思いつくまま

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勝間和代著、上大岡トメ・イラスト『目うろこコトバ』(朝日新書)を読む。

2011年11月18日 23時14分26秒 | 読書
文字通り、勝間和代さんが「目からウロコが落ちる思いがした言葉」である。
これがPDCAサイクル(Plan、Do、Check、Action)の順に50個並べられている。
その言葉1つ1つに上大岡トメさんのイラストが付いている。
朝日新聞「be」に連載されていた「人生を変えるコトバ」がもとになっている。
『仕事のヒント』みたいな本だった。

50個のコトバのうち、気になったものを書き留めて、終わり。
Plan
・「言葉にすることが、思考である」、このブログもそういうこと。
・「やる気に頼るな、仕組みに頼れ」、これは納得
・「やることより、やらないことを決めよ」、ネットサーフィンなんかダメだとさ。
・「上司は思いつきでものを言う」、これは橋本治さんの本のタイトル、全くそのとおり。
Do
・「妬まない、怒らない、愚痴らない」、うらやましいですね~ってすぐに言いたくなるけど、って愚痴っているのはダメ。
・「Giveの5乗でいこう」、自分の得意技は何の見返りも求めずにGiveしまくる。
・「「とりあえず仕事」をやめる」、とりあえずビールもダメか?
・「努力は、結果でなく、過程にせよ」、結果ばかりを評価するのは良くない、努力もせずに偶然うまく行った場合もそれを評価してしまうこともある。
・「学ぶことは、まねること」、Twitter、勝間さんやいとうまい子さんのやっていることをマネして、いろいろ覚えることができた。
・「叱る量の5倍ほめろ」、なかなか褒めることができないなぁ。
・「記憶は体全体で行われている」、茂木健一郎さんにつながるか。
Check
・「1日0.2%の改善は1年で倍になる」、ほんの少しづつでもいいから改善し続けろ。
・「批判は認められたい欲求の裏返しである」、わかる気がする。
・「問題は当事者が認めるまで悪化する」、体のどこかが悪くても、気のせいだとか単なる疲れだと思って放っておいたら、どんどん悪化していることがある。身の回りで問題が生じていることはごまかさずに素直に認めたほうが良い。
・「期待を裏切られると、人は動揺する」、相手がここまでやってくれるものだと勝手に抱いていたら、やってもらえなくて、こんなハズではと失望が大きくなる。
・「自分ばかり損をしていると思うな」、過度な被害者意識は持たないほうがいいね。
・「賢者は歴史に学び、愚者は経験に学ぶ」、賢者は他人の失敗からも学べるということ。
Action
・「過去はいくらでもよいものに変えられる」、まぁそいうことかな。
・「不幸を幸運に、幸運を実力に変えよ」、セレンディビティ、偶然力
・「人は消去法でしか学べない」、いくつか失敗して、やっと正解がわかる。
・「ゼロイチ思考で考えるな」、○か×か考えず、あいまいでもいいということ。
・「幸せの総量は与えた幸せの総量で決まる」

さすがに前向きな勝間さんだな。トメさんのイラストも面白い。オワリ。

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