いよいよ卒業検定
最初に先生からの説明で、路上運転する際のヒントを
たくさん教えていただきました。
とにかく「歩行者の保護」が大切みたいです。
今日は久々の緊張で、おなかが痛くなってしまいました。
わたしは大学生の女の子とペアで、彼女が先に運転し、
わたしが後部座席に乗りました。
あいさつすると彼女は
「卒検2回目なんです。おとついも受けたんですけど落ちちゃって・・・。」
と言っていました。なんだか応援してあげたくなって、
後部座席から「がんばって!!」と心の中で応援していました。
(今日のわたし、緊張しているわりに
他人の応援ができるだけの心の余裕があったらしい。)
彼女はとても上手に運転していたように思いました。
交替していよいよわたしが運転です。
わたしのコースには「歩行者が多い、いや~な感じの道」があります。
ということで今日のわたしの運転のテーマは「安全運転!」
こんなのごく当然なことでテーマにするまでもないのですが。
えらく緊張していたのか、エンジンかけずにチェンジレバーを
ドライブモードに入れようとしていたら、先生から
「まあ、落ち着けや。」
と言われました。
狭い道、立て続け直角の曲がり角、歩行者めっちゃ多い道。
なんとか無事通り抜け、所内へ。
縦列駐車も昨日みきわめで3回練習したかいあって、とても上手く入りました。
検定が終わってその場で検定員の先生からコメント・アドバイスをもらいます。
「どうでしたか?」
「今日は安全運転を心がけました!」
「ここはちょっとなーと思うところはありましたか?」
「こことここが・・・」
「う~ん。そこはいいんやけどな。
曲がり角の後の横断歩道でおばちゃんが立ってたやろ?」
あ。。。あのおばちゃん!
気にはなってたのですが、渡ろうという意志がわたしには全く見えなかったから、
ゆずってあげなかったのよね・・・。
それがいけなかったみたいで、先生からこっぴどくしかられてしまいました。
「あんだけ(説明の時に歩行者の保護について)言っておいたのに・・・。
もう少しでブレーキ踏みかけたわ。
弱者に対してもっと思いやりを持たなあかん。」
「はい・・・。
」
先生は真剣でした。運転は技術も大切だけど、
弱者を守ることや思いやりがどんなに大切かが伝わってきました。
自分では「十分安全運転できた!」って喜んでいたけれど、
まだまだ歩行者に対しての思いやりが足りてなかったな、と反省。
今日は落ちたかも。
でも、たとえ不合格だったとしても、「歩行者を守る」という
基本中の基本でとっても大切なことを学べたからそれでいいと思っていました。
もうひとり検定を受ける子がいたので、わたしは再度後部座席に乗りました。
彼女はちょっと大変そうでした。余裕がないという感じでした。
所内に戻って縦列駐車の時、バックして左にいっぱいハンドルをきるところを
思いっきり右にハンドルをきっていました。
後ろから「反対だよー。」って教えてあげたくなりました。
検定員の先生なんてもっとそうだったと思います。
何度もやり直してなんとか駐車できました。ほっとした先生とわたし。
そこで「駐車完了」と一言言えばよかったのですが、
彼女はあろうことかまたやり直しをするべく車を出してしまったのです。
( ̄△ ̄;)エッ・・?
先生もわたしも凍りました。
やり直しは3回までしかできません。でももう4回目。
この時点で彼女は不合格になってしまいました。先生に
「なんでさっき駐車できたとき、駐車完了って言わんかったん?」
と聞かれ、彼女は
「ミラーも入ってないといけないって教えてもらったから。」
と答えました。
えー。ミラーもちゃんと入ってたよー。
最後の最後にとても残念でした。彼女はとてもがっくりしていました。
ロビーに戻り、いよいよ合格発表です。
ってオイ ( ̄ェ ̄;) 電光掲示板、壊れてるわ。
ということで、合格者は名前をよばれることに。
…o(;-_-;)oドキドキ♪
「○○さん。
△△さん。
ららさん。
・・・・・・」
(゜∇゜ ;)エッ!?(゜∇゜ ;)エッ!?(゜∇゜ ;)エッー!?
聞き間違いでない???
∑(〃゜ o ゜〃)わたしが合格!?
う・・・うれしい~ッ!
2度目の卒検の彼女も合格したようで一緒に
「よかったねー
」と喜び合いました。
運転免許試験場には4月の誕生日の翌日に行こうと思います。
1度で卒検受かるだなんて思ってもみなかったので、
いきなり教習所を卒業することになってさびしくなります。
第一段階の始めや路上に出たばかりのころは「免許なんていらない!」
と泣きそうだったのに、中退さえ考えていたのに、
そんなわたしが卒業できたなんて。
どれもこれも、優しく忍耐して教えてくださった先生方やスタッフのみなさん、
そしていつもわたしの話を聞き、励ましてくれた夫、ひーちゃんや
お友達のおかげです。
1月末から約2ヶ月間、大変お世話になりましたー。