わくわくするもの.blog

わくわくする、ひと・もの・こと。
ゆるゆる、私の心で感じたこと。。
ここでの皆さんとの出会いにも、わくわく・・・。

マリアージュ・フレールの紅茶

2005年06月29日 | ラオス食べ物・料理
 最近、ルアンプラバンに、「熱帯性の」暑さが戻ってきました。
あづい。
暑さのせいにする訳ではないのですが、最近、緊張感と集中力に欠けて、
ふっとミスをしてしまいます。
昨日は、ボスに、がつんと叱られてしまいました・・・。
 う~。ボス。すみませんでした・・・。

 今日は、気分転換にと、美味しい紅茶を頂きました。
この(写真の)お茶缶は、日本でも大人気のフランスの紅茶専門店、
マリアージュ・フレールのもの。
ここの紅茶は、お値段が高めなので、なかなか気軽には買えませんが、
学生時代にちょっぴり背伸びして、フレーバーティーを買ったことがあります。
 ちなみに、このお茶缶の文字。ラオス語で、「サー(お茶)」と書いてあります。
 (ラオス大好き人間さんには、必須アイテムでしょう!!)

 でも、お茶缶の中身は、ラオスのお茶が入っているわけではありませんよ。
「ウエディング」という、セイロンのブレンドティーが入っています。
この紅茶は、ルアンプラバンのことが大好きなお友達(A子さん)から頂きました。
「ぴえっとさん。やっぱり、結婚って、いいですよ~」。
 A子さんからの、あたたかいメッセージが詰まった、紅茶なのです。

 このウエディングという紅茶は、キャラメルのような甘い香りがします。
紅茶の説明書にも書いてありますが、ミルクティーにするのがぴったり。
今日は、お砂糖を少しだけ入れて、ミルクティーをつくりました。
 ほんのりと香るキャラメルの香りを楽しみながら、美味しく頂きました。
 
 ミルクティーを頂きながら、「A子さん、元気な赤ちゃんを、無事にご出産
されたかなあ・・・」と、想うのでした。
A子さんは、6月中旬に、ご出産の予定のはず。
A子さんと赤ちゃんにお会いできるのは、いつになるかな?
 その日を、楽しみにしています。

ラオスのお米でリゾット

2005年06月23日 | ラオス食べ物・料理
 今日の私のお昼ごはん。
あまり時間がないから、ちゃっちゃっと、簡単に作れる料理はないかな。
考えてみたら、昨日、愛想のいいベトナム系のお姉さんのお店で買った、
「ラオスのお米でつくるリゾットセット」のことを思い出しました。
お洒落な箱には、美味しそうなリゾットの写真がプリントされています。
 よ~し、今日のお昼は、リゾットにしよう!

 さっそく、そのリゾットセットの箱を開けてみと・・・。
透明の真空パックの中には、インディカ種のような細長いウルチ米とモチ米、
それから、カオガム(黒米?それとも、紫モチ米?)の3種類の米が入っているだけ。
 あれっ?リゾットが簡単に作れるインスタントのセットじゃなかったの?

 この箱、よ~く見てみると、フランス向けに輸出しているらしく、
全てフランス語だけで書かれていました。ラオス語も英語もない。
しかも、自分が持っている想像力をう~んと働かせて、箱に書かれている
この製品の名前を読んでみたら、どうやら、「ラオスの米セレクション」とだけ
書かれているようでした。リゾットという言葉は、どこにも書いてありません。
 箱の写真は、あくまでもこの米を使った料理のイメージ写真だったようです。

 モチ米が入っているので、すぐに火が通るかどうか心配でしたが、
3種類のお米を使ったリゾットを、自己流で作ることにしました。
リゾットを作るのは、2年ぶり。
今回は、冷蔵庫の残りものをメインに、にんにく、野菜(たまねぎ、ほうれん草)、
きのこ、ベーコンを入れてみました。
 
 やっぱり、私が心配していた通り、2種類のモチ米になかなか火が通らず。
水をじゃんじゃん追加してしまったら、ウルチ米だけ水っぽくなってしまいました。
「もう、これで限界かな」、というところでストップ。
 さてさて、気になるお味は・・・?
 
 美味しくない訳ではないけど、3種類のお米の食感が違って、な~んか変な感じ。
う~ん。はっきり言って、これは、失敗!
 どなたか、美味しいリゾットの作り方、教えてください!!

