黒猫不動産

国際色豊かな大久保で営業する不動産屋と、もと野良で年齢不詳黒猫でんじろとの日常日記波乗り日記のんべえ日記もあり

相続税非課税枠

2010-11-14 16:18:59 | Weblog
こんにちは
今年もあと50日ちょっと
毎日バタバタとあおられていて
季節感がありません
皆さまお元気でしょうか?
黒猫も黒次さんも元気です
黒次さんは先日横須賀でサーフィンしたとか?
横須賀って? 海は広いです

さて黒猫不動産は相変わらずの体ですが
賃料の滞納・契約条件の難しい方が増えるなど
気の抜けない11月です
以前から来店して下さっていたお客様の
お部屋探しの手伝いをしておりますが
この1年で賃料や諸条件は大きく変わってきていると
お話すると、びっくりされています

お部屋が借りやすくなったと感じる方(礼金など安くなって)
逆に保証会社の審査等が厳しくなって
お部屋を借りるのが難しくなっている方と
この市場も二極化が進んでいます

今日のタイトル「相続税非課税枠縮小」は12日の新聞記事ですが
政府が現在の基礎控除
5000万円+相続人一人当たり1000万円 のうち
定額部分の5000万円を3000万円に引き下げる
非課税枠縮小に向けた方針を固めたとの内容

簡単に言えば相続財産が8000万円あったとしても
基礎控除5000万円+相続人が3人いれば×1000万円で
合計8000円の控除となる為
相続税課税対象にならなかったのが
基礎控除額がいっきに3000万円も下がり
相続税を負担する人が増えると考えられるもの
都内などでは、不動産を所有し他にも所有財産があれば
納税する可能性は増します

この改正は消費税ほど話題にならないけれど
すごいインパクトがあるものと見ている黒猫です

22年度の小規模住宅地の特例の改正も
実際の事業や住宅を継いだ相続人を優遇することを
明確にしたもので
事業用宅地は申告時までに継続していないと軽減なしとか
住宅用宅地では、相続前に被相続人と同居して
申告時まで土地の保有と居住と続けることが
減額の要件とか
ここで書ききれませんが
小規模住宅とて、相続には明確な考えと下地が
増して必要とされてきています

そしてこの控除枠の縮小
生前贈与の問題とも併せて
(相続税負担を多くすることの是非はおいておきますが)
不動産業界にも影響が出てくるのでは必須では
今後の動向が気になります

今日はマジメに終わります
お風邪などひかないよう
ご注意下さいませ。