けれど違ってました。私が考えるよりはるかにずっと多くの緘黙症の人がいるという事。自分が緘黙症と知らずに苦しみながら生きている人や、他の病気に診断されて間違った治療をされている方などなど。
このブログを初めようと思ったのは、自分の気持ちを吐き出したかったから。今、現在生活をしている私は仮面をかぶっているようで、本当の自分じゃない。無理して普通のふりして生活をしているのが辛かった。もう30年以上も。心の奥底のずっと抱えていた悩みを誰にも言えず、本当は辛くて苦しいんだよ、ってこの場を借りて叫びたかった。
でもそれが私だけではないんだ、とわかった時、心の中がほんわか暖かくなるような感じがして、今も緘黙症で悩んでいる学生達の少しでも助けになりたいと思うようになりました。私などとても非力ですが、緘黙症の辛さや気持ちはよくわかります。