Pilot-Kの「前見て加速!」

自動車運転に関するアドバイス・感想等を書いていきます。※偶数日更新(原則)

左折に失敗して“左前”をぶつけた?

2014-10-24 18:24:10 | Weblog

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もう、ン10年も昔の話ですが、小生の学生時代、
免許を取ったばかりの友人が、
親御さんに買ってもらったばかりの新車を
壊してベソを掻いていたことがありました。

彼の問わず語りによれば、
左折するのに失敗して、左のブロック塀に
車の左フェンダー部分をぶつけたとのことでした。

でも、当時の小生には、その様子がイメージできませんでした。
「左折の失敗」というのは「内輪差」と相場は決まっているので、
車の“左腹”をぶつけたというなら分かりますが、
車の“左前”をどうやったらぶつけられるのか、
不思議で仕方がありませんでした。
「誰も怪我させなくて良かったね」と慰めるだけでした。
(友人もその言葉を期待していたのだと思いますが)

でも、今なら、その失敗した場面が想像つきます。

すなわち、直接的な原因は「ハンドルの戻し遅れ」です。
戻し遅れたため、車が左を向いたままなので、
左前をぶつけたのでしょう。

で、なぜ戻し遅れたかというと、
前(これから進もうとする道)を見るのが遅れたからです。
そして、なぜ前を見るのが遅れたかというと、
おそらく、ハンドルを切るタイミングが遅れたか、
もしくはハンドルを切る量が足りなかったから、だろうと思われます。
「ハンドル戻し遅れ」の原因を
「ハンドル切り過ぎ」だと思っている人も多いですが、
むしろ逆なのです。

さらに言えば、切るのが遅れるのも、切る量が不足するのも、
左折手前での減速が足りないことが疑われます。
ポイントは「左折時」ではなく「左折手前」です。
このブログで何度も書いている「5m(または1車長)手前」を意識して、
そこまでに減速を完了させておけば、
件の事故は起きなかったに違いありません。

ああ。当時に戻って、友人にアドバイスしてあげたい!


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