わくわくするもの.blog

わくわくする、ひと・もの・こと。
ゆるゆる、私の心で感じたこと。。
ここでの皆さんとの出会いにも、わくわく・・・。

カオニャオの新米

2005年10月25日 | ラオス食べ物・料理
 今日のわくわくと言えば・・・。
カオニャオ(モチ米)の新米。
カオニャオさんが今年、村の焼畑で実験して収穫した陸稲(おかぼ)です。
何千とあるラオスのイネの品種には、全部名前が付いているそうです。
今日頂いたカオニャオは、「カオ・ノック(とり)」という名前。
鳥がつっつきたくなっちゃうほど、美味しいっていうことかな。
カオニャオさんがこのカオニャオをウアイチャンにおすそ分けしたのですが、
今日のお昼に、ウアイチャンが、蒸して持ってきて下さりました。
 すっご~く香りがよくて、甘くて、柔らかくて、美味しかったです!

 でも、写真を撮れなくって、ザンネン!
「ブログで紹介しよう」と、写真を撮ろうと思ったときには、もう既に、
カオニャオは、ほとんど残っていませんでした・・・。
すごく美味しかったし、カオニャオといっしょに食べるジェ~オ・マックア
(焼きナスの唐辛子)が辛くって、カオニャオの甘さでカバーしようと、
カオニャオをあっという間に、沢山食べてしまっていたのです。
 あ~あ。ぜひとも、また今度。

 で、代わりに、カオニャオ入れ(ティップ・カオ)の写真を撮りました。
これは、ナムバク郡の山の中のカム族の村の人たちが、手作りして下さって、
私にプレゼントして下さった大切なティップ・カオです。
今日も、ウアイチャンが、蒸したてのカオニャオを、このティップカオに
入れてくれました。
ティップ・カオに入ったカオニャオを頂くときの醍醐味は、ティップ・カオの
フタをあけたときに、ふわ~っと香る、カオニャオのいい香りを楽しめること。
 今日は、新米の、あま~い、いい香りを楽しみました。

晴れた休日のランチ

2005年10月01日 | ラオス食べ物・料理
 昨日まで、しとしとと降り続けた雨は、どこに行ったのでしょうか。
雨、というか、雨雲は。
今朝は、秋晴れのように、からんと晴れました。
こんなに晴れてくれると、お洗濯物も早く乾くし、気分いいですね。
 でも、肌にちくちく刺さる感じがするほどの強い日光は、キケンですね。

 お昼時、「お天気いいから、カオソーイが食べたくなるねえ」と、カオニャオさん。
「カオソーイ(米の麺)」は、名古屋きし麺に肉味噌を入れた感じです。
でも、ラオスの「カオソーイ」には2点の特徴があります。
1)肉味噌に、トマト(酸味)と唐辛子(辛味)が入っていること
2)お好みで、生のままの、サラダ菜、クレソン、フレッシュハーブを入れること
カオソーイの元祖は、ルアンナムター県のムアンシンだと言われています。
 タイ・ヌア族の料理だそうです(タイ・ルー族だと言う人もいますが)。

 ちなみに、ルアンプラバンで美味しい「カオソーイ」屋は2軒あります。
1軒目は、「タームマークフン(パパイヤサラダ)」が美味しいことで有名です。
キャベツをたっぷり入れる、ムアンシンスタイルです。
場所は、3Nagasホテルをメコン川に向かって降りていく途中の右手。
それから、2軒目は、今日私たちが行ったところ。
「地球の歩き方」に紹介されている、シェントーン寺の近くにあります。
 ここは、トマトの酸味が強くて、ひき肉の量が多いのが特徴です。
 
 ルアンプラバンの麺屋さんには、「カオコープ」が置いてあります。
これは、ラオスの揚げせんべいです(塩味)。
モチ米を丸い形に整えて天日干しして、油で揚げています。
普通は、「カオコープ」をばりばりと割って、麺スープの中に入れて食べます。
でも、私たち日本人は、おせんべいのように、ばりばり食べちゃいます。
 「カオソーイ」が来る前に頂く、前菜のような感覚で頂きます。
 
