出戻り下手くそウォーゲーマー日記

気を抜くとコレクターだよ人生は~時々プレイするウォーゲームとコレクションを中心に記録を残そうかなっと

The Blocks of War Victory「ビクトリー:積み木の戦争」~ボードウォーゲームコレクション (未プレイ編その12)~

2018年01月26日 21時33分32秒 | 未プレイウォーゲーム

(画像はBoardGameGeekのもの)

Victory: The Blocks of War: Victory (ビクトリー:積み木の戦争) :
カナダアメリカ(創業はカナダで、後にアメリカに移転していました)のゲームメーカーColumbia Games社から出版されている、第二次世界大戦をモチーフに、積み木を使って架空の戦争を模擬するウォーゲーム。

Board Game Geek のページ https://boardgamegeek.com/boardgame/87/victory-blocks-war

 積み木のウォーゲームで有名なColumbia Games社の架空戦のゲーム。所謂、戦場の霧(Fog of War)を簡単に実現でき、しかもステップロスを積み木の向きを変えることで表現するというシステムで、第二次大戦頃の兵器体系での架空の国家間の戦争をシミュレートするというもので、積み木システムに興味があったので購入してみた。

 思い返せば、渡英中にこのゲームを購入したのだが、周りのイギリス人とプレイできると良いなぁと思って、コツコツとルールの和訳を作成して準備を整えたけど、彼らは「世界最強のビスマルクは我らがRoyal Navyが沈めた」とか「レーダーは我々が発明した」とか言う割には、アフターファイブはPUBでビール飲むばかりでボードウォーゲームには興味を示してくれなかった。仕方がないのでソロプレイをできるか、というとこのゲームはブラインド方式なのでそれもできず、結局木製ブロックをじゃらじゃら言わせてプレイする日を夢見る日々を異国で送った次第。
(なお、後日、ウォーターラインのKingGeorgeV世と大和を並べて「世界最大最強は大和」ぢゃ、と彼らに見せた)


(プレイ画像はBoardGameGeekのもの。こんな光景を夢見ていた。)

それからずいぶん年月も過ぎたけど、結局いまだに未プレイのまま。
帰国後に追加マップも、追加ブロックも、エリートブロックも買いそろえたけど、これらが日の目を見る日はくるのだろうか。
いや、必ず成仏させねばならない!


War of 1812 「積み木の米英戦争」~ボードウォーゲームコレクション (未プレイ編その11)~

2018年01月22日 00時55分19秒 | 未プレイウォーゲーム

(画像はBoardGameGeekのもの)

War of 1812 (積み木の米英戦争<邦題は一般的ではないかも>) :
カナダアメリカ(創業はカナダで、後にアメリカに移転していました)のゲームメーカーColumbia Games社から出版されている、米英戦争における五大湖周辺の戦いをゲーム化したもの。

Board Game Geek のページ https://boardgamegeek.com/boardgame/1645/war-1812

 積み木のウォーゲームで有名なColumbia Games社の米英戦争のゲーム....なのだが、実は、購入時は米英戦争というのをほとんど知らなかった。そのため購入経緯がちょっと変わっている、というか、間違って買ってしまった。その経緯は、同じColumbia Games社から出ている積み木のナポレオン(こちらは超有名ゲームだが、やっぱり未プレイ)と呼ばれるワーテルローのゲームを注文したときに、タイトルだけ見てこちらも同じナポレオンモノだと思い込んで注文したら、米英戦争のゲームが届いてひっくり返りそうになった、という次第。

当時、「1812と言えば、チャイコフスキー。ならば、ナポレオンのロシア侵攻」という思考回路だったので、ナポレオンのロシア遠征を題材にした作戦級か戦略級のゲームだと勝手に思い込んでしまい、米英戦争とは夢にも思っていなかった。届いたパッケージを見て、
「何でユニオンジャックと星条旗が描いてあるん?」
「Shopが間違って発送?」
「え? でもゲームのタイトルは "War of 1812" になってるやん???」
「米と英って独立戦争の後も戦争してたかいな?」
「そういえば、始終もめてたよなぁ」
「あ~あ、やらかしてしもた」
というような感じだった。

  でも、このゲーム、かなり評判が良いようで、ルールもそんなに無いし、駒も多くないので、早めにプレイしてみたいと思っている。いつものごとく、ハードルはルール読むこと....

教訓:ゲームを買うときはタイトルだけで決めずに、ちゃんと中身を吟味しましょう

Web and Starship 「ウェブ アンド スターシップ」 ~ボードウォーゲームコレクション (未プレイ編その10)~

2018年01月14日 23時50分38秒 | 未プレイウォーゲーム

(画像はBoardGameGeekのもの)

Web and Starship (ウェブ アンド スターシップ) :
アメリカのゲームメーカーWESTEND GAMES社から出版されていた、3つの異なる文明が宇宙で覇権を競う三人用のSFゲーム。

Board Game Geek のページ https://boardgamegeek.com/boardgame/2986/web-and-starship
B級SFゲームの解説ページ http://www.os.rim.or.jp/~bqsfgame/sub134.htm
ボドゲーマの解説はこちら(2018/01/15時点では解説はまだ書かれていない) https://bodoge.hoobby.net/games/web-and-starship


