The Prince of Darkness (A Medieval Mystery Featuring Hugh Corbett) 価格:¥ 1,250(税込) 発売日:1992-11-12 |
翌日早朝,ゴッドストウから、泥だらけの使者がレイトンに到着。副院長の1人シスター・フランシスが炎に包まれて亡くなったとの知らせ。すぐにでも行きたい所ですが,ミーヴに諭され,我慢。
前日,マルトートを王の許に送り,ある質問をしていたのですが,マルトートがその答えを持ってかえってきました。で,ラナルフと,3人揃った所で出発。
いよいよ事件解決です。。。という事でこの後については書きません。(^^)
今回のコーベット、何度も書いてますが、新しいメンバーが参入したり、新しい殺し屋が登場したり、と、シリーズリニューアルです。今までの4巻は何だったんだ?!(笑) まあ今までも悪くはなかったのですが、どうして、アセルスタンやシャロットを抜いて、ドハティさんのなかでNo.1シリーズになったのか、理解できませんでしたが、今回ようやく、こ~れだ! という所までたどり着きましたね。ようやく、これから先を読むのがホントに楽しみなシリーズとなってまいりましたよ。
最後に、ドハティさんは面白いエピソードを披露。
歴史では、その後エドワード王子は無事に?フランス王女イサベラと結婚。ところが、王子、というか、エドワード2世は、「自分の結婚式」にも出席せず、結婚祝い、2人用のベッドすら、「恋人」ピアーズ・ガベストンに贈ったとか。そりゃ、後で王妃となったイサベラに「復讐」されてあったりまえだな。(笑)いやしかし面白いのはここから。やがてガベストンは、処刑されてしまうのですが、それにも懲りず、エドワード2世は新しい恋人、ヒュー・ド・スペンサーをゲット。で、これは、Wikipediaにも書いてない事ですが、‥そもそも、according to unpublished chronicleと書かれているので、本当かどうかアヤシイですけど(笑)、このド・スペンサーも恐ろしい処刑をされるのですが、その時、英国議会は、末代まで決して王になる事を許さん、と、決めたのだそうです。(^^;) リチャード3世の妻アン王妃が彼の子孫にあたるそうですが、王位を継承する子孫を残しませんでしたよね。しかしもっとびっくりなのは、ななんと、あのダイアナ妃がヒュー・ド・スペンサーの子孫に当たるのだそうです。この本が書かれた1992年は、まだダイアナさんは皇太子妃で、ドハティさんは、この呪いは当然?解けるだろうと書かれてます。しか~し、その後彼女を恐ろしい運命が待ってましたね。果たしてヒュー・ド・スペンサーの呪いは本当に解けるのでしょうか。心配になってきました。。。