 晴れた休日のランチに、ぱりぱりの「カオコープ」と、唐辛子を沢山入れた
「カオソーイ」を汗を流しながら頂くのが、やっぱり、一番美味しいですねえ。

マノの寄せ豆腐

2005年09月23日 | ラオス食べ物・料理
 今日のルアンプラバン。また、暑い一日でした。
ちょうど、三時のおやつが欲しいなあと、思っていたときのこと。
天秤棒を担いで、寄せ豆腐を売り歩くベトナム人のおばさんが、
うちの前をとことこと歩いているのを、発見。
ナイスタイミング・・・。
 急いで、「お豆腐くださ~い」と、おばちゃんに声をかけました。

 玄関の前に入ってきたおばちゃんは、「いくらにする?」と、私に聞きました。
どんぶりよりも少し小さめのガラスボールをおばちゃんに渡して、
「じゃあ、このボール一杯で・・・」と、答えるワタシ。
 「ああ、2,000キップ(25円)だね」と、おばちゃん。

 おばちゃんは、丸い形の保温性のあるプラスチックの容器の中から、
す~っ、す~っと、お豆腐を小鉢ですくって、ボールに入れてくれました。
「で、ココナツミルクは入れるの?」と、おばちゃん。
「はい。入れてください。でも、シロップは少なめで」。
この寄せ豆腐には、ココナツミルクとショウガ入りのシロップを入れます。
 これは、ベトナム流なのでしょうか?
 
 2,000キップをおばちゃんに支払いながら、ちょっと聞いてみました。
「このお豆腐は、マノ寺の周辺で作っているんですか」。
おばちゃんは、「うんそうだよ」、とだけ答えてくれました。
マノ寺の周辺には、ベトナム系ラオス人コミュニティがあります。
 そこで、ベトナム系の人たちがお豆腐を作っているのです。

 ココナツミルクとショウガシロップの、寄せ豆腐。
なんとも言えない、絶妙な美味しさ!!
また、明日も、おばちゃん来てくれないかなあ。
ご興味のあるかた、ぜひとも、日本でも試してみてください。
でも、日本で試す勇気のない方。
 ぜひとも、ルアンプラバンにいらっしゃって、チャレンジして下さい!!

ジンジャーエール

2005年09月22日 | ラオス食べ物・料理
 今日のルアンプラバンは、とっても暑かったです。
お昼過ぎに、水道水を使ったら、熱湯みたいで火傷しそうでした。
危ない、あぶない。
ようやく、夕暮れ時から、涼しくなってきましたので、梅子に乗って、
仕立てに出していた洋服を、縫製屋さんに取りに行きました。
 とても素敵に仕上がっていて、ご機嫌です。

 昨日のことですが、新しいレシピで、ジンジャーエールの原液を作りました。
これは、KINOさんのブログで紹介されていたレシピを参考にしました。
皮付きのショウガをスライスして、はちみつといっしょに漬けます。
今回は、初めてでしたので、ショウガの量をかなり少なくして、様子を見ました。
一晩漬けると、ショウガの水分が出てきて、原液ができていました。
 早く飲みたいなあと、わくわく・・・。

 お昼に、この原液を炭酸水と混ぜて、ジンジャーエールを作りました。
原液の適量がわからなかったので、味見をしながら、量を調整しました。
炭酸のカン一本に対して、大サジ1ぐらいがちょうどよい感じみたいです。
 飲んでみましたが、う~ん、なかなか美味しい!

 私が、自己流で作っていたジンジャーエールよりも、ずっと美味しいです。
でも、私の好みは、もう少しショウガの香りが強いほうがいいな。
今回は、ちょっと、けちけちで作ってしてしまった・・・。
今度は、ショウガをもっと沢山入れて作ってみます。
 目指せ、YuLaLa Caféの自家製ジンジャーエールの味!

