冥土院日本(MADE IN NIPPON)

「世界を救う日本人へのメッセージ」  デヴィッド・R・ホーキンズ博士



過去記事の再掲載です。


●デヴィッド・R・ホーキンズ博士 (1927〰 2012) 
 精神科医、医師、研究者、スピリチャルティーチャー


去年の秋の事、私の手元に一冊の本が戻ってきた。それがデヴィッド・R・ホーキンズ博士の著書「パワーかフォースか」だ。日本版のサブタイトルには「人間のレベルを測る科学」とある。

このブログを始めた頃は世界的に沸き起こったニューエイジの潮流の影響を受けて、日本でもスピリチャルなブームが盛りあがっていた。私の周囲にも神秘的な事象に興味を持つ人がいて、様々な質問を受けることが多かった。

見えない世界に興味を持つことはとても良いことなのだが、注意しなければならないのは、見えない世界には光と闇の部分があるという事である。闇の部分の代表的な事例は「オーム真理教事件」である。

私の周囲にも興味が深まるにつれて怪しげなサークルやら、危険な宗教団体に取り込まれそうな人がいた。そのような人たちに見えない世界の闇の部分を知ってもらう為にブログを始めたのである。

見えない世界に興味を持ち始めると現実世界への関心が薄れるというマイナス面もある。その為に現実の裏世界の話も書いた。このブログに陰謀論的な記事やオカルト的なものが多いのもその為である。世界を牛耳る勢力の行動原理は実に神秘主義的でありオカルト的である。

数年の後、初期の目的は達成したのでブログの更新を止めた。その時手元にあったスピリチャル関係の書籍はほとんど知人、友人に分けた。その時、「読み終わったら返却は不要。その後は興味のある人にあげて欲しい。出来るならその事を次の人にも伝えて欲しい」とお願いした。

それから6年程経って何とその本の一冊が巡り巡って、私の元に帰って来た・・・。

この本についてご存じ無い方はネット検索でご覧になって欲しい。2004年の初版だが増刷されて、今でも新刊で購入できる。オリジナルの英語版は1985年初版で今では26刷を重ねている。日本語版、英語版共にアマゾンで購入可能である。

残念なことにホーキンズ博士は2012年に死去されている。博士のインタビュー記事が掲載されているHPがあったのだが今は削除されているようだ。

幸いインタビューのコピペが保存用のHDに残っていたので、ご紹介しよう。これからの日本人の進むべき道を示唆する、遺言とも言える博士のメッセージである。



スピボイ(スピリチャル ヴォイジャース)
ホーキンズ博士インタビュー 「意識の進化と日本の役割より転載 


和田:
日本の事について、少しお聞きしたいのですが・・・これから、日本人は世界に何が出来るでしょうか?

ホーキンズ:
そうだね。まず日本人は、アメリカではとても尊敬されているということです。信頼できるし、知的で、教育レベルが高く、とてもよく働きます。いろんな意味で敬意を持たれていますね。 
 
私の個人的な日本人への思いですが、今よりももっと素晴らしい事ができると考えています。とても高い能力を持っているし、世界中の戦争をしている国々の間に、平和をもたらす事もできるでしょう。そんな役割を持てるはずです。今は、日本は帝国ではないし、どこかの国を占領しようとは思ってはいないでしょう。だから、世界に働きかける動機がとても純粋なんです。だから、世界に何かを奉仕する事ができるわけです。国連は、もうバカみたいなことばかりやっています。自分たちの国の欲望を主張しあって戦っています。
 
日本はエゴがなく、世界に対して、どうすれば奉仕できるだろうと考える文化を持っています。そして、叡智のある国です。過去の間違いによって、いろんな事を学んだ叡智、知恵があるわけですね。それぞれの国には違いがありますが、日本は、それを上手くまとめる事ができます。もし、成功しなくても、ただそれをしようとするだけで、そこに栄光があるのです。
 
ロシアでもプーチン大統領が、石油資源の供給などで大変な思いをしています。それで、自己中心的になってきました。政治欲に絡まれたからですね。もし、ロシアがもっと裕福になっていたら、核戦争をしたかも知れません。彼らはあまりいい動機を持っていないないようです。
 
中国は、世界のマーケットを制覇したいと思っているでしょう。もっとお金を増やしたい、だから、自己中心的な動機があるんですね。中東は、オイルに関する自己中心ですね。アメリカは占領したり、もっと力を持ちたいわけです。
 
日本は、世界の中で最も純粋な国のひとつだとという風に見えます。お金でもなし、オイルをコントロールしようともしていません。日本は、過去から学んでいるでしょう。国連も学んでいない様な事をたくさん学んでいます。

自分たちの事だけじゃなくて、世界中に奉仕をしようと考えています。ですから、日本は本当に美徳のシンボルなのです。大変な思いをしてきましたけれど、きちんとそれを学びました。いま、アメリカは、イラク戦争によって大変な思いをしていますが、日本は戦争からちゃんと学んだ国ですね。ですから、とても、誉れのある国となる事ができるはずです。
  
国連は、素晴らしいと思われているけれども、自己中心主義ばっかりがぶつかり合っているだけです。意識のマップでも国連は190にも達していません。200以上にならないときちんと機能しないわけです。ですから、日本は、世界の国がどのようになれるかという成功例として、その極みに至って欲しいと思います。他の国に対するモデルとなって欲しいのです。世界に、どのように奉仕したらいいかという事を、自分の貪欲に陥らずに、証明する事ができます。
 
日本は、他の国から何も援助を必要としていない、とても成功している国ですね。物質主義でもありません。経済の成功も、自分たちが素晴らしい仕事をしているために、そうなっています。それで、経済が自分たちの為に機能しているのです。私の見方からすると、日本は素晴らしい未来を持っていると考えられます。そうした自己中心ではない、宗教的な意識を持たずに、世界の為に貢献できます。 
 
教会は、本来そういう目的を果たすべきだったんですね。カトリックもそうですし、みんな貪欲に染まってしまいました。仏教は、世界に違いを作り出そうという意識が無いので、あまり役に立たないですね。ビルマで、いま、僧侶がデモをしていますが、そんなことでは世界を変えることはできません。単なるその地域だけのものでしょう。それは、無私の奉仕ではないのです。ただ単に、政治に影響を与えようとしているだけのデモですから・・・。
 
日本人の役割というのは、誰もまだ行っていないものなんです。それは、カルマから来てるものでもありますね。世界のリーダになるという事です。無私の奉仕をする事です。そして、文化が成長した時に、どのようなものになれるかというモデルになるわけですね。
 
大人が昔の辛い過去から学んで、素晴らし人間になった様に、日本もそうでうです。その様な役目を果たす事ができるでしょう。中東には、そのような事ができる人はいないでしょう。南アメリカもそうです。ヨーロッパは、成功したけれども、それを駄目にしてしまいました。残っている人は誰でしょうか?・・・笑

和田:
僕は、そういう意識レベルの高い人が、世界に散らばっていて、その人たちの影響で世界が変わるのかなと思っていました。博士もここにいますし・・・笑。

ホーキンズ:
彼らがする事ではなくて、彼らの存在そのものなんです。もし、日本がリードする役割を担えば、日本が、まずその英知を自分のものにしなければいけません。その状態からリードする事ができます。
 
私たちは、生きている間にいろんな事を学び、叡智を得ました。それによって、奉仕をする事ができるんですね。私もそうですが、世界中にいろんな学んだ事をシェアします。日本もそうです。とても古い文化を持っていて、とても興味深い人々がたくさんいます。日本人が持っているものを、世界にシェアする事ができるんです。そんな国は、他には考えられないでしょう。

和田:
そう言っていただけて、とても嬉しいです。

ホーキンズ:
カナダもいい国ですが・・・弱い国です。何の為にも立ち上がろうとはしません。フランスも、もう駄目になってしまいました。ドイツもどんどん駄目になっています。イギリスもイスラムに占領されていますね。残る国はありますか?世界には、道徳的なリーダーシップが空洞になっています。世界が泣いている状態です。どこかに助けてくれる人いないんでしょうか?どちらの方向に向いたらいいか、教えてくれる人はいないのでしょうか?私は日本がその中に飛び込んでいく事を願っています。そうすれば、世界はスピリチュアルな空間になっていくでしょう。

私の言っていることがファンタシーかどうか、テストしてみましょう。
いま言っている事が真実かどうかですね。
(キネシオロジーテストをする→真実であると判定)

そうですね。
自分の直感から話しているんですけれども、いま事実だと証明されましたね。

世界が本当に、誰かがやって来て、リーダーになる事を望んでいるんです。誰か助けて欲しい、世界は助けて欲しいと叫んでいます。日本の様に知恵のある国が、その無私の奉仕をする事ができるでしょう。ですから、自分たちの得たもの、成長したものを自分のものにして欲しい。そして、いろいろな人たちにアドバイスをして欲しいと思います。
 
私のインスピレーション、ビジョンなんですが、日本はきっと素晴らしい国になると思います。とにかく必要な事は、自分たちが素晴らしいんだという事を、本当に意識して自分のものにする、その英知も大変な思いをして学んだものです。それを自分のものにして欲しいのです。世界のおじいちゃん、おばあちゃんの様な存在ですね。
 
12歳の子供に鉄砲を渡すと、とにかく何かを撃とうとします。原子爆弾を持って走りまわるのは、12歳の様なもので、とても危険です。責任感も全然ありません。高い役割を持つ能力がないです。でも日本は、その役割を全うすることができます。その役割を担えば、意識レベルは飛躍的に上がるでしょう。それが、実際にできるのは日本だけです。いろんな人たちが言っている事はナンセンスで、それを現実に実行できるのは、日本だけです。そんな空間になっている、本当に稟議的なモラルを持っている国は、日本しかありません。それを行えば、国として500以上に上がっていくでしょう。
 
無私の奉仕に対して全ての人々が、日本の人々に敬意を払うことになるでしょう。

和田:
日本人は、自信を失っていたかもしれません。

ホーキンズ:
成功というのは、悲しいテストから来ることが多いものです。
いろんな人から力を奪ったりとか・・・。それでもハートのレベルに行かなければいけないですね。

日本に自信喪失があるならば、それは第二次世界大戦から来ていますね。でも、ハートチャクラからでないといけません。そうすると競争心がなくなります。自信もなくてもいいんです。必要ありません。ただ人々に対して愛を持っていればいいんです。

自信を持たなければいけない場合というのは、誰かを制覇しようとか、もっとお金を創ろうとか、占領しようとか、そういう意識を持っている時です。ハートチャクラから来れば、パワーがやって来ます。それは、全く違った性質のパワーです。勝ったり負けたりという事はありません。占領する事によって共感するのではなくて、自分自身の持っている美徳自身が、影響を与えていくんですね。
 
日本が本来持っている可能性というのは、まだ、日本という国自身が見ていません。素晴らしい国、素晴らしい人々になれる。いま、そういう場所にいます。世界で空洞になっているリーダーの部分に飛び込んで行くべきだと思います。アメリカはリードしたいと思っているけれど、政治的なことで、誰にでもデモクラシー(民主主義)を押しつけて、それは政治的な面から押しつけているだけです。でも日本には、そういった政治的なものは関係ありません。
 
人類に対して、平和をもたらすために、何ができるかという事を考えていくんです。デモクラシーを振りかざして人を殺すというのは、世界の為にはなりません。平和をもたらさないですね。

転載終了

パワーか、フォースか―人間のレベルを測る科学
クリエーター情報なし
三五館


Power vs. Force: The Hidden Determinants of Human Behavior: Author's Official Authoritative Edition
クリエーター情報なし
Hay House Inc

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