わくわくするもの.blog

わくわくする、ひと・もの・こと。
ゆるゆる、私の心で感じたこと。。
ここでの皆さんとの出会いにも、わくわく・・・。

皿を食う

2012年03月19日 | ベナン・アフリカ食べ物・料理
 昨夜、NHKを見ていたら興味深い番組をやっていました。
「東北発☆未来塾」という新しい番組です。
街づくり、観光などの分野の最前線で活躍されている講師がファシリテーターとなり、
東北のために何かしたいと全国から集まった学生たちが、
ワークショップ、ディスカッション、フィールドワークを通して、「未来を創る力」を学び、
磨いてゆき、将来へのアクションへの足がかりを得よう、という感じの番組です。
昨夜の講師は、コミュニティデザイナーの山崎亮さんでした。
日本では、4月1日午後6時から再放送するそうですので、ぜひぜひ!
ちなみに、次回の講師は、星のリゾート社長の星野佳路さんです。
 高校生、学生さん、20代の方々に特におすすめしたい番組です。

 ところで、今日の話題の、「皿を食う」。
別に、私の特技のことを言っているのではありません(お皿は食べません!)。
これは、学生時代のアルバイト先の女将さんがよく言っていた言葉です。
「日本人は皿を食うって言ってね。食べ物を盛る器がいかに大切か・・・」。
そう私に話しながら、女将さんは、上等な有田焼の染付けや織部の向付などの
素敵な器に、新鮮な料理を丁寧に盛っていました。
 私も子供の頃から、お皿を選び、料理を盛りつけるのが楽しみでした♪

 で、上の写真は、西アフリカの料理(上手に撮れませんでしたが・・・)。
手前は、ねちょねちょのベナンのオクラソース。
奥は、ぽろぽろに砕かれたお米を使った、セネガル流炊き込みご飯。
どっしりとした、赤土の大地の匂いがするような手作り土器に盛られています。
屋台で食べるほうが本物の味つけで、確かに美味しいのですが、何せ器が
プラスティック製だったり、しかも、器を桶にためた水だけで繰り返し洗って
いるのを見てしまうと、衛生的にもどうかなと気になって、食欲は半減します。
一方、今回のように、土器で料理がサーブされたときのわくわく感は、
食欲を思いっきり刺激してくれます。
食べている最中に、「あっ、調味料にマギーブイヨン使っているな」と気づいて一瞬、
食べるのをためらうのですが、一度刺激された食欲は簡単には抑えられません。
 「皿を食う」とはこういうことなんだね~と、改めて実感しました。

 ☆ちなみに、今回私たちがアフリカ料理を頂いたこのレストランは、
  マキ・ル・タタ(Maqui Le Tata)です。
  クーラーなしだからか、お手ごろ価格で、
  一人500円で十分お腹いっぱい食べられます。
  場所は、ECOBANKのカジョン支店の向こう側の、
  信号の手前の路地を入ってすぐ右手です。
  なお、セネガル料理はクラリス(バンコクテラス北側の路地右手)の方が
  おすすめです。

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