わくわくするもの.blog

わくわくする、ひと・もの・こと。
ゆるゆる、私の心で感じたこと。。
ここでの皆さんとの出会いにも、わくわく・・・。

Made in BENINのパーニュ

2011年12月08日 | ベナン・アフリカ手仕事・布・音楽
 ぼんじゅ~る。師走の月に入り、こちらコトヌの町も忙しない空気が漂っています。
スーパマルシェ(スーパー)や食堂のガラス窓や入り口にはパパノエル(サンタさん)の
絵やら、積もった雪の絵やら、「良いクリスマスとお年を!」など、ペイントされています。
でも、パパノエルの衣装や、白いひげを見ていると、なんだか暑苦しくって(笑)。
 とっても痩せたパパノエルの絵があると、「暑いんでしょ?」と声をかけたくなります。

 前回ちょこっとご紹介しました、ヴィンテージのパーニュの話し。
上の写真が、そうです。
これ、珍しいのですが、メイド・イン・ベナン(左下隅紙に書いてあります)。
恐らくベナン唯一のアパレル会社「sobetex」のデッドストックの布です。
デッドストックらしく(?)ねずみに食われたのか、穴が2箇所開いてました。
(500セーファ=100えん値引きしてもらえました♪)
私の写真の技術では、とてもその深い緑の色を出すことができませんが、
ものすごく深い、しぶい緑色で、今のパーニュにはない色が特徴的です。
さらに、ヴィンテージのものは、コットンの織り目がつまっていないので、
ものすごく薄い生地になっているのも特徴です。
私は以前、別のヴィンテージの布を洋服に仕立てましたが、
ものすごく風通し良く、着心地いいんです。
ユンヌピエス(12ヤード)買いましたので、3分の2は日本へのお土産にして、
残りで何を作ろうかな~と、もくもく、わくわくしています♪ 

* 先週末、コトヌのフランス文化センターでアフリカを代表する世界的に有名な
ジャズサクソフォニスト、マヌ・ディバンゴ(Manu Dibango)の野外ライブがありました。
80歳近いお年とは思えないほど、迫力のある演奏で、かっちょよかったです~♪
包容力のあるようなサックスの演奏もすばらしいのですが、声もいいですね。
すべてを包んでくれるような、あたたかく、おおらかで、しぶい低音。
私は彼の音楽は初めてでしたが、周りのお客さんは大ファンのようで、
一緒に歌ったり(しかも、はもるんです!)、大声で声をかけたりして、
ものすっごく盛り上がっていました。
前座や途中で、ベナンを初めとする沢山のアーティストたちとの共演もあって、
アフリカらしいジャズ演奏を初めて楽しむことができました。
それに、空間もとても心地よかったです。
ヤシの木に囲まれた野外ステージ。扇形に囲む観客席。心地良い音楽。
 これからも、フランス文化センターのイベント、要チェックですね♪
 (ちなみに、チケットは自由席で2100円!私たちは正面前から6列目でした!)

真剣な噂話

2011年12月01日 | ベナン暮らし・料理・お菓子づくり
 最近は午前中の早い時間曇ることが多く、こんなときはチャンスと、
先日、ダントッパという西アフリカ最大級の現地向けのマルシェに行ってきました。
久しぶりにデッドストックのパーニュ(西アフリカの木綿プリント生地)を発掘しました♪

 そうそう、最近、真剣な噂話を耳にしました。
CFAフラン(franc CFA)が2012年1月からデノミされるそうです。
こういう噂話はこの5年間でちょくちょく耳にしましたが、今度は本当だとのウワサ。
私が聞いた情報源は、一人は国際機関のナンバー2で、もうひとりはベナンのお偉いさん&
外国人外交官の友達が沢山いる人。二人とも、口をそろえて、「今回は本当だよ」と。
 あっ、あと、エマニュエルくんも言ってました(忘れちゃって、ごめんね)。

 でも、まだ詳しいことはわかっていないという人もいます。
(フランス語で読める方はこちらをどうぞ)
ベナン経済にどんな影響をもたらすのかもよくわかりません。
エマニュエルくんは何を思ったのか、「お金があればバイクをもう一台買って、
来年になるまでとっておいて、売ればもうかりそう。まあ、パーニュは確実だ」
なんてことを真剣に言っています。
デノミするとそんなに影響があるものかと、私にはよく理解できませんが、
お金の貸し借りをしている人たちは、大きな影響あることは確かでしょうね。
(きっと←弱気)。
お金を貸し借りしていない私たちは大きな影響受けなさそうですが。
 詳しい方、教えてください(←コメント欄へお願いします)。
 
 ということで、最近のベナンのほっとしない、ホットニュースでした。
(ごめんなさい←また弱気)。

追記(2012年12月3日):コトヌーの庶民の間で大人気なラジオDJダハウェ。
毎日10時からフォン語でリズミカルなマシンガントークでホットニュースを
紹介する番組で、昨日、この噂話が話題になりました。コトヌでも随分とこの
噂話が広がっていて、ややパニック状態に陥っているとのこと。CFAを
銀行から引き出して輸入品を買い漁ったりしているそうです。で、ダハウェは
2012年1月2日にデノミというのはきっとウワサだけだろうから、みなさん、
落ち着きましょうと呼びかけていたそうです。
 この番組を要約してくれたエマニュエルくんの話しでは、1994年に初めて
行われたCFAフランのデノミのとき、ある日突然物価がぼんっと上昇して、
みんな大変な経験をしたとのこと。確かに、この国はほとんどの工業製品
(加工食品含む)が輸入品ですから、ウワサどおりユーロに対して40パーセント
ぐらいCFAの価値が下がるとなると、大変なことになりますね・・・。

 *上の写真は、ガッスール。モロッコの4000M級のアトラス山脈の
ふもとでとれるミネラルたっぷりな粘土だそうです。モロッコの有名な
蒸し風呂ハマムで、皆さんこれでドロパックしますね。私もモロッコのハマムで
全身ドロパックしていただいて、気に入りました♪髪の毛もさらさらになるし、
顔もしっとりすべすべになります。最近じとーっと汗をかいたり、だーっと
汗をかいたりを繰り返していたので、にきびが顔にできてしまって。
夜な夜な、これで顔をドロパックしています。早くにきび消えますように!