ポップコーン

2005年09月20日 | ラオス食べ物・料理
 夕方、梅子を走らせて、「タラート・ミタパープ(友好市場)」へ。
ここは、4年前までは、「ミタパープ」という名前の、若い女の子たちと一緒に
ビールを飲んだり、生バンドに合わせてホールで踊ったりするお店でした。
お客さんの多くが、接待する・される男性公務員。
オーナー自身も、男性公務員(当時、教育局のお偉いさんでした)。
でも、公務員のモラル低下を心配した真面目な県知事の「廃業命令」に従って、閉店。
 半年後に、「タラート・ミタパープ」に生まれ変わりました。

 今日、このタラート・ミタパープで、「ポップコーン」を発見。
実は、最近、ちょっとだけ、気になっていました。
この3ヶ月ほどのことですが、夕暮れ時に、若者が集まる広場の近くの
道路沿いで、袋詰めの状態で売られているのを、何度か、見かけました。
「どこで作っているんだろう」、「いくらかな」、「なんで黄色のかな」。
気になる、気になる。
 でも、なかなか買う勇気がない、ワタシでありました・・・。
 
 今日、タラートの前で、大きな鍋をぐるんぐるんと回転させながら、
おばちゃんがポップコーンを作っているのを見たら、食べてみたくなりました。
まずは、おばちゃんに値段を聞いてみました。
一袋、2,000キップ(25円ぐらい)。
 失敗しても、後悔しない額。
 
 ということで、一袋だけ買って、家で食べてみました。
これが、なかなか、香ばしくって、美味しい。
ちょうど、うちにやって来たウアイチャンにも少しお裾分け。
で、ポップコーンは、ラオス語で「サリー・トックテーク」だと教えて頂きました。
意味は、「はじける・とうもろこし」。そのまんま。
で、「黄色のなぞ」について、ウアイチャンに聞いてみました。
私の大好きな「はちみつ」、だそうです。
 ダイエットをしようと決めた私に、あま~い誘惑が・・・。

ルアンプラバンのみかん

2005年09月14日 | ラオス食べ物・料理
 昨日は、ここから100キロ離れた、ナムバク郡で仕事していました。
4村を訪ねて、村の人たちが建てている小学校の校舎建設が、どんな感じで
進められているか、見せていただきました。
ある村は、大工さんを1人も雇わずに、村の人たちだけで立派な校舎を
建てていました。これ、ほんとですよ。
ラオスの人たちの器用さというか、「自分でやれるものはなんでもやる」主義も、
すごいな~と、いつも感心させられます。

 で、今回、行く先々で、みかんの差し入れを山ほど頂きました。
そう、このナムバク郡は、ラオスで一番のみかん産地です。
マークキアン・ナムバーク(ナムバクのみかん)の美味しさは、ラオスでは有名。
肥料も、殺虫剤も一切使わない、有機栽培。
ソムワ~ン(甘酸っぱい)で、果汁が豊富。
 でも、手で皮を剥けないので、日本人にはうけないだろうなあ。

 今日は、少しだけ時間に余裕ができましたので、みかんジュースを作りました。
この写真のジュースは、4個分のみかんを搾ったものです。
包丁で皮を剥いて、半分に切って、100円ショップで買った果物絞り器で搾る。
な~んともいえない、甘酸っぱい、いい香り・・・。
で、飲んでみましたが、最高に美味しかったです!!
 「こんなに美味しいフレッシュオレンジジュースは他にない」、って思えるほど。
 
 それでも、このナムバク郡のみかんは、まだはしりのものですので、
今後出回るもののほうが、甘くて美味しいそうです。
ぜひとも、ぴえっと手搾りの、マークキアン・ナムバーク・ジュースを飲みに、
ルアンプラバンへ遊びに来て下さい!
 ・・・って、本当に来てくださる方いるのかな?


