先週、立て続けにL.A.に住んでいた方とお会いしました。
合計6人です。
年齢も20代、30代、40代、50代まで、さまざまでした。
L.A.の滞在期間も、3年ぐらいの方から20年以上の方まで。
学生から、アーティスト、会社経営者など滞在時のステイタスもバラバラでした。
その誰もが(私たちを含め8人)が、口を揃えて同じことを言っていました。
「L.A.に戻りたい」と。
「日本は、疲れる。エネルギーを吸い取られる。否定ばかりする」と。
その中の1人が、こんなことを言っていました。
「アメリカ人は、何に対しても人のことを否定しない。
自分が何かをしたいと言ったら、絶対にできるよと言う。
そしてすぐに褒める。
でも、日本人は、その年になってまで・・・とか、
それは無理だよ、諦めたらとか、すぐ言う。
そんな日本の中で生活していると、本当にできないのかなと思ってくる。
American Dreamという言葉があるけど、
それは頑張ればアメリカで夢がかなうと言うだけではなくて、
チャレンジするなら、チャンスは平等にあるという意味もある。」
と。
例えば、アメリカでは、明日、医者になろうと思えば、
何歳でもメディカルスクールに行くことができる。
弁護士になろうと思えば、ロースクールに行くことができる。
ハリウッドスターになろうと思えば、誰でもオーディションを受けることができる。
日本だと、大学生は20代前後の人ばかりで、
少しでも年を取っていると、
まわりも変な目で見て、気を使う。
アメリカのCollegeなんて、高校生からおじいちゃん、おばあちゃんまで居る。
そういう国なのだ。
勉強したい人、チャレンジしたい人は、
いつでもWelcome!な状態があるのだ。
最近、永住権の抽選に当たったというと、
「アメリカ人になるのか?」と、
聞く人がたくさん居る。
この答えは、「No.」
永住権の段階では、日本国籍のまま。
そして、日本のパスポート。
アメリカ人にはなりません。
ただ、短期滞在の非移民ビザと違って、
基本的に「アメリカにいつまでも居てもいいですよ」という、
許可書みたいなもの。
だから、アメリカに長くいたい人には、
のどから手が出るほど欲しい物なのだ!