今日も割と暖かいですね~
連日カキコの黒字です
アメリカの次期大統領は初の黒人オバマさん。
黒繋がりではないですが、私黒字は若い時からジャズ、ソウル、レゲエ
といったいわゆるブラックミュージックが好きで最近は縁が有りませんが
随分とライブには通ったものです
ジェームスブラウン、Pファンクオールスターズ、ラリーグラハム、ボビーウーマック、アイズレイBr,etc etc etc ・・・
今回はその中でも、もう亡くなってしまいましたが、生涯私の心に残るであろうミュージシャン、ザップ&ロジャーについて少々書きたいと思います。
オハイオ州ハミルトンのデインドン出身で
聞いたことが有る人はご存じでしょうが、独特の音色を奏でるトーキングモジュレート(ロジャーはトークボックスと呼んでたそうです)を駆使したボーカルで最高にファンキーなステージをかざるロジャーを中心とするトラウトマン兄弟で結成されザップのグループ名は、ザップ・トラウトマンの愛称から付けられたそうです。幼馴染のブーツイーに紹介されPファンクオールスターズの総帥ジョージクリントンに見出され
Pファンクグループのライブの前座で腕を磨いていったのは有名な話です。
生きていればプリンスと共にPファンクの継承者になったのでしょうが・・・
単独でライブやレコーデイングを行うようになると、ほとんどの仕事をトラウトマン・ファミリーでやってしまい、そのファミリーの会社である、トラウトマン・エンタプライズでは不動産業もやっていて、ライブやレコーディングの収益で、デイトンの空き地や空き家を購入して、建築、補修した後、格安で黒人に販売していたそうです。しかも、ザップのメンバー自らが休日には作業をしているという。それも、月平均25ステージ、1年のうち300日がロードに出ているというスケジュールの中で。成功した黒人としての義務を実践しているロジャーを私は心から尊敬しています。
しかしこの不動産業が後々に仇となり、多額の負債を抱える事となり、
兄弟仲が悪くなり終いには1999年の4月に実の兄ラリーに射殺されラリーも自殺してしまうという
悲惨な結果を生んでしまったのです。
ライブでは最高の笑顔でファンキーなグルーブを奏でていた彼は、プライベートでは、メンバーには厳しく黒人にありがちなドラッグや自暴自棄な行動は特に嫌い
目を光らせていたそうです、その反面真っ当な人間として努力している者に対しては大きな愛情を持って協力を惜しまなかった人格者でもあったそうです。
多くの優れた黒人ミュージシャンは、ドラッグ、酒、金銭トラブル等で
若くして命を失ってます。ロジャーの様に真面目に生きても・・・
この多くには、根底には人種差別などの要因が多いと思います。
オバマ新大統領の誕生は、様々な問題は山積みではありますが、アメリカがいい意味で生まれ変わるのではないかと多くの期待を抱くのは私だけではないと思います。
この季節になると10年ほど前の今頃に行ったZAPPのライブを思い出します。
乗り乗りで最前席で盛り上がってた私にロジャーは最高の笑顔を向けてくれました
一生の宝物になることになったとびきりの笑顔を・・・
Do IT DO ITroger DO IT!
アーメン
それでは
PS ZAPPは今でも活動はしているみたいです、弟のテリーのトークボックスは
中々らしいですよ。
文中一部よそ様の文献を参考にさせて頂きました。