サラダ・スピナー

2005年09月06日 | ラオス食べ物・料理
 今朝も、エルエー梅子に乗って、タラートに行ってきました。
昨日は、びっくりするほど高くて、2束しか買わなかった、葉っぱレタス。
今日は、3束1,000キップ(10円)。昨日の半額の値段。
それに、昨日は売り切れで買えなかった、新鮮なクレソンも買いました。
 よし。これで、ついに、いつもより美味しいサラダが食べられる・・・。
 
 いつも、タラートから家に戻ると、すぐに、買ってきた野菜を洗います。
これが、けっこう、面倒な作業。
でも、今日の私は逆に、わくわくしていました。
この、わくわくの理由は・・・。
「OXO(オクソ)の、サラダ・スピナー」。
 これを、使いたかったのです。
 
 この道具は、フタと、ボールの部分に分かれているのですが、ボールの部分に、
もちろん、ざるが入っています。
ですから、葉っぱレタスを、ざる付きボールの中で洗ってから、ボールの水を
捨ててしまえば、そのまま、水切り作業ができます。

 フタには、黒色のノブがついています。
ロックをぱちんとスライドさせて解除すると、ぴょこんと、フタから
筒のようになって、ノブが飛び出ます。
このノブを、手で上からぐいっと押すと、ひゅるひゅるひゅるひゅる~と、
ボールの中のざるだけが回転して、レタスの水気をボールの底に落とします。
 この作業を、3回繰り返せば、完了。

 で、このサラダ・スピナーを使ってみて思ったのは、まず、便利。
ボール、ざる、水切り、保存容器という、4つの機能を持っています。
それに、操作が簡単なので、誰でも使えます。
あと、デザインがとてもお洒落なので、大切に使おうという気持ちになります。
 これからずっ~と、美味しくサラダを頂けると思うと、本当に嬉しいです。

プロキッチン
フライパンクラブ

ビエンチャンにて

2005年09月02日 | ラオス食べ物・料理
 ただいま、ビエンチャンに来ています。
来る度に、忙しい町に変容していっているのが、肌で感じられます。
まあ、首都ですからね。

 それでも、やっぱり、バンコク経由でビエンチャンに来ると、
ほっとします。
ああ、ラオスに戻ってこられてよかった、と。

 で、こちらに来てまず向かったのは、YuLaLa Cafe。
美味しい料理を、たくさん、いただきました。
豚のしょうが焼きとか、コロッケとか、抹茶のシフォンケーキとか、
白玉あずきのミルクプリンとか、自家製ジンジャーエールとか。
オーナーの、Sayaくんも、Ayaさんも、とっても元気な様子でした。
お二人の、わくわくとか、やる気とかが、よく伝わってきました。
 
 今日ルアンプラバンに帰る予定が、明日に延期になりました。
また、今晩も、抹茶のシフォンケーキとか食べにいっちゃおうかな。



ラオス料理の本

2005年07月31日 | ラオス食べ物・料理
 暑い暑いって、言いすぎだったのかな。
今日は、朝からず~っと、雨がしとしとと降っています。
明日から出張ですので、お洗濯物が乾かないのは、つらい・・・。
 でも、農家の方々にとっては、恵みの雨ですね。
 
 今日は、わくわくしちゃう本に出会いました!
その本は、“Food and travel Laos”。
ラオス、特に、ルアンプラバンの郷土料理(40種類)の作り方が紹介されています。
ジェーオボォーン(水牛の皮の唐辛子漬け)。タームマークフーン(パパイヤサラダ)。
オッラ~ム(ルアンプラバンの独特なスープ)。カオチー(五平餅風アヒルの卵タレ)など。
ラオス、ルアンプラバンファンのみなさんには、「要チェック!」モノです!

