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元緘黙症児だったアラフォー主婦の本当の気持ち(現在もこの症状かなりひきずってます…)
HN:ふわり

オーラ

2007年05月30日 | 今日の出来事
最近、流行というかよく聞く言葉ですが、
オーラ診断をしてもらえるという機会があったので、
行って来ました。
でもテレビでやっているのとは、ちょっと違う感じで、
機械に指を乗せると、パソコンの画面上に体の絵が描いてあって、
そこに色が出てくるというものです。

なんとなく緊張感とうさん臭さを感じながら、指を乗せると、
紫が強く出て、あとはいろんな色が少しづつ混ざっているという感じでした。
その場で、診断してくれた人に言われたことは、

「自分の世界をもっていて、人の意見に流されないタイプ。
あまり人と関わることを嫌い、相手に合わせたり、深く付き合うと
疲れてしまいますね。でも黄色と緑も出ているので、
今、努力して人と関わろうとしていますね。色の調和もとれていますので、
無理なさらなくてもいいですよ。」

そんな診断でした。隣にいた人に聞いたら、あんまり合ってない。
なんて、言ってましたが、私は随分、確信をついてるかもなんて思ってしまいました。
今の生活は十分、幸せだし、温かい家族を自分で持つこともできて、
満足しています。それだけで、いいはずなのに、家族以外の社会の中の自分を考えた時に、
いつも不安に思うことが多く、そこを改善しようと無理して背伸びしているかも
しれません。

今は妊娠している為、ストレスに感じることは避けるつもりですが、
でも少しづつでも人との関わりを疲れるものではなく、楽しいものにしたいと
やっぱり思ってしまいます。(理想)

高校入学

2007年05月18日 | 緘黙時代(高校)
私の高校時代は、これといって変化のない淡々とした日々でした。
私は市内でただ1つの女子高に通っていました。

そこを選んだ理由は、まず勉強しなくても入学できる可能性が高かったこと。
制服がセーラー服だったこと。
女子高なら友達がたくさんできると思ったから。

そんな理由でした。
一番は、学力ですが、中学校の時に授業を聞いてテストを受けるだけで、
家では一切、勉強をしませんでした。
クラスのほとんど、塾に通っているような状態で勉強していなかったので、
成績は3年生になったらみるみる落ちていきました。

そして、高校の制服をすごく気にしました。
冬はいいのですが、夏の白いシャツ1枚の制服にリボンというスタイルの
学校が多く、その格好だとブラのラインがとても目立つのです。
当時の私は、それがものすごく嫌でたまりませんでした。
なぜ、下着が見える制服なのか?
なぜ、それをみんな当たり前に着ているのか?
絶対に着たくない!と思っていました。

今、思えば目立たないように自分で努力すればよかったのですが、
1人だけ違う着かたをすれば、また目立つような気がして、
そんな枠からはみ出すようなことはできず、白いシャツに拒否反応を示していました。

そして、私のほんの小さな希望。友達がほしいという気持ちも
女子高を選んだことで失敗したように今は思います。
高校を卒業してから気づいたのですが、男性と話す時のほうが、
気楽に自分を出せることに気づきました。
なぜかというと、「男性とは友達になれない」という観念があったからです。

「友達ではない」→「どうでもいい」→「言いたいことを勝手に言う」→
「結果、本当の自分が出ている」

そんな感じでした。
私は、友達を意識するあまり、女性に対して変な緊張感をいつも
持っているのです。ですから、この時、選択した女子高という場所は自ら
不安要素の多い場所を選んでしまったと今では考えています。

また、入学してからのことは、気が向いた時に(思い出した時に)書きます。

人見知りの激しい子

2007年05月10日 | 今日の出来事
サークルには、いろんな人がいて、とてもおもしろいなと思います。
でもなんだか、自分1人が浮いているような気がして、
周りに気を使わせているような気がして、落ち着かない。

なんとなく、向こうから話しかけてくれるのを待っている
自分も嫌だったりして、変わりたいのに変われない自分がいつもいます。
どうしたら自分らしくなれるのか、未だによくわかりません。

娘が人見知りせず、無邪気に遊んでいるのだけが救いのような・・・。
本当に自分に性格が似てなくてよかったと思います。
性格なんてきっと、生まれた時、もしくは生まれる前から決まっているのでは
ないかと私は勝手に思ってます。
だって、全然、両親と私。私と娘。似てません・・・。

そういえば、サークルには、極端に人見知りの激しい男の子が1人います。
娘と同じ2才で、とても美形な子です。
その子は、母親から絶対離れず、べったりとくっつき、
目が合うだけでうつむき、顔を隠します。
友達とは遊ばず、母親とだけ話をし、他者とは一切、口を聞きません。
その姿が過去の自分とあまりにもそっくりで、ほっとけない気持ちになるのですが、
何か話せば、子供も聞いているし、私の顔を不安げな目で見つめるので、
その子については、母親と何も話せませんでした。
少し離れててくれれば、ズバッと聞けるのに、これを言ったら
傷つくかなと考えると何も聞けませんでした。

緘黙児ではないと思うけど、無理に友達を遊ばせるようなことはできないし、
きっと母親の側が安心できる場所なのだと思うと声をかけることはできません。
というより、なんて言葉をかけていいか、全然わかりませんでした。
きっと普通に他の子と変わらず接するのがいいのかなと思うけど、
私もそんな状況になると頭がまわらず、ついだんまりに・・・。
答えを求めない質問の仕方って、本当、難しいなと思ったのでした。