ぽんしゅう座

優柔不断が理想の無主義主義。遊び相手は映画だけ

■ 闇のカーニバル (1981)

2014年09月09日 | ■銀幕酔談・感想篇「今宵もほろ酔い」
80年代初頭は暴力が社会に表出した60~70年代を経て、その内在化が進行した時代だった。破壊衝動は、家庭内や校内といった閉塞に支配された空間と、メジャーの陰に毒々しい花を咲かせたパンクカルチャーに内包された。そんな気分を新宿の闇に「黒色」でぶちまけた怪作。

(9月6日/オーディトリウム渋谷)

★★★★
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ■ ドライブイン蒲生 (2014) | トップ | ■ 水の声を聞く (2014) »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

■銀幕酔談・感想篇「今宵もほろ酔い」」カテゴリの最新記事