 しかも、料理の写真も、ルアンプラバンらしさがよく引き出せている写真も、
なかなかステキです。かなり、お洒落にまとめられています。
おまけに、対英(って言うのかな?)ラオス語会話メモまで付いています。
 う~ん。ラオス語って、視覚的にも、かわいくって、味がありますね。

 この本を私に譲ってくださったのは、著者である、ワンダラーさんです。
ルアンプラバンでVanvisaゲストハウスを経営する傍ら、織物ビジネスにも
熱心に取り組んでいらっしゃる、多才な女性です。
実はこの本、ワンダラーさんのお話では、まだ書店には並べられていないそうです。
(ちなみに、タイの出版社ですので、日本では販売されないと思います)。
「ここにも2冊しかないけれども、いいわよ」と、譲ってくださりました。
 コープチャイ・ラ~イラ~イです。

 それにしても、驚きました。
ワンダラーさんが、実は、ルアンプラバン料理の先生だったとは・・・。
以前から、ルアンプラバン料理を学びたいと思っていた私にとっては、嬉しい発見です。
まずは、今日買った本を見て、自分でいろいろと、チャレンジしてみます。
上手に作れなかったら、ワンダラーさんの所に行って、教えていただくことにしよう!
 (この本にご興味のある方、どうぞご連絡ください。お送りしますよ)。

タコサラダ

2005年07月29日 | ラオス食べ物・料理
 今日のルアンプラバンも、また、暑い一日でした。
トゥックトゥックに乗って、いろいろな村をまわって、仕事をして来ました。
夕飯をつくる時間がありませんでしたので、今晩は、ちょっと贅沢しちゃおうと、
JOMAというベーカリーで、タコサラダとフルーツミックスシェークを
テイクアウトして、家でいただきました。

 この、タコサラダは、私の大好物です!
「タコ」は、「蛸」ではなくて、「タコス」のほうです。
葉っぱレタスと、牛肉のミンチと、タコスチップスと、ぷっくりお豆さんと、
ねぎのみじん切りと、パルメザンチーズが、すっぱいソースでからめてあります。
大きなどんぶり一杯分入っていて、19,000キップ(200円)。
決して安くはないのですが、ボリュームがあるし、自分ではまだ作れないので、
私にとっては、ナットク価格です。
 ちなみに、今日から、1,000キップ値上げでした(←悲しい・・・)。
 
 このタコサラダのポイントは、「ねぎ」。
ちょろっとだけしか入っていないのですが、不可欠な存在。
ああ、私も、「ねぎ」のような存在になりたい。
ちっちゃな存在であっても、いろんなところで確実に必要とされる・・・。
 大好きな、タコサラダを食べながら、そんなことを思うワタシでした。

ラオスのスロ~フ~ド

2005年07月20日 | ラオス食べ物・料理
 今日、「カオトム」を、ご近所のウアイチャンの家族といっしょに作りました。
このカオトムは、ラオスの伝統的なもち米のお菓子です。
「ちまき」を、ココナツミルク味にして、あま~くした感じ。
明日、ラオスはカオパンサーの日を迎えます。
ルアンプラバンの町の人たちは、朝早くにお寺に、喜捨しに行きますが、
その際に、欠かせないのが、「カオトム」なのです。
 子どもの頃に、おばあちゃんといっしょに、柏餅を作ったことを、想い出しました。

 で、この「カオトム」づくりにかかった時間は、7時間ほど。
この7時間の間に何をしたのかといいますと・・・(ご参考までに)。
・火を準備する
七輪のようなものに、薪を入れて、火を入れる。
・モチ米を蒸す
 モチ米を、洗って、半日ほど水に浸して置き、天然の木をくり貫いた蒸し器で蒸す。
・ココナツミルクをつくる
庭の椰子の木に登って、古い椰子の実をとって、割る。中のココナツをがりがりと
掘り出して、それを水につけて、よく混ぜて、ココナツミルクをつくる。
・バナナの葉っぱを準備する
 庭のバナナの葉っぱを切り出して、洗って、直系15センチぐらいの大きさで、
円形のものを、60枚分ほど、はさみで切る。
・緑豆のあんこをつくる
 緑豆を、米と同じように蒸した後、タムタムセット(ラオスのすり鉢)で、
潰して、さらに、砂糖を入れて、「白あん」のような状態にする。
・モチ米をココナツ味にする
 ココナツミルクに、「バイトゥーイ」という葉っぱをすり潰した液と塩を入れて、
大きな鍋で30分ほど煮る。最後に、そこに、砂糖と、蒸したもち米を入れて煮る。
・バナナの葉っぱに包む
 バナナの葉っぱに、ココナツミルク味になったもち米と、緑豆のあんこを入れて、
包装するように、くるくるっと、それなりに丁寧に包む。
・「カオトム」を蒸す
 バナナの葉っぱに包んだ「カオトム」を、蒸し器で15分ほど蒸して、出来上がり。

