前編の続き。
石垣(しがけ)海岸に移動し、南川祐輝の《おひるねハウス》(冒頭の写真)を体験。ハシゴを上って上の段に入ってみると、正方形に切り取られた海が絵画のようだった。海を眺めつつ、しばしのんびり。
黒塗りの壁が続く西集落内にある平田五郎の《大葉邸》(写真)へ。この建物は空き家となっていた民家を作家がリノベーションしたもの。建物の中は、スリットからほのかな光が差し込むだけで薄暗く、光を頼りに恐る恐る進んでいくと、奥には真っ白な光溢れる空間が広がっていて、思わず息を飲んだ。あと、門・塀・庭もリノベーションされていて、こちらも観モノ。
松岡徹の《大和屋観音》と《ノンとビリーだ》を観てから東地区を目指す。西港と東港の間は、のんびり歩いて30分ほどらしい。途中、本物のノン(ビリー?)を発見してビックリ。
海岸沿いを歩いていると、大浦海水浴場で木村崇人《カモメの駐車場》(写真)を目撃。風見鶏らしく皆同じ方向を向いていて、なんだか微笑ましい。でも、本物のカモメはバラバラの向きだった。風がなかったから?
最後に、西地区とは対照的に賑やかな東地区にて、松岡徹の《海神さま》と《むかしむかし》を回り、東港から船に乗って佐久島をあとに。船から降りたあと、アートの視点でリフォームされた渡船場(臨時でない方)に立ち寄り、大宝橋バス停からバス・電車を乗り継いで実家へ。
さすがに直島なんかと比べると、島の規模も小さいし、作品数も少ないけど、佐久島の作品は島の風土・歴史を色濃く反映したものが多くて、また違った味わいがあった。アートだけなら半日もあれば十分回れるので、頑張れば東京から日帰りするのも可能かも。
石垣(しがけ)海岸に移動し、南川祐輝の《おひるねハウス》(冒頭の写真)を体験。ハシゴを上って上の段に入ってみると、正方形に切り取られた海が絵画のようだった。海を眺めつつ、しばしのんびり。
松岡徹の《大和屋観音》と《ノンとビリーだ》を観てから東地区を目指す。西港と東港の間は、のんびり歩いて30分ほどらしい。途中、本物のノン(ビリー?)を発見してビックリ。
最後に、西地区とは対照的に賑やかな東地区にて、松岡徹の《海神さま》と《むかしむかし》を回り、東港から船に乗って佐久島をあとに。船から降りたあと、アートの視点でリフォームされた渡船場(臨時でない方)に立ち寄り、大宝橋バス停からバス・電車を乗り継いで実家へ。
さすがに直島なんかと比べると、島の規模も小さいし、作品数も少ないけど、佐久島の作品は島の風土・歴史を色濃く反映したものが多くて、また違った味わいがあった。アートだけなら半日もあれば十分回れるので、頑張れば東京から日帰りするのも可能かも。
松本にセゾン現代美術館にそして、佐久島ですかぁ。
どこも私が行きたいと思うところばかり。
直島をはじめ、アートで島を活性化しようとしているプロジェクトはとても興味深いです。
こうやって振り返ってみると、行き過ぎですね(汗)。
あとは宮島達男展@熊本が残っていますが、9月に福岡トリエンナーレと併せて観に行く予定です。
直島には遠く及びませんが、佐久島のアートは、作家と島の距離が近くて良かったです。
来年3月には、松岡徹展「佐久島の庭」が予定されているそうですよ。