
薬局で、白衣を着た中年女性に症状を説明。
メモを取りながら聞いていた彼女、突然・・・
「you?」
と。
そーだよ、病人はmeなんだけど・・・元気そうに見える?
んー、でもなんか、ホント、ベッドに横んなってるよりも、
外の空気吸ってこうやって歩いてた方が、具合いいような。。。
とりあえず処方された薬を買って、ホテルへ戻りました。
あ~、ホテルの室内履き、泥で汚してゴメン。
謝ったけど、ベルボーイのオニーチャン、スリッパ見ながら呆気にとられてるだけ。
部屋に着くと、早速薬を飲みました。
Ameflu。
1日3回、毎食後に1錠ずつ服用。数日分で20,000ドン(約106円)。
アメフル?タミフルの親戚?でも「雨降る」じゃ困るんだけどねー。
あ、太陽の絵が付いてる・・・。
私は外国で薬を買ったのは初めてで、
「高いんだろうなぁ」と心配していたんだけど、思いのほか安くて助かりました。
そして、服用後3時間ほどスヤスヤしたら、すっかりラクになり、
残ってたランブータンを食べてビタミン補給!これで万全だ・・・!
この日は大事をとってホテルで過ごしましたが、
そういうことも、その後の行程を考えれば不可欠なコト。
一人旅での病気は大ピンチだけど、
一人旅だからこそ、体調に合わせて旅のスケジュールを調整できるってもの。
今回は、いろいろと学びました。
その地に着いてすぐ、誰もがベトナムを実感する体験ができます。
もう15年以上前のドラマ、
香取慎吾扮するベトナム人青年と安田成美扮する日本語教師の恋愛を描いた『ドク』。
あのドラマの第1話の冒頭シーン、今でも覚えてますが、
初めてベトナムを訪れた「安田ユキ」が道路を渡れずオロオロしているところを、
遠くから見ていた「香取ドク」が助けて二人は出逢う、、、というもの。
ドラマの脚本の題材になるほど、ベトナムでの道路横断というのは初心者には困難です。
ナゼかというと、交通量がハンパない(その殆どがバイク)上に、
信号機があまりないからです。
だから私も、バスを降り、初日に泊まったホテルへ戻るべく
方向を確認して、カメラやケータイを落とさないようバッグにしまい、
いざ!と気合を入れたけど、、、タイミングが合わん。あ・ツー、あ・ワン、ツー、スリー、フォー!
ホント、最初はドキドキです。
でも、向こうは、歩行者が横切ることも踏まえてスピードを調整してるので、
とにかく戸惑わず、一定の速度で一気に渡るのが正解!
毎日の自転車通勤で、人や車の動きを予測しながら進むことを無意識にしているためか、
私は結構すぐ慣れました。
でも、大通りなんかはナカナカ手強い。
次第に自分の中で、「この道はレベル2」とか「むむ!レベル3だな!」とか
道路を格付けするようになるのでした。
で、なんだか疲れてホテルに到着。
初日に預けていった荷物を受け取り、再度チェックイン。
部屋に入るなり、ベッドに突っ伏しました。
「あー、エラ。」
そうしていると、また、なんか、グッタリしてきました。
「やっぱ風邪引いたんかなー?」
と思いながらも、“風邪は寝や治る”を信条としている私は
暫くベッドに横になり、休みました。
が、頭と首がモーレツに熱くなり、肩がパンッパンに張って激痛がし、
とてもじゃないけど眠れない。
ガーゼハンカチを何度も濡らしておでこに当てても、すぐに温くなっちゃう。
「わ、どんどんエラなる・・・こらアカン。」
観念して、レセプションに電話しました。
「すみませんが、風邪引いて熱があるので、薬をもらえませんか?」←カタコト英語
すると、受話器の向こうからは
「8子サンデスカ? ネツガ アリマスカ?」←カタコト日本語
!!
初日には見かけなかった支配人らしき人物。
なんと、少しだけ日本語が話せるのです。
弱ってる時に自分の母語で喋れるのは、ホント助かる~!
「ホテルニ クスリハ アリマセンガ、チカクニ drugstoreガ アリマス。
バショヲ オシエマス。」
支配人(かどうか知らんが)にそう言われ、室内履きのまま財布だけを持って階下へ下り、
教えられた通りに行くと、そこに“pharmacy”の看板が。
あー・・・助かった。
薬局で、白衣を着た中年女性に症状を説明。
メモを取りながら聞いていた彼女、突然・・・
「you?」
と。
そーだよ、病人はmeなんだけど・・・元気そうに見える?
んー、でもなんか、ホント、ベッドに横んなってるよりも、
外の空気吸ってこうやって歩いてた方が、具合いいような。。。
とりあえず処方された薬を買って、ホテルへ戻りました。
あ~、ホテルの室内履き、泥で汚してゴメン。
謝ったけど、ベルボーイのオニーチャン、スリッパ見ながら呆気にとられてるだけ。
部屋に着くと、早速薬を飲みました。
Ameflu。
1日3回、毎食後に1錠ずつ服用。数日分で20,000ドン(約106円)。
アメフル?タミフルの親戚?でも「雨降る」じゃ困るんだけどねー。
あ、太陽の絵が付いてる・・・。
私は外国で薬を買ったのは初めてで、
「高いんだろうなぁ」と心配していたんだけど、思いのほか安くて助かりました。
そして、服用後3時間ほどスヤスヤしたら、すっかりラクになり、
残ってたランブータンを食べてビタミン補給!これで万全だ・・・!
この日は大事をとってホテルで過ごしましたが、
そういうことも、その後の行程を考えれば不可欠なコト。
一人旅での病気は大ピンチだけど、
一人旅だからこそ、体調に合わせて旅のスケジュールを調整できるってもの。
今回は、いろいろと学びました。