 さきほど、蒸したてを頂きましたが、本当に美味しかった~。

スパイリン・レストラン

2005年07月14日 | ラオス食べ物・料理
 こちらは、数日前からかなりお天気がぐずついています。
昨日は、とっても嬉しいことがありました!!
昨夜、例の貯水池に落としてしまったカメラが、復活したのです。
4日間、時々ドライヤーを当ててレンズにまで入っていた水分を取って、
その後2日間は、木綿の布に包んで乾かしました。
昨夜、レンズの中も完全に乾いているのを確認してから、恐る恐る、
電池を入れてみたら、元通り、正常に動きました!
 カメラに、「ごめんなさい」と謝って、復活してくれたことに感謝しました。

 それで、とても嬉しかったので、夕方、大好きなレストランで写真を撮ってきました。
このレストランは、スパイリン・レストランといいます。
「スパイリン」というのは、このレストランのオーナーの名前です。
私が2000年10月から1年半の間、ウドムサイで仕事をしていた時には、
毎日のように、このレストランで昼食をとっていました。
 今でも、ウドムサイに出張すれば、必ず食べに行きます。

 私は、スパイリンさんの性格と、彼女のレストランの空間が好きです。
彼女のレストランは、スパイリンさんの性格柄、かなりアットホームな雰囲気ですが、
おしつけがましくもなく、自然で、自由で、適当で・・・・なんか、いいんです。
それに、調理のお手伝いをさせてもらえるし。
というか、自分で注文した料理を、勝手に自分で調理したりしていただけですけど。
普通、お客さんに、調理のお手伝いをさせませんよね?
 そういう、自由なところが、私は好きです。

 ぜひとも、ウドムサイに遊びに行く、ないしは、仕事で出張する場合には、
スパイリン・レストランでお食事してみてくださ~い。
あっ、そういえば、先日ご紹介したウドムサイの「はちみつ」は、
このスパイリン・レストランで売っていますよ(今は、ウドムサイの「はちみつ」は
売り切れていますが、ポンサリー県の「はちみつ」を売っています)。

ラオスのはちみつ

2005年07月07日 | ラオス食べ物・料理
 2日ぶりのブログ。なかなか、ブログ更新ができません・・・。
で、こちら、ウドムサイでの仕事。とても楽しいです!!
私は、約120人の小中学校の先生たち(や関係者)の応援部隊のような役割を
しているのですが、毎日、いろいろな発見があって、勉強になります。
ちなみに、120人の中で教員経験のない人は、私一人だけ。
皆さん、ついでに、私のことまで「ぴえっと先生」と呼んで下さるのが、心苦しいです。
 また後日、こちらでの仕事についてご紹介します。

 ウドムサイに出張している間は、ウドムサイでの「わくわく」について、
いろいろとご紹介したいと思います。
で、今日ご紹介したいのは、ウドムサイの「はちみつ」。
私は、いつも、この(写真)瓶に入れています。
 今回、ウドムサイ出張にも、持ってきちゃいました。

 このはちみつは、味が濃くて、とても美味しいです。
日本で買っていた蜂蜜にはない、にがみがと、こくがあります。
あと、このはちみつは、食べた後、甘すぎるような後味がありません。
ちょっとプロポリスにも近い味で、薬っぽく感じる人もいるかもしれません。
 人によって好き嫌いがあるとは思いますが、私はとても気に入っています。