すももみたい

2005年06月21日 | ラオス食べ物・料理
 昨夜、ルアンプラバンに戻ってきました。
昨日は、朝、ルアンナムターをバスで出発。
4年半前からご縁のあるウドムサイの山間部の村で仕事をして、
急いでウドムサイのバス停へ。
夕方、ぎりぎりセーフで、ルアンプラバン行きのバスに乗れました。

 ルアンプラバンへ向かう道中、標高1,000メートルを超えるモン族の集落に
挟まれた山間道路を、バスが走っていたときのこと。
「きゅうり買いたいから、停めてよぉ!」。
私の隣に座っていたおばちゃんが叫びました。
人のよさそうな運転手さんは、はいよっと、すぐにバスを停車させました。
 私も、おばちゃんたちといっしょに、バスを降りました。

 道路沿いには、ちっちゃな市場があって、モン族の可愛らしい女の子たちが
大きなきゅうりや、梅のような実を売っていました。
梅干好きな私は、「梅だ~!!」と大喜び!
わくわくしながら、30個ほど、2,000キップ(25円)で買いました。
梅干を漬けてみようと思ったのです。
 しかも、こちらで入手できない赤紫蘇を入れない方法で。

 今朝になって、昨日買った梅を洗おうかと思って袋から出したら、
梅とは違ういい香りがすることに気づきました。
何だろう?と思って、かじってみたら、甘酸っぱい。
 これ、たぶん、「すもも」です。

 ラオスで「すもも」を食べたのは、初めてです。
美味しかったので、シャーベットでも作ってみようかと思ったのですが、
ほとんどは虫食いか、全然熟れていない。
食べられそうなものは、全部食べちゃっていたので、結局、
シャーベットも作れませんでした。
 でも、なんだか、満足しています。

きのこの山

2005年06月14日 | ラオス食べ物・料理
 今日、夕方に小さなタラート(市場)に行きました。
入り口のところで、おばちゃんが、変なきのこを売っていました。
「きのこの山」っていうお菓子(知ってますよね?)と同じ形で、
さらに、それを30倍ぐらい大きくした感じのきのこ。
 驚いて、立ち止まって、手にとって、においかいだりしてみました。

 香りはあまりなかったのですが、なんだか、面白かったので、
思わず、買っちゃいました。
お値段は、8本ぐらいで、8,000キップ(90円)。
 ちょっと、高かったなあ。

 今晩の夕食は、お客様がいらしていたので、その変なきのこと、
もう一種類のきのこと、豚肉を味噌で炒めたのやら、いろいろと作りました。
 お客様にもお手伝いしていただいちゃって・・・。

 で、その変なきのこ。味はといいますと・・・。
八丁味噌の赤味噌の味を吹き飛ばしてしまうほど、すっごく土くさいというか、
きのこくさくて、なかなか美味しかったです。
 お客様も、喜んでくださりました。よかった。

 こういうきのこを食べると、ああ、本格的な雨季に入ったのだなあと実感します。
雨季に入ると、ルアンプラバンでは、何種類もの美味しい天然きのこが、食べられるんですよ。

 あっ、そういえば、今晩いらしたお客様から、日本のお土産を頂きました!
何だったと思います?
「きのこの山」と「たけのこの里」でした。
これまた、偶然。
 お菓子セイジンの私。たいへん、ありがたいお土産です。

 ちなみに、私は、どちらかというと小さい頃は、「きのこの山」派でしたが、
最近は、なんだか「たけのこの里」のしっとり感も好きになりました。
 ということで、どちらも、美味しく頂きます!

 さて、明日からは、村での仕事です。わくわく。

エコ・クッキング

2005年06月06日 | ラオス食べ物・料理
  昨日、NHKの「くらしと経済」という番組をみていたら、
環境に優しく、お金と時間を節約してくれる「エコ・クッキング」の
ひとつの方法として、「余熱調理」が紹介されていました。
 
 余熱調理といえば、私の母は、「シャトルシェフ」という保温鍋を普段
使っていましたが、この番組では、土鍋に、新聞紙で包んで、さらに、
大きな風呂敷で包むことで保温するだけという、経済的な方法を紹介していました。
 これなら、保温鍋を持っていなくても、エコ・クッキングができる。

 さっそく、今朝、タラート(市場)で、大きな豚肉の塊を買って、
この余熱調理法で、私の大好きな「ポークの紅茶煮」を作ってみました。
今回は、土鍋ではなくて、普通の鍋で試してみました。

