願わくは 神よ、あなたの目を開き、耳を開きて 吾が祈りに心を傾け給え ―
これを十回ばかり繰返して 一心不乱に神に心を集中するのは、
よき祈りであると同時に一種の精神統一法である。
然(しか)し何を 吾々は 如何(いか)に祈るべきかということは大切なことなのである。
私はこれを 「 祈りの科学 」 の中に詳しく書いたつもりであるが、
まず第一に知らなければならないのは 神は決して吾々の頼み込みや、泣きつきや、
賽銭(さいせん)によって動かされ給うような偏頗(へんぱ)な存在ではないということである。
『 生長の家 』 昭和二十五年一月号 五日の法語 谷 口 雅 春 先 生
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