ペピートの寝言

一口馬主と愛犬のこと

秋の牧場訪問(その2)

2015-10-28 | 牧場訪問
この日は朝から秋晴れ
陽射しが眩しいほどでした。

先ずは追分LVへ。    
Fさんにご案内頂きました。

エヴィータアルゼンティーナ14

移ってきたばかりで、まだ夜間放牧中。
馴致開始前、束の間のハッピータイムを満喫しているようです。
メジャーらしい、しっかりした馬体。
兄姉より