思いつくまま

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サッカーブラジルWカップ3次予選、日本は何とか2位通過で最終予選に進出。

2012年02月29日 21時25分00秒 | サッカー
サッカーワールドカップブラジル大会、アジア3次予選、日本はC組で北朝鮮・ウズベキスタン・タジキスタン(当初はシリアだったが、2次予選でスウェーデン代表経験を持つ選手を起用したとして失格)と戦うことになった。
上位2チームが最終予選に進む。

 9月2日(金)埼玉 台風12号の近づく中での初戦
日本北朝鮮戦
長友&森本&本田圭&中村憲がケガでリダリダ離脱なり。
FWが李忠成、岡崎、香川、MFがトップ下にテクニシャン柏木、ボランチに遠藤ヤット&心を整えるCP・ハセベ、DFにセンターが吉田マヤ&今野、サイドに駒野&内田、GKが川島クンだった。
北朝鮮のFWは元Jリーガーのチョンテセ、MFにはアンヨンハッやリャンヨンギといったJリーガーがいた。
試合は北朝鮮が守備的だったこともあって、前半はウダウダ、36分過ぎに相手GKが足を痛めてまともに走ったりボールを蹴ることができない状態だったにもかかわらず、枠にシュートを打つことさえできずに、0対0。
後半も途中まではウダウダだったが、15分にU-22の清武を柏木に代えて投入、その清武に2つ決定的な場面があったが、シュートは相手DFが体を張って外へ。
さらに25分には、追加召集の長身のハーフナー・マイクを李に代えて投入した。
29分にそのハーフナーがシュートを放つもバー直撃。35分には岡崎のヘディングシュートをGKがファインセーブ。
38分には、途中出場の長身FW10番が遠藤とスライディング合戦でぶつかった際にスパイクを向けてきて一発レッドで退場し、日本が1人多くなった。
42分にはハセベのパスに左に走り込んだ岡崎が決められず。
逆にチョンテセにシュートを打たれた。テセは44分に交代でベンチへ。
5分間のロスタイムになって、ようやく怒涛の攻めが続き、清武からのパスを受けた香川のシュートは相手DFが体を張って外へ、そのCKからの流れの中で今野がシュート、バー直撃でボールはゴールラインを割らず、続くCKからの流れで香川のバックヘッドはGKがファインセーブで外へ。
ロスタイムも4分経過したところで、さらにショートCKからハセベ、清武とつなぎ、右からフリーの清武からスーパークロス、真ん中で吉田マヤがキタッ ━ ━ ━\(゜∀゜)/ ━ ━ ━、ヘディングシュートがゴーーーール、待望の1点が入った。
試合終了。
日本が北朝鮮に1対0で勝った。

2005年2月9日の埼玉のW杯予選でもロスタイムに大黒様のゴールで劇的な勝利だったが、今回もロスタイムでの決勝弾だった。
ホームで何とか勝ち点3、元グラ・吉田マヤが日本を救った。
心を整えるCP・ハセベの運動量・頑張りは心に残った。
途中出場のU22・清武も素晴らしかった。

Twitterの#grampusはマヤ一色だった。


 9月6日(火)アウェイ・ウズベキスタンのタシケント・気温30度+湿度10%のパフタコールスタジアムでの第2戦
日本ウズベキスタン戦
FWが李忠成、岡崎、香川、MFが心を整えるCP・ハセベ、遠藤ヤット、阿部ちゃん、DFにセンターが吉田マヤ&今野、サイドに駒野&内田、GKが川島クンだった。
ウズベキスタンのFWにつんつるてんゲインリッヒ、MFにはジェパロフがいた。シャツキフはベンチ。
サウジ~ヤの審判団。
試合開始早々、李がゴールネットを揺らしたがオフサイド。
6分に左ポスト直撃され、その流れの中で8分にジェパロフに決められ失点。
13分の李のヘッドはGKが弾いた。
16分、相手右クロスがそのまま日本ゴールに飛んだが、川島クンがファインセーブ。
その後はあまり攻め込めず。
44分の李のシュートは右ポスト直撃。
前半は0対1。
後半から阿部ちゃんに代えてU-22・清武を投入。
なんとなく攻めきれず。
19分、右からの内田のクロスに岡崎がダイビングヘッド、ゴーーーール、同点。
20分、李に代えてハーフナーマイクを投入。
21分にはジェパロフと1対1になった川島クンがファインセーブ。
32分につんつるてんに代えてシャツキフin。
36分に駒野に代えて槙野を投入。
終了間際には相手ゴール前でチャンスがあったが、誰もシュートを打たず。
日本がウズベキスタンに1対1で引き分けた。
特に前半は日本の右サイドから何度も崩されて危なかったが、負けなくて良かった。
後半に投入された清武は素晴らしかった。