 私は、毎日、ティースプーン2杯分のはちみつを頂いています。
もちろん、そのままパンにつけて頂いても美味しいのですが、
私はシナモンパウダーを入れます。
パンを食べない日は、はちみつレモンジュースにします。
こちらでは、レモンではなくて、ライムですけれども。
すっぱ~いライムの味と、甘すぎないはちみつの味がマッチして、
 かなり美味しいはちみつレモンジュースになります。

 ちなみに、このはちみつは、山岳地域の村人が昔ながらの方法でつくっている
ものだそうです。ですから、生産量がかなり限られていて、あまり流通していない
ようです(ドイツのNGOがマーケティングなどを支援しているはずなのですが)。
私は、以前、まとめ買いしていましたので、あと半年ぐらいは大丈夫かな。
 一度味見して見たい方、ご連絡くださ~い。

ウドムサイの中華料理屋

2005年07月04日 | ラオス食べ物・料理
 昨日から、ウドムサイに2週間ほどの予定で、出張しています。
久々に、ウドムサイに少し長く滞在できるのが、嬉しいです。

 さきほど、中華料理屋で夕食を頂きました。
一年半ぶりぐらいに、この中華料理屋さんに行きましたが、
以前よりも、お客の数も増えていたし、味も良くなっていましたね。
お客さんが多かったので、1時間ぐらい待たされましたが、
料理がなかなか美味しかったので、満足しました。

 この中華料理屋は、確か、私がウドムサイに住んでいた時にオープンしました。
オープン当時のコックさんが、かなりよかったですね。
時代遅れの「がり勉君」みたいな感じの、メガネをかけたお兄さん。
角刈りみないな髪型で、なぜかいつも、キラキラしたフォーマルシャツに、
タックが入った黒いズボン、それから、黒の革靴を履いていましたね。
 そんな格好をしたまま、けっこう、美味しい料理を作っていました。

 そのお兄さんは、全然ラオス語がわからなかったので、いつも筆談でした。
中国人の方との筆談って、けっこう通じるものですよね。
通じると、嬉しくって・・・。
筆談ができると、日本でよく食べていた中華料理に近いものを食べられましたから。
もちろん、厨房に入っていって、野菜を指差して料理を注文するのも楽しいのですが。
 で、そのお兄さんは、3年近く前に、ラオスの南部に引っ越してしまいました。

 今晩も、「あのお兄さん、まだあの格好で、料理しているのかなあ」と、
ご飯を食べながら、思ってしまいました。

とうもろこしの行商人

2005年07月02日 | ラオス食べ物・料理
 お昼ごはんを食べて、ごろごろ休んでいたときのこと。
誰かが、何かを言いながらうちの玄関に入ってきたのがわかりました。
うん?誰かな?と思って、玄関を見たら、モン族の女の子。
 「とうもろこし~。とうもろこしはいらないか~」。

 この季節になると、重そうな籠を背負って、とうもろこしを売り歩く、
モン族の女性たち(子どもも)をルアンプラバンの町中でよく見かけます。
籠の中のとうもろこしは、蒸したてで、あっつあつのまま。
炎天下で、熱いとうもろこしを山ほど背負って歩いているので、
みんな顔を真っ赤にしていて、汗だく。
 村から町まで、何キロも歩いて行くのだそうです。

 彼女たちが売っているとうもろこしは、ほとんどが焼畑で育てたもの。
15センチ前後で、かなり細め。粒は丸っぽくて、モチ米のように、ねちねち。
紫色か白(サローイ)と、黄色(サリー・ナムプン)との2種類あって、
黄色のほうが甘くて、とっても美味しいです。
 一束3本で、1,000キップ(13円)ぐらい。

 で、私、お腹がいっぱいだったのに、うちの玄関にまで入って来た女の子から、
二束(6本)売ってもらいました。
昨日、タラート(市場)で買った、黄色のとうもろこしの味が忘れられなくって。
でも、今日は、紫色のとうもろこしでした。
ちょっと、残念・・・。
でも、甘くはなかったのですが、新鮮でとても美味しかったです。
 ちなみに、(写真の)とうもろこしが入った籠。重かった~。