寺尾聰「Re-Cool Reflections」

Re-Cool Reflections 寺尾聰 A&A このアイテムの詳細を見る

寺尾聰といえば・・・渋い演技派の俳優。最近はそんなイメージが強くなってましたが、実はミュージシャンだったんですよね。

はぎおにとっては、ザ・ベストテンで１３週連続１位という「ルビーの指輪」のおじさんのイメージが強いです
その当時、まだアイドルに夢中だったはぎおには、「この曲がどうしてずっと１位なんだろう？」と疑問に思ってました曲調や歌詞が大人すぎて、理解できなかったのかもしれません。
でも、歌詞は全部覚えてましたよ

それから約２０数年、役者に専念していた寺尾さんは、再び音楽活動を始めました。そこで見たのがビールのコマーシャル
かっこいいじゃないですか大人の魅力満載で。気心知れた仲間達と、まさに音楽を楽しんでる感じあの「ルビーの指輪」が逆に新鮮に聞こえて、急に彼の音楽を聴きたくなったんです。で、ＣＤ買っちゃいました

まず、ジャケットが渋い黒いバックにタバコを燻らせて佇む寺尾さん。
確か５０歳も半ばを過ぎてると思うけど、サングラスに革ジャン、ジーンズを自然に着こなせる人はなかなかいないでしょう。２０数年前もかっこよかったけど、自然に滲み出る渋さのある今の方が数段いい

１曲目から軽快な曲が。
シャウト系とは違うので、ノリノリ・・・と言う訳にはいかないけどとても心地よい。
「SHADOW CITY」「出航」など懐かしい曲のリメイクが続く中、もちろん「ルビーの指輪」も健在。でもこちらは、昔のアレンジが好きだなぁ。リードギターがかっこよくてねぇ

イメージでは「クールな大人の男」という印象が強かったのに、歌詞をよく聴くと未練たっぷりな曲もあったりして意外でした。

そういえば、昔所属していた石原プロの小林専務が彼の曲を「お経みたい」と言ったんだとか。
それはわからないでもないけど静かな大人のロックといったところでしょか。

日本を代表する演技派として映画賞を総なめにしてきた彼。でも同時にレコード大賞も取っているという稀有な存在なんですよね
俳優業だけでなく、音楽も続けてほしいな

近所でライブなどあったら、行ってみようかな。なんだかお酒とタバコの似合うライブハウスでやりそうだね