ふむ道,小道,数多く

趣味いろいろ。2014/9に別ブログを合体したので、渾然一体となってしまいました(笑)

OOP CD : Chapter 11: The Sorting Hat's New Song (2)

2005-02-04 23:42:09 | ハリポタ5巻
今日はまず,Sorting Hatです。
現在のSorting Hatはは少なくても2代目? (2巻で古いのがいると言ってましたね) Sorting Hatって,一体何物なのでしょうね? この年の歌を聞いていると,4人の創立者の誰とも距離を置いているように見えます。
ところで,組分け,なんですが,Slytherinが純血,Ravenclawが賢い者,Gryffindorが勇気ある者,そしてHufflepuffは‥‥残り物,だったんですね。それは知らなかった。でもこれは,学校創立当時の話でしょうか。Voldemortは純血でないのにSlytherin,なのは有名ですものね。

次は蛙先生,Umbridgeについて。
まずは,私とても疑問に思った事があります。Harryから,彼女はヒアリングにいてFudge氏の下で働いている,と聞いて,Hermioneはさすがに警戒心を示します。しか~し,Ronの鈍さにも頭に来ますが,それ以上に,Harryもかなりニブイんですが,一体,どうしたんでしょう?
4巻の終わりで,彼が当時14才にしては余りに大き過ぎる負荷を背負ってVoldemortと戦ったのに,いたわりも気遣いの1つもなく侮辱したのはFudge氏です。ヒアリングでまたしても彼が命がけでDementorと戦った事に対して,思いやりの1つの見せなかったFudge氏の,その下で働いている女性がHogwartsに来たというのに,この甘さ。大丈夫なんでしょうかね?

蛙お婆のファッションについて,ですが,まるで5歳児のようだと記述がありますね。(笑)まあ一体,どうしてそのようなファッションを好むのでしょうか? 小さいので,他に合う服がなかったのでしょうか?(そりゃいくらなんでも‥‥)

私は実は他の先生方の反応が気になります。この時点では,生徒より先生方の方がかなり蛙お婆を嫌っているようですね。職員室等で,既に何かよほどの事でもしたのでしょうかね?

Harryがせっかく楽しみにしていた新学期ですが,何やらいや~な予感がしてきましたね。


Chapter VIII : Arrival At Bree (1)

2005-02-04 23:05:13 | Tolkien・HoME
‥そこは丘の麓に50軒ほどの家と大きな宿屋がありました。「大きな人」達によって作られた村でした。彼らは誰にも所属せず,彼ら自身に所属していました。(どこかで聞いた事のある文章,と思ったら,前の章でゴールドベリがトム・ボンバディルについて語る言葉に対応してました)彼らの肌や髪は濃い色でした。近くにはホビットも住んでいましたが,(シャイアのホビットより)田舎者で,川辺に簡単な穴を掘ったりして暮らしていたようです。
ともあれ,ブリーの人間達にはホビットというのは珍しくはありませんでしたが,私達のホビットにとっては,ブリー人は馴染みのない種族でしたし,大きな家も不慣れでした。彼らはポニーで急いで通りました。

この内容は,とりあえず正式版と大きな違いはありませんね。
しかし,この辺りは,最初は鉛筆で書いてはインクで重ね,と,いろいろ書き直し,かなりぐちゃぐちゃで,しかも章の組み立てもいろいろ変更が多かったようです。

さて,次の下書きはちょっとびっくりです。一旦,ブリーの「人間」は「誰にも所属せず濃い色の肌と髪」を持っていたと描かれていたのが,「人間」でなく「ホビット」に代わってしまいます。


ブリーのその宿に到着した時,4人のホビットはとても喜びました。宿には,ブリーの丘に通じている大きな丸いドアがついてました。白い太ったポニーが後ろ足で立っている絵の看板があり,「踊る子馬亭 by バルナバス・バタバー」と書いてありました。ビンゴが中に入ると,今まで見た事のないような大きな太ったホビットにぶつかりそうになりました。その人が,‥バタバーさんでした。

ビンゴが宿を頼もうとすると,バタバーさんは今一杯だと言いますが,トム・ボンバディルの紹介で来たと言うと,途端に手のひらを返したようにウェルカムになります。そして彼は元気か?どうして一緒に来なかったんだろうね?などと言い,ノブ(この時点で既に"woolly-footed slow-coach"(笑))を呼びつけ,ボブはどこだ!?と大騒ぎ。

「え~と,お名前何でしたっけ? Mr. Hillに,Mr. Riversに,Mr. Greenに,Mr. Brown?」この変な名前は,実はビンゴが,本名を名乗るべきでないと判断して,思い付いてつけた名前でした。バタバーさんは(この時何かちょっと考えたようですが,彼らには何も言わず)「この頃,おかしな方々ばかりが多いです。昔はシャイアからトゥックの旦那方がよく来ていたものでしたがね。」彼はさらに,4人と5頭の馬‥,何か思い当る物がある‥,と言いますが,とりあえず,4人を応接室に案内します。4人は食べ物が揃う前にお部屋を見ますかとノブに言われ,風呂に入ってから,また戻ってきます。

あらら,びっくりですねー。バタバーさんがホビットだったとは!(彼の名前もちょっと違いますが) 正式版で,ホビットのノブやらボブやらを使っているのはその名残ですかね? それにまたホビット達はすごい偽名使い(笑) でもさらに昔の原稿では,彼らは本名を名乗り,バタバーさんは「トゥック」の名前に激しく反応したようです。(注:この時点で,オドとフロド,2人トゥックがいます)

そして彼らは豪華な夕食を頂きました。彼ら,特にビンゴは,お金の事が心配でしたが,55分の間お喋りもせずに食べました。(あれ,正式版にもこのような事は書いてありましたっけ?)バタバーさんは,シャイアからのお客さんは珍しいので,パーティに来ないかと言います。ビンゴ,オド,フロドは参加する事にしましたが,しかし(この時既にしっかり者)メリーは,いろいろチェックしたい事もあるので出ない事にします。そして,皆秘密の用事で来ている事を忘れないように,と言います。

ブリーの人達は,Butterbur(蕗)とかMugwort(ヨモギ)とか,植物に関する名前の人とか,Bank(土手)とか何か自然に関する名前の人が多いという話も,既にこの下書きに載ってます。

Run!Run!Run!