黒猫不動産

国際色豊かな大久保で営業する不動産屋と、もと野良で年齢不詳黒猫でんじろとの日常日記波乗り日記のんべえ日記もあり

でんじろうは元気です

2011-03-05 17:35:18 | Weblog
3月の第1週日曜日 いくぶん暖かくなりました
ご無沙汰しております
黒猫です
皆さまお元気でしょうか?

まず先月来、我が家のでんじろうの歯が抜けてと
書いていましたが
病院に行き、処方されたお薬を飲んでから
口臭も止み、元気を取り戻したようで
ひと安心なこの頃です
食欲全開!でんじろうです。

中東での出来事やら地震やらと
激動の世の中で、なんとものんびりしたお話ですが
そんな日常です
でんじろう長生きしてくれるかなぁと

さて、黒猫不動産では月末・月初と
お家賃の管理で忙しくなるのが恒例
そんな中、家賃を直接取りに出掛けている
お部屋もあります。
その1件が、お体を壊されている
ご高齢の男性 Aさん

もう何年来かのおつきあいですが
このところ、どうも気持が不安定というか
怒りっぽというか
不意に怒り出したり
訪問しても大丈夫?かと思うことが度々

話は飛びますが、成年後見制度をご存じでしょうか?
制度の説明はひとまずおいておきますが
この制度が始まって10年
利用者は17万あまりとか
認知症や知的障害・精神障害の方の総数が
600万人弱いるといわれていますから
この利用者の数があまりにも少ないのでは?
と考える黒猫です。
(上記の方は、判断能力が欠けるため
 法律行為は成年後見人が代わってするというもの。
 では制度を利用していない17万人以外の方は
 どうしているのか???)
利用が少ないのには理由が数々考えれますが
これもまた今度

で、後見人になる方は親族または第三者
日本では親族が60%・第三者が40%の割合で
なっているそうです
諸外国では、親族が後見人になる割合はもっと高いそうで
(少し意外?)
日本は制度利用者が極端に少ない及び第三者が後見人になる
という特異な状態のようです。
親族後見人が少ないのも日本の家族の問題が
影響しているのでしょう

さてAさんの話に戻ると
親族もなく、今後障害がおきた場合
彼の代理人にとなって契約を交わしてくれる役目は
だれが追ってくれるのか?
成年後見人制度は利用されるのか?
Aさんだけでなく、契約や医療行為への同意などに
こうした制度が利用されなけばならない方は
ますます多くなってゆくハズ
どうなっていくのか

黒猫も高齢者になったら
確実に成年後見制度を利用しなければならないだろうなぁと
ひしひし

波乱・激動・不安の世の中ですが
今日も元気にお仕事です!