 10月11日(火)大阪・長居での第3戦
日本タジキスタン戦
FWが中央に長身のハーフナー・マイク、右に岡崎、左に香川、MFがトップ下にお久しぶりだが機能していた中村憲、ボランチが心を整えるCP・ハセベ&代表には欠かせない遠藤ヤット、DFがセンターに吉田マヤ&今野、サイドに怪我から復帰の長友&駒野、GKが川島クンだった。
本田圭、内田、清武はケガでいなかった。
オーストラリアの審判団。君が代は植村花菜さんだった。
直前の練習試合のベトナム戦が1対0の辛勝だったことに加え、未知なる国のタジキスタンが相手だったので不安もあったが、怖れることはなかった。
前半11分に右の駒野のクロスにハーフナー・マイクがヘディングシュート、代表初 ゴーーーール
19分には岡崎が右からシュート、ゴーーーール
35分には、クリアボールを拾った駒野がグラウンダーの強烈なミドルシュート、代表初 ゴーーーール
41分には左から中村憲のスルーパスに走り込んだ香川が右アウトでワンタッチの難しいシュート、 ゴーーーール
後半開始早々の2分、またも右の駒野のクロスにハーフナー・マイクがヘディングシュート、 ゴーーーール
3分にハーフナー・マイクに代えて李を投入。
その後、吉田マヤのシュートがバー直撃、長友のシュートがバー直撃、岡崎のシュートが左ポスト直撃。
11分に左から中村憲が左からシュート、ゴーーーール
16分、ハセベに代えて細貝モエ~(萌)投入。
23分に右から香川がクロス、と思ったらそのまま吸い込まれ、ゴーーーール
28分、中村憲の右からのクロスに岡崎が左からヘディングシュート、ゴーーーール
31分に岡崎に代えてグラ・藤本を投入。
その後は何となくボールをキープして試合終了。
日本がタジキスタンに8対0で勝った。


 11月11日(金)アウェイ・タジキスタンの首都ドゥシャンベ、前々日まで雪が残って芝生がボコボコ、ところどころ土がむき出しのセントラルスタジアムでの第4戦
日本タジキスタン戦
FWが中央に長身のハーフナー・マイク、左に香川、右に岡崎、MFがトップ下に中村憲、ボランチが心を整えるCP・ハセベ&代表には欠かせない遠藤ヤット、DFがセンターに吉田マヤ&今野、サイドに左に駒野&右に内田、GKが川島クンだった。
韓国の審判団だった。
試合はホームで8対0で勝った時とは全く違うものになった。
タジきっちゃんも積極的に前に出てきて、中盤までは得点できなかった。
32分に打たれたミドルシュートは左ポスト直撃、危なかった。
それでも36分、左でパスカットした今野が攻撃参加、中村のシュートがGKにはね返されたところに今野がシュート、ゴーーーール。今野は代表初ゴール。
37分には相手の強烈なロングシュートが右に外れた。
前半終わって1対0。
後半11分、ハーフナーに代えて前田を投入。
16分、香川が左からふわっと浮かしたボールに岡崎が右からヘディングシュート、ゴーーーール
37分には、前田が右へ開きながら強烈なミドルシュート、ゴーーーール
42分に中村に代えて清武、44分に内田に代えてイノハを投入。
ロスタイムには、清武からのボールを受けた岡崎が右からシュート、ゴーーーール
日本がタジキスタンに4対0で勝った。

