昨日の、村の伝統的な石鹸づくりのつづき。
あと、よくわからないけど興味深かったこと。
それは、灰汁づくりの作業が始まってからのタブー。
石鹸が完成するまで「コト(この手作り石鹸)」
という言葉を口に出さないようにと言われました。
「コト」と、口に出すと、成功しない。
実際に、灰汁を煮ているときのこと。
ちょっと離れたところでワタシの質問を、
作り手の人に通訳していたエマニュエルくんが
思わず、「コト」と、言ってしまったとき、
作り手の人がものすごく動揺して、「だから、
そう呼ばないでって言ったじゃないかっ」と、
エマニュエルくんに厳しく注意しました。
だから作業中は、みんな、この石鹸のことを、
「アレ」とか「モノ」と、意識して呼びました。
いろんな面白いことがあったコトづくり。
みんなで、時には歌を歌って踊ったり、
交代でドラム缶の中をかき混ぜたりして、
翌日ようやく完成したコト(石鹸)。
Aちゃんの話では、村のおじいちゃんが、
仕上がった石鹸をぱくっと食べたのだそう。
お腹にいいんだって。
村の人たちは、このコトを、身体の汚れを落とす
ための石鹸というより、「薬」として、健康の
ために愛用しているとのことでした。
確かに、この写真を見ても感じられるかと
思いますが、ただの石鹸を超えた存在感というか、
強さというか、自然の美しさがありますよね。
コトに出合わせてくれたベナンに、ありがとう!
あと、よくわからないけど興味深かったこと。
それは、灰汁づくりの作業が始まってからのタブー。
石鹸が完成するまで「コト(この手作り石鹸)」
という言葉を口に出さないようにと言われました。
「コト」と、口に出すと、成功しない。
実際に、灰汁を煮ているときのこと。
ちょっと離れたところでワタシの質問を、
作り手の人に通訳していたエマニュエルくんが
思わず、「コト」と、言ってしまったとき、
作り手の人がものすごく動揺して、「だから、
そう呼ばないでって言ったじゃないかっ」と、
エマニュエルくんに厳しく注意しました。
だから作業中は、みんな、この石鹸のことを、
「アレ」とか「モノ」と、意識して呼びました。
いろんな面白いことがあったコトづくり。
みんなで、時には歌を歌って踊ったり、
交代でドラム缶の中をかき混ぜたりして、
翌日ようやく完成したコト(石鹸)。
Aちゃんの話では、村のおじいちゃんが、
仕上がった石鹸をぱくっと食べたのだそう。
お腹にいいんだって。
村の人たちは、このコトを、身体の汚れを落とす
ための石鹸というより、「薬」として、健康の
ために愛用しているとのことでした。
確かに、この写真を見ても感じられるかと
思いますが、ただの石鹸を超えた存在感というか、
強さというか、自然の美しさがありますよね。
コトに出合わせてくれたベナンに、ありがとう!
まさに石鹸じゃない石鹸。
これだけの思いと時間が込められていれば
みんな大切に使うんでしょうね。
色々と考えさせられました。
でも、つくりあげる喜びを
神様とともに感謝する気持ちが、こうやって石鹸になって出てくるんですね。
見てみたいな~~~~
ほんと、すごいんです。コト。見た目もほんとに、
石鹸じゃないよね。私の知っているベナン人の
多くの人が、「コトはすごくいいんだよ~!」って
誇り持って言っていた理由がよくわかりました。
源さん、営業部長、お願いしますっ!!
beninoaさん。コメントありがとうございます!
嬉しいです~!なるほど!!その通りなんです!
なかなかうまく言葉にできなかったことなのですが、
そういうことだと思います。ものをつくることは、命がけ
(灰汁を煮ているとき、ここに水が一滴でも落ちたら
大爆発するのだと、聞きました)。自然の神への
畏怖の念を持って、決して気をぬくことなく作ろうと
する姿勢。神が見守ってくださったおかげで、自然の
神から頂いた自然のめぐみ(灰、パーム油など)が、
人間が使うための「モノ」という形になる。神に、
感謝。・・・こういうことなのですね!!!