D567(ソナタ2)が一旦1817年6月に完成した後、「ソナタ3」「ソナタ4」「ソナタ5(D571)」「ソナタ6(D575)」を完成させ、「6曲セットのソナタ集」を一旦完成させた。1817年8月のことである。「ソナタ3」と「ソナタ4」は「完全な断定は不可能」であり、ベーレンライター新シューベルト全集でも断定は為されていない。私高本は D664(現在伝承している稿と違う可能性大)と D459A(終楽章が必要)と推定している。
ピアノソナタ集6曲が完成した後の主なシューベルトの作曲は次の通り。
ピアノソナタ集6曲が完成した後の主なシューベルトの作曲は次の通り。
ピアノ独奏のためのヒュッテンブレンナーの主題に拠る13の変奏曲イ短調D576(1817.08)
ヴァイオリンとピアノのためのソナタ(第4番)イ長調D574(1817.08)
弦楽三重奏曲変ロ長調D581(1817.09)
歌曲「エルラフ湖」D586 op.8/3(1817.09)
交響曲第6番ハ長調「小ハ長調」D589