 この日の夜遅く、ウズベキスタンが北朝鮮に1対0で勝って、日本とウズベキスタンが最終予選に進出することが決まった。 

 11月15日(火)、午後4時過ぎ、1989年以来22年ぶり5試合目の完全アウェイ・北朝鮮の5万人収容の人工芝の金日成(キムイルソン)スタジアムでの第5戦。
選手の入国審査に4時間もかかった。サポーターも150人、報道陣も入国できる人数が極端に制限された。
日本北朝鮮戦
最終予選を決めたザックジャパンの先発は、タジきっちゃん戦から、香川、遠藤、吉田マヤ、川島クンなどの6人を入れ替えて臨んだ。
FWが前田、岡崎、清武、MFがトップ下に中村憲、ボランチが心を整えるCP・ハセベ&細貝モエ~(萌)、DFがセンターに栗原&今野、左右にイノハ&駒野、GKが西川だった。
北朝鮮のFWは元Jリーガーのチョン・テセで、リャン・ヨンギは控え、アン・ヨン・ハッは出場停止だった。
「君が代」にブーイングの嵐。
バーレーンの審判団。
試合は前半から得意のマスゲームで応援するアウェイの異様な雰囲気の中で、ずっと押されっぱなし。
後半5分、セットプレーからヘディングシュートを決められ、失点。
ラフプレー横行で北朝鮮にイエロー5枚、そして32分に11番がイエロー2枚で退場。
17分に中村に代えて内田、31分に前田に代えてハーフナー・マイク、40分には清武に代えて李忠成を投入。
43分のビッグチャンスは、ゴールネットを揺らしたが、ハーフナーがオフサイドだった。あとは北朝鮮の中東のチームのような倒れまくって時間稼ぎをして、試合終了。
日本が北朝鮮に0対1で負けた。
ザッケローニ監督が就任して以来16戦負け無しだったが、それが消化試合の北朝鮮戦でストップしてしまった。

北朝鮮がピンチになると、女性の黄色い悲鳴が聞こえたが、そういうところで動じないように訓練されているかと思っていたので、不思議な感じだった。
完全アウェイの厳しい環境で良い経験になったが、やはり勝てないのは残念だった。

2月29日(水)ホーム・豊田スタジアムでの消化試合ではない最終戦。最終予選でトップシードされるためにはFIFAランキングを落とせないので、ランキング格下相手に絶対に負けは許されない。
日本ウズベキスタン戦
ザック監督は欧州組の1人として、ボルトンの宮市亮(中京大中京からJリーグを経ずに欧州クラブに入団)を呼んだ。
FWが3人でハーフナーマイク、岡崎、グラ・藤本、MFには香川、ボランチが心を整えるCP・ハセベ、遠藤ヤット、DFにセンターが吉田マヤ&今野、サイドに長友&内田、GKが川島クンだった。
ウズベキスタンは、前の試合に最終予選でのイエロー持ち越しを帳消しにするために、イエロー1枚もらっていた選手がわざとイエローをもらうという不正行為で主力5人が出場停止、前回とはガラッとメンバーが変わって若返っていたが、決して弱くはなかった。
カタールの審判団、観客は4万2,720人。
前半は、22分に香川の又抜きパスに反応した岡崎のシュートがバー直撃の惜しい場面はあったが、何となく決めきれずに、逆に時々カウンターを食らう場面もあった。
後半9分、攻めていたはずなのにカウンターからシュートを打たれ、一度はGK川島クンが止めたものの、こぼれ球を押し込まれ失点。
15分、あまりいいところがなかった藤本に代えて乾を投入、21分にはハーフナーに代えて李を投入。
38分に足を痛めた長友に代えて駒野を投入。宮市は出られず。
後半も決定的なチャンスは作れず、試合終了。
日本がウズベキスタンに0対1で負けた。
欧州組は時差ボケなのか、香川以外全くいいところが無かった。
W杯アジア予選で日本がホームで負けたのは、加茂周元監督時代の1997年9月28日のフランスW杯アジア最終予選・韓国戦で1対2で敗れて以来、約14年半ぶり。
まだ3次予選、ウズベキスタンに次いで何とか2位通過、何とも後味の悪い結果に終わった。

6月からの最終予選、3月7日のFIFAランキングを元に3月9日に抽選会、日本、オーストラリア、韓国、イラン、ウズベキスタン、イラク、ヨルダン、オマーン、カタール、レバノンが2組に分かれて戦うこととなった。
2つの組の上位2チームがワールドカップ進出、3位がプレーオフに回る。
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