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⑧HAARP兵器の全貌Ⅱ

●不気味な天空現象の謎

1993年に入ってから、奇妙な現象が北半球の高緯度地方に現れるようになる。
★筆者注:1993年=ハープが稼動し始めた年

深夜のアラスカ上空に、虻色に輝く不定型の雲のようなものが出現するのだ。その輝く雲のようなものは、非常に高空にあって、ジェット旅客機のパイロットや搭乗員、乗客たちが再三にわたって目撃し、ビデオにも撮影されている。

(中略)

奇妙な発光現象は、非常に高空で広範囲に起きていて、そこがオーロラ現象を起こす電離層ということが気になる。その後も奇妙な発光現象は次々と目撃され、最大幅300キロにも及ぶ発光現象も確認されている。

1995年9月14日、ついにアラスカ大学地球物理研究所からの報告を、「ロサンゼルス・タイムズ』紙が取り上げ、謎の発光現象が「ELVES」(エルブス)だと発表した。エルブスとは、電磁波のパルスにより引き起こされる低周波動のことで、発光現象を伴う。これは雷に伴う強い電磁波が大気を刺激し、加熱されることで起きるきわめて珍しい自然界の発光現象というのだ。ほかにも、成層圏上端部に起こる「レッドスプライト」や「ブルージェット」の報告もあるが、出現する場所が電離層の中か下というだけで、まったく同じ現象と見て間違いない。そして何よりそれが、本当に自然現象なのかどうかが間題なのである。



そこで、ハープに関する公式文書(35ぺ-ジ分)を閲覧すると、奇妙な記述に突き当たった。そこには明確な言葉で、ハープの目的が、「電離層で起こる自然現象を人為的にコントロールすること」と記されているのだ。人為的とは、大出力による高周波を照射することであり、それによって電離層の電子やイオンを刺激し加熱することを意味する。そうなると電離層ではプラズマ現象が起こり、まさにエルブスと同じ発光現象が出現する。

発光現象が自然のものでないことを示唆しているのが、ハープの基本システムに応用されている2つの特許で、ともに、テキサス州スプリングスに住む物理学者「バーナード・イーストランド」教授が取得している。

特許468660号には、「地球電離層を変換させる装置と手段」の表題のもとに、無線周波数エネルギーの電離層における大量照射で、空中、海中、地上の広範囲にわたる通信システムの破壊、各種ミサイルと戦闘機の破壊と擢乱-…だと明記されている。

もう一方の特許5038664号は、電離層で高速運動状態の素粒子をコントロールする技術が、図版とともに記され、その図版には、素粒子が地球磁場(バンアレン帯)の中を、どう移動し変貌するのかが示されている。しかも、後者は海軍の手でー年間も「秘密特許」扱いされていたのである。そうなると、アラスカのハープ施設が完成した1993年以来、アラスカ上空に出現する不気味な発光現象は、まさにハープの成せる業だったことになるのだ。

ほかにもハープを追究する研究家が、イーストランド教授が持つ特許をつぶさに調べた結果、大陸間弾道弾の探知を含む、早期空中レーダーシステムの技術や、放射能なしで熱核爆発と同規模の効果を生み出す技術などを発見したと報告している。

★筆者注:「放射能なしで熱核爆発と同規模の効果を生み出す技術」
核弾頭炸裂時には極めて強烈な電磁パルス放射があり、これが電子機器に悪影響を及ぼして、一時的な通信不能、通信機器、コンピュータの破壊などが発生する。



そして、イーストランド教授の技術が世界規模に拡大すれば、ハープ・システムにより、地球全土が巨大なバリアに包まれることになるというこの兵器システムを民間に転用すれば、すべての通信システムをハープシステムに集約することができ、極論すれば、連絡先が潜水艦であろうと、一般家屋から通信することも可能とし、モードの区分も無限にできるようになるのだ。

★筆者注:「すべての通信システムをハープシステムに集約することができる」と言うことは、総ての通信の盗聴・監視、コントロールが可能になるということである。


また、大気圏上層部で直流電流を、強大な電磁波で通信可能な交流電流に変換させれば、世界のどこにでも巨大エネルギーを送信することができる。しかし、システムを誤って使用すれば、地球は瞬時に大崩壌するという。ハープ・システムが使用する電磁波の周波数帯が、地球の持つ周波数帯とまったく同じ10~20ヘルツであることで、同調する強烈な電磁波が地球規模で共鳴し合った場合、地球は一瞬にして木っ端徴塵に吹き飛ぶか、灼熱化してしまうという。つまり、無限大の電磁波交差により発生した超高熱プラズマが、すべての物質を瞬時に蒸発させるか、引き裂いてしまうのである。

★筆者注:地球の持つ周波数帯
この地球の共振は、共振周波数を実測したイリノイ大学のシューマン教授にちなみ、シューマン共振と呼ばれる。人間はこの周波数の影響を強く受けており、周波数が高くなると興奮状態に陥り、発狂することもあるとされている。ハープがマインドコントロール兵器とされる根拠もここにある。またこの周波数の上昇が地球温暖化の原因であるとする学説もある。詳細は下記参照。

★シューマン共振
http://blog.goo.ne.jp/photon1122/e/3dd7c9a2c7f2df39b814bf079d1ab32f



この事実が意味するのは、ハープ・システムの本当の生みの親はバーナード・イーストランドではなく、クロアチアの天才物理学者ニコラ・テスラであったということだ。テスラは、地球大気を発光(プラズマ化)させることを可能とする、拡大送信装置による「世界システム」を考案した世界で最初の科学者であり、そのための特許も数多く取得している。

すでに述べたように、彼が生み出したテスラコイルとい高電圧高周波振動電流発生装置は、強力な発電機と変圧器を組み合わせた装置で、のちに彼が指揮するフィラデルフィア実験でも使われ、駆逐艦エルドリッジの乗員を超高熱プラズマの猛火で灰燈に帰した。イーストランドの特許は、テスラが持つ特許を発展させた、世界システム(プラブマ・システム)の技術面での特許だったのである。すたわち、ハープも「レッドライトプロジェクト」の一環、つまりはプラズマ兵器体系の一部だったのである。

★ニコラ・テスラ
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8B%E3%82%B3%E3%83%A9%E3%83%BB%E3%83%86%E3%82%B9%E3%83%A9

★テスラコイル
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%86%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%82%B3%E3%82%A4%E3%83%AB

★フィラデルフィア実験(計画)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A3%E3%83%A9%E3%83%87%E3%83%AB%E3%83%95%E3%82%A3%E3%82%A2%E8%A8%88%E7%94%BB


『続く』

■『完全ファイル UFO&プラズマ兵器』飛鳥昭雄(著)徳間書店
「第六部 プラズマが関与する超常現象とグレイの謎」より抜粋紹介

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