神は 万物を生み給うた。
それゆえに神は無限の富の源泉であり、貯蔵庫であることが判るであろう。
神御自身では天然現象のような受動的な無意識的な大まかな運動や構成は出来るのであるが、
意識的な発動的創造の中心は、神が人間として現われてのみ出来ることになったのである。
神は無限の富の源泉であるから、
人間はその無限の富の意識的表出口(あらわれるでぐち)だと云うことが出来るのである。
だから人間を神の子だと云うのである。
神の子たるものが、貧しく生活しなければならぬなどと云うことは 実際あり得ないことなのである。
汝(なんじ)が貧しいのは 神の真意を知らず、神と人間との連絡を汝自身で断ち切っているからである。
『 生長の家 』 昭和二十六年七月号 十七日の法語 谷 口 雅 春 先 生
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