 豚肉を紅茶で煮る時間は、12分強。
その後、新聞紙と、ラオスの木綿の風呂敷(その下にも木綿布を3重にして)で
鍋を包んで、そのまま置いておく。
2時間後に見てみたら、風呂敷と新聞紙の中の鍋は、まだ熱々のまま!
 鍋の蓋をあけると、ふわんと、紅茶のいい香りが・・・。
 
 豚肉に巻きつけていた、たこ糸をほどいて、お肉を切ってみると、
ちゃんと火が通っているのがわかりました。
わくわくしながら、酢醤油をかけて、味見してみると・・・。

 豚肉がちょっと、硬くなりすぎていました。ザンネン。
原因は、この調理方法によるものなのかどうかは、わかりません。
いずれにしても、エコ・クッキングに対するわくわく度が高まりました。
 今後もいろいろとチャレンジしてみたいです!!

ほうじ茶づくり

2005年06月01日 | ラオス食べ物・料理
 今日は、6月1日。植林の日です。
学校などお休みになっているようで、町は静かです。

 昨夜、ほうじ茶をつくりました。
ほうじ茶をつくる、といっても、5、6分程度でできます。
緑茶を、フライパンに入れて、焦げないように、ゆっくりと炒るだけ。
 炒りたてのほうじ茶は、香りがよくて、美味しいんですよ。

 私は、古い緑茶を使って、ほうじ茶をつくります。
ついつい気づかずに、賞味期限が過ぎてしまった、古い緑茶。
風味はすでに落ちているから、飲みたくはない。
でも、捨ててしまうのは、もったいない・・・。

 以前、そんな古いお茶の再利用方法を考えました。
お茶を炒って、お香のようにして使ったらいいのではないか。
ふと、そう思い、フライパンでなんとなく炒ってみました。
そうしたら、ふわ~っとほうじ茶のようないい香りがして、
緑色の茶葉が茶色に変わって行く・・・。
 これって、ほうじ茶?

 恐る恐る、このほうじ茶らしきものを、飲んでみました。
まぎれもなく、ふつうの、ほうじ茶でした。
ほうじ茶は、お茶の葉を炒ってつくるのですから、
当たり前のことですけど・・・。
でも、その香りと味のよさは、目からウロコものでした。

 モノは、古くなっても、簡単に捨ててはいけないですよ。
ほうじ茶づくりは、そんな、当たり前のことを、改めて
実感させてくれました。

土鍋でご飯を炊く

2005年05月31日 | ラオス食べ物・料理
 ただ今、お昼ご飯の準備中。
家で仕事をしている時は、自分で昼食を作ることが多いです。
お昼時は、とても暑くて、外出する気になれません。
ちょうど、炊き上がったご飯のおこげの、芳ばしい香りが、
ほんのりと漂っています・・・。

 私はいつも、この写真の土鍋でご飯を炊いています。
この土鍋。この春、ルアンプラバンのタラート・ジーン(中国マーケット)で
見つけた、掘り出し物。
この土鍋は、中国製の何十種類もの陶器を売っているお店に、
ホコリだらけのまま、ひとつだけ、置かれていました。
 お値段は、350円。おもちゃのような価格。

 でも、この土鍋、けっこういいんですよ。
日本のご飯を炊く土鍋みたいに、ちゃんと中蓋もついています。
炊飯器で炊くよりも、早く炊けるし、炊けたご飯は、つやがあって、
とっても美味しいんです。

 3合のご飯を炊くのにかかる時間は、13分。
強火で7分、ふいてきたら、弱火で6分。
それから、5分ほどそのまま置いたあと、しゃもじで
大雑把に混ぜて、おひつに移します。

 私がいただくご飯は、モン族が焼畑で栽培したうるち米に、
うっすらと赤色がかったもち米(これも陸稲)を2割入れています。
そうすると、もちもちした、美味しい日本のご飯のようになります。

 土鍋で炊いた美味しいご飯をいただくこと。
私は、ただそれだけでも、幸せな気持ちになります。

ルアンプラバンの美味しいもの

2005年05月28日 | ラオス食べ物・料理
 ルアンナムターから、ルアンプラバンに戻ってきました。
今日は、10時間で到着しました。結構早いほう。
ちなみに、ルアンプラバンのバス停の到着まであと5キロのところで、
タイヤがパンクしましたが。

 今晩は、ゆっくりと美味しいものを食べたい気分でしたので、
カオニャオさんといっしょに美味しいレストランに行ってきました。

 私たちが向かったのは、「3Nagas(スリーナガス)」。
ラオスの古民家を改築したホテルの庭で、お料理を出しています。
お料理は、ルアンプラバンの食材を生かした洋食。
 ラオス人の女性コックさんが作っています。

