ぽれ自然保護区より

自然をヒントに生きてみたらどうだろう。
ぽれ珈琲の小屋の窓から見える自然を中心に、日常のことなどをつづったブログ

根性スミレ

2010-03-31 | 
ぽれ自然保護区は今 スミレが花盛り 、あちこちに咲いています。



今年はスミレの数がすごく多い気がするのは、去年はスミレに対して私の関心が薄かったせいでそう感じるのか。
いや、やっぱり確実に増えてる気がする。

あまり念入りに草むしりをしなかったので、その分生き残ったスミレが多かったのでしょうか。


そしてこんなところにも…


アスファルトから芽を出し花を咲かせています。






場所はぽれ自然保護区から用水路を挟んだ先の歩道です。
どうしてこんなところにまで種が落ちたのでしょう?


スミレが種を遠くまで運ぶ手段としては、自分で飛ばすか(2~3mぐらい飛ばせるらしい)
もしくは、アリに運んでもらう。

スミレの種には エライオソーム と呼ばれるアリを引き付ける物質がくっついていて、アリはそれを目当てにせっせと巣に運んでくれるので、 種がばらまかれるのです。


いずれにせよ、70cmぐらいある用水路を越えて種が運ばれたことになります。



もしかしたらアスファルトの下の土壌に種が含まれていて、時間をかけて芽を出したのかな?



またスミレはホトケノザと同じく閉鎖花で種をつけることができます。
実は冬以外はずっと花をつけているそうなのです。

私の中ではスミレはすぐ枯れてしまいそうな弱々しいイメージでしたが
実は、乾燥にも強くて、たくましい花のようです。





枯れかけが一番美味?

2010-03-24 | 
ぽれ珈琲小屋の入り口脇に生けてある、小さな花瓶の中の菜の花で
一匹のミツバチが蜜を吸っていました。



なんだかとっても必死です。



せわしなく、花に顔をもぐり込ませては場所を変え、またもぐり込んでは蜜を集めているようです。
まるで、これしか花がないような必死さです。



なにもこんな枯れかけた花じゃなくとも、振り返れば…




新鮮な菜の花がたくさん咲いているのに。

なぜ花瓶の中の枯れかけた花の蜜を必死に吸っているのか?



もしかして、枯れかけの花の蜜ってすごくおいしいのかな?糖度が増したりして…

フルーツも腐りかけが一番おいしいっとかいいますもんね。



ハコベ

2010-03-15 | 
夕暮どき、しぼみかけの ハコベ を摘んできました。



大きく花開いているときは、花びら10枚に見えるけど、



こうしてみると、確かに5枚ですね。

違った顔をしています。

しぼみかけもいいですね



啓蟄の花 その3

2010-03-12 | 
啓蟄に咲いている花、最後の一つ


ハコベ です。
花びらが10枚あるように見えますが、実は5枚で、1枚の花びらが二つに割れていて10枚あるように見えるのだとか。
どうみても普通に10枚に見えるけど… 



こちらの花だと、花びらがなんとなく2枚ずつくっ付いてる感じがわかりますね。
矢印の部分は、まだ花びらが重なっていて1枚に見えます。

どうしてそんな仕組みになってるんでしょうね



そして、花じゃないけど


ツクシ を見つけました。
春ですね。
ツクシのうちはかわいいんだけどね… スギナになるとね…

本日のぽれ自然保護区

2010-03-10 | 日記
本日のぽれ珈琲小屋の窓からの風景です。



ひと雨ごとに暖かくなる季節のはずが、こんなに雪が積もるとは…

数日前の晴れた日には、蝶やミツバチが飛んでいるのを見かけましたが、
この雪に驚いているでしょうね。 生きているかな…




啓蟄に咲いている花のひとつとしてご紹介しようと思っていたナズナ


雪でつぶされちゃってますがかろうじて花をつけてます。




スイセン。咲いている場所がサザンカの木の根元だったので雪を免れました。