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元緘黙症児だったアラフォー主婦の本当の気持ち(現在もこの症状かなりひきずってます…)
HN:ふわり

母親になって思うこと

2008年07月15日 | 今日の出来事
娘の幼稚園で「音楽会」がありました。
舞台に立って、保護者の前で歌を披露する会です。
年少さん、100人が舞台に並ぶと迫力がありました。
娘は不安げな表情。
歌が始まると、一番仲がいい隣の友達と一緒になって、ニコニコ歌っていました。
一安心。

でも私が気になったのは、やはり自分と同じような姿の舞台で大泣きしている子。
昔、私が年少さんだった頃、同じような目にあったのを鮮明に覚えています。
今でも辛い思い出です。
泣いたこと自体は、いつものことですが、舞台で泣いたことで先生に怒られ、
廊下に立たされ、みんなの笑いものになった事実の方が辛かった。

私が母親になることの一番の不安要素は、自分の性格が遺伝することです。
絶対に自分と同じような性格になってほしくないとずっと思っていました。
舞台で泣くような子になったらどうしよう。
そればっかり考えていました。
でも今回の音楽会で大丈夫な様子がうかがえたので、少し安心しています。

時々思うのですが、「自分が母親でいいのだろうか?」という不安はいつも頭にあります。
テレビや雑誌などでも「いい親」「悪い親」みたいなのを取り上げられ、
それを見るたびに自分が適していない人間ではないかと不安になるのです。
周りの育て方なんて気にしなければいいのに、つい自分と比べてしまって・・・。

1人目が生まれて1,2年の頃はその不安がとても大きかったです。
まだ、性格がよくわからず、ちょっとでも人前で泣くようなことがあれば、
「もしかして遺伝した?」
と悩んでいました。今は、なんとなく赤ちゃんにも性格があって、こんな感じの子は、
こういう性格かなという大体の予想がつくようになったので、以前よりは不安に感じなくなっていますが。

母親って永遠にこうやって子育てについて悩みつづけるものなのかしら・・・?