 私は、かも肉のサラダとラオスの赤米のリゾット。
かも肉のサラダは、ルアンプラバン名産のクレソンやサラダ菜に
燻製されたかも肉のスライスが贅沢なほど沢山のっかっています。
これが、さっぱりとした味で、とっても美味しい!
 これで、500円。

 リゾットは、ラオスで「カオガム」と呼ばれる赤米
(ないしは、紫モチゴメ)とちょっとしたシーフードが、
レモングラスで味付けされています。
 今までに味わったことのない、新鮮な味で美味しいんですよ!
 
 カオニャオさんは、トマト味の冷スープと、ココナツミルク味の
チキンアンドポークパスタ。

 スープは、ちょっとくせがあって「う~ん」という感じでしたが、
パスタは、手作り太麺が、もちもちしていて面白い。
地鳥の肉とポークミンチが、いっしょにココナツミルクソースに
からめてあるのですが、太麺パスタときちんとマッチしていました。
 ちょっとお疲れ気味のカオニャオさんも大満足のご様子。

 もちろん、最後は、アイスクリーム。
ジンジャーアンドハニー。独創的な味。
けっこう、いけてました。

 みなさん、ぜひとも、ルアンプラバンに美味しいものを
食べにお越しくださいね。また、他のお店もご紹介します。

温泉の塩

2005年05月19日 | ラオス食べ物・料理
 今朝の続きで、ラー郡でのこと。

 ラー郡の名物に、「温泉の塩」があります。
私は、4年ほど前から、この塩を料理に使っています。
この塩は、とても甘いんです。

 でも、粗塩で、ひとつぶひとぶつ、大小が極端に違うのが、
ちょっと欠点かなあ。
日本にいる親類や友達にも、紹介したいなあなんて思いますが、
塩の中に、炭のかすが、ちろっと混じっているから、ダメだろうな。

 この「温泉の塩」づくり。かなりしぶい。
たぶん、かなり原始的なつくり方だと思います。
「天然炭焼き」っていう感じかな。

 まず、ラー郡の中心を流れる浅い川(温泉が湧き出ている)の土を、
女のひとたちが天秤竿で、よっこら、よっこら、運んできます。
籐のはっぱを葺いた、ちっちゃな小屋の下に山積みして、
少しずつろ過します。
黒っぽい土の山の下には竹が蛇口のように出ていて、
そこから、ちょろちょろと、塩水が流れてきます。

 それから、その塩水を、パウンドケーキを焼くときの型の
ような容器に入れて、下に蒔きを入れ、火をぼんぼん焚く。
イメージとしては、昔の五右衛門風呂。
 沸騰した塩水は、次第に塩の結晶に変化していって、
それをかごに入れて冷ませば、出来上がり。

 この塩をつくっている村人たちは、地元の市場で売ったり、
ウドムサイの市場でモノを買うときに、物々交換してもらうそうです。

 昔は、村中みんなつくっていた「温泉の塩」。
今は、4家族しかつくっていないそうです。

ユーラーラー カフェ

2005年05月14日 | ラオス食べ物・料理
 ラオスの首都ビエンチャンに来ています。
ビエンチャンは、都会ですねえ。

 昨夜、ユーラーラー カフェで夕食をいただきました。
レストランの雰囲気も、Sayaくんが作る料理の味も、
Ayaさんのサービスも、すべて、とてもあたたかく感じられました。
 美味しかった。

 ユーラーラー カフェは、私やカオニャオさんの友人である
Sayaくんと奥様Ayaさんが、昨年、いちから作り上げたレストラン。
料理、食器、インテリア・・・どれを見ても、
京都出身のお二人のスタイルというか、アイディアというかが、
よく伝わってきます。

 Sayaくんは、大学院生時代にラオス北部の山岳地域の村で、
焼畑農業の調査をしていました。
 Ayaさんは、陶芸家。ものづくりが大好き。
学生時代から、立体的なオブジェを作って、高い評価を得ていました。

 いろんな人が集まれる場所を、自分らで作りたい。いちから。
Sayaくんにとっては、自分が変わるきっかけになった、
このラオスで。そして、Ayaさんにとっては、初めての、
いちからのラオスでの生活。
 
 いつも、いつも、心から応援しています。

 ・・・SayaくんとAyaさん、ごめんなさいね。
勝手に書いてしまって・・・。
 また、今晩も行きたいな・・。