 兵器・技術・戦略体系が全く異なる二大星間文明(空飛ぶ鳥族と地中に潜る土竜族)とその間に挟まれた弱小文明の人類の綱渡り、というシチュエーションに大変興味をそそられた。しかも、星の水平方向の距離を物差しで実際に測ってマップに記載された高さ方向の座標を使って三平方の定理で三次元空間における2星系間の距離を計算するというアナログで面倒なプロセスが妙に気に入って、購入する気になったことを今でも覚えている。(実際には、計算しなくても、水平垂直の距離から実際の距離を求める表がついていたけど。)

 このゲームでは、鳥族は星系間航行能力(≒飛ぶこと)に優れていて超光速移動ができるので、星系間を広がっていく速度が速いが輸送能力は高くないのに対して、土竜族は亜光速移動しかできないので、星系間の展開には時間がかかるが一旦星系にたどり着いてそこに亜空間移動ゲート(≒地中のトンネルで直結のイメージ)を設置すれば瞬時に大量の兵力の輸送が可能になる、という全く異なる兵器体系がぶつかり合う。このシチュエーションにワクワクしたものであり、当時、一気にルールブックも読破した。(なお、ルールは今となっては全く覚えていない。)

 しかし、プレイするのに3人必要というのが結構なハードルとなり、3人以上集まった時はツクダのガンダムゲーム 「AXIS U.C.0078」(以下、AXIS) をひたすらプレイしていた(というか、AXISをプレイするとき以外は3人以上集まることがほとんどなかったし、3人以上集まってもAXISでなければ「戦国武将ゲーム」をプレイしていた)ことも相まって、結局この「ウェブ アンド スターシップ」をプレイする機会は一度もなかった。

 2000年頃にこのゲームも渡英を機会に売却してしまった。しかし、松山六角会に参加するようになってから、相手してもらえる奇特な人が2人出現するときがあるだろうと期待して再び購入した。そんなわけで、現在出番待機中である。(≒私がルールを読んでインスト役をできないと始まらないでしょうねぇ)

 歴史に縛られないウォーゲームも面白いと私は思っているで、ぜひこのゲームも2018年中に成仏させたい。特に、2大超大国に挟まれた弱小国(地球)の存亡をかけた綱渡りを楽しんでみたい。

 このゲームのシステムを上手く流用すれば、ガミラスVSガトランティスや、ガルマンガミラスVSボラーで、2大勢力に挟まれた地球、という設定にして宇宙戦艦ヤマトの世界の戦略ゲームを作れそうな気がする。

Storm over Arnhem 「アルンヘム強襲」~ボードウォーゲームコレクション (未プレイ編その9)~

2018年01月02日 23時51分05秒 | 未プレイウォーゲーム

(画像はBoardGameGeekのもの)

Storm over Arnhem (アルンヘム強襲) :

Board Game Geekの説明はこちら https://boardgamegeek.com/boardgame/1423/storm-over-arnhem
ボドゲマの解説はこちら(2018/01/02時点では解説はまだ書かれていない) https://bodoge.hoobby.net/games/storm-over-arnhem

アメリカのゲームメーカーAvalon Hill社(AH)から出版されていた、名作ゲーム(らしい)。このStorm over Arnhem(SoA)のシステムにカードドリブンシステム(CDS)を加えたものが「強襲システム」と呼ばれていて、以後このシステムを流用した「~強襲」という名のゲームが発表されているので、やはり、ユニークかつ優れたシステムなのだろうと思う。なにしろ、未プレイなので、システムについては想像するしかない。当時、Victory in the Pacific (太平洋上の勝利/太平洋の覇者)でエリア制のウォーゲームの経験はあったが、陸戦モノとしては、初めて目にするエリア制のゲームだったので、ホビージャパンのカタログやTACTICSの紹介記事を見ても、ヘックスマップに慣れた頭にはなかなかイメージがわかず、同じマーケットガーデン作戦を扱うゲームとしては、ホビージャパンから発売されていた純国産の「マーケットガーデン作戦(Operation Market Garden:OMG)」の方に興味が向いていた。(結局、当時は他のゲームの優先順位が高く、OMGもSoAも後回しになって買えなかった。)

当時のホビージャパンのカタログには、
「1944年9月17日、航空機の大群がオランダ上空を埋め尽くした。続々と空に開くパラシュート。大地へ舞い降りるグライダー。しかし、作戦は始めからつまずいた。ここアルンヘムでも予想に反して激烈な市街戦が展開された。ユニークなエリア移動システムを使った戦術/作戦級ゲーム。」
とある。この解説では肝心のユニークなゲームシステムの魅力が伝わらないような気がする。


エリア式のアルンヘム市街のゲームマップ。このエリア式マップが、当時、私の食わず嫌いを招いてしまった。(画像はBoardGameGeekのもの)

結局、WEBでいろんな情報に接することができるようになって、Board Game Geek で評価が高いことに後押しされて、 ebayでお安く入手した。(送料が高くついたので、結局、プレミアつきがちなYahooオークションと大して変わらない出費となってしまったけど。)

松山六角会ではプレイ経験者がいらっしゃるようなので、胸を借りてみたいと思っている。