徒然なるまゝによしなしごとを書きつくる

旧タイトル めざせ、ブータン

スペイン旅行 4日目 セビリア

2018年05月21日 | 旅行

この日は一旦マドリッドに戻りAVEでセビリアに向かう。

まずはパラドールでリッチな朝食です。この朝食、正規料金では19€(約2600円)するのですが昨日のチェックインの時19€は高いから止めとくと言ったら特別ディスカウントすると向こうから言ってきて11.5€にマケテくれました(´・ω・`) 

南部のアンダルシア地方は典型的な地中海気候で、冬に雨が降るが春から秋にかけてはほとんど雨が降らない。なんせ、目の前の海を隔てた向こうはサハラ砂漠だからね。そんなところで育つ植物はオリーブくらいしかない。車窓の風景も遥か彼方までオリーブの木しか見えない。

セビリアはイザベラ女王をスポンサーとしたコロンブスが新大陸に出航した地であり、その後の新大陸貿易権を独占し目もくらむような富を蓄積した場所である。ここには世界最大と言われる巨大なカテドラル(聖堂)がある。

カテドラル内部にある4人の王に担がれたコロンブスの墓

カテドラルの前にある古文書館には慶長年間に徳川家康がスペインに送った書状も展示されてました。スペイン人は日本に対してある(良い)特別な感情を持っているようです。

セビリアはフラメンコ発祥の地でもある。フラメンコという踊りはロマ族(ジプシー)のものでインドから流浪の旅を続けてきた彼らの、怒りと悲しみが込められた魂の叫びともいえる激しいものだ。僕らはカテドラルのそばの比較的小さなタブラオ(フラメンコ劇場)で初めてそれを見たがまさに鳥肌が立つような経験でした。

激しい踊りが一瞬止まる瞬間、歌舞伎の見得とおなじように静と動を美しく演じる。ギターの伴奏と木の箱で出来たドラムと歌 素晴らしい舞踏でした。

 


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