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NS1549_そして、静岡東部を観光する

2015-01-02 23:56:00 | ドライブ

人もをし 人もうらめし あぢきなく 世を思ふゆゑに 物思ふ身は

正月になると、なぜ小倉百人一首なんだろ?
小学生ぐらいまで実家でやらされたけれど、
しかし、ほとんど覚えていない。
もう少し記憶の欠片にでもなっていればなあ。

千本松原から黄色いマーチを引っ張り出す。
一般道から県道380号、東海道に出る。
左手に千本松原という名の30万本以上の松を見ながら進む。
途中、図書印刷の沼津工場があったり、工場がけっこうある。
檜交差点で海沿いを離れ、国道139号へと。
1号線に入りたいけれど、依田橋西交差点では立体交差で無理。
左富士交差点を左折して南下する。
田子の浦港をぐるっとするように走らせると目的に着く。



田子の浦みなと公園
駿河湾というか、この辺りでは田子の浦に面する公園。
アスレチックなどの施設もあるけれど、そんなもには目もくれない。
てか、沼津港ではどんよりしていたけれど、奇跡的に晴れた。

この展望台をずんずんあがっていく。



富士山
上ったばかりの頃はもっと雲に覆われていたけれど、
雲がどんどん姿を変え、10分ぐらい待ったらここまで。
その後、またも雲にまとわりつかれたから、コレが一番かも。



田子の浦に うち出でて見れば 白妙の 富士の高嶺に 雪はふりつつ
山部赤人が詠んだこの歌は、さすがに覚えている。
その前段となる文章まで刻んである訳で。

この田子の浦、新幹線で言えば新富士の南側から
富士山を望みたかったということが、この旅の目的のひとつ。
歌碑の間からも富士山が見えたし、すっかりご満悦。

駐車場から黄色いマーチを引っ張り出し、
一般道から国道1号に入って、しかし、すぐ。



道の駅富士
富士川の右岸1kmぐらい、新富士駅の南側にある道の駅。
下り車線側はたいしたことはないけれど、
地下道くぐって、この上り車線側にはこんな駅舎が。
まあ、普通に物産と簡単な食事。
そして展望台という文字を発見して、屋上に上がる。



またも雲が厚くなり、富士山はこれっぽっちも。
ホントに一瞬にしか見えなかったよなあ。

国道1号で富士川を渡ったら、すぐに1号線から逸れる。
富士川越し、富士山をバックに黄色いマーチの写真を撮る、
それも今回の旅の目的の一つ。
しかし・・・



富士山は全く見えないし、
新幹線だって、どこよ?それぐらい。

河川敷に下りてみたりするけれど、
まあ、ひどい結果。
完璧な企画倒れ・・・

1号線に戻り、由比の手前で東名の下をくぐる。
ここは東名を走ればよかった、由比を通り過ぎながらそう思う。

ずんずん進んで清水駅前で国道1号とさようなら、
149号を南下する。
駒越東町交差点で左折して、今度は北上。



三保の松原
富士山とともに世界遺産に登録された場所だけれど、
しかし、駐車料金も取らないし、入場料もとならい。
どうやって維持するんだろ?

羽衣伝説がある松は二代目が枝を大きく張り出し、
なかなか立派ではあるけれど、絶景では決して・・・。

波打ち際に出ると、かなりの波。
しかも、相当に風が強く、ホントに冷える。



松林の向こう側に富士山がある・・・
ハズだけれど、分厚い雲に覆われて、ホントにわからん。
だから、ここがなぜ世界遺産に認められたのかも・・・。

清見潟 富士の煙や 消えぬらむ 月影磨く 三保の浦浪
百人一首の99番目、後鳥羽天皇がこの地で詠んだ歌。
清見潟は過去の遺物だし、月影にはまだ早い。
そこは諦めがつくけれど、富士の煙はねえ、
見たかったんだよなあ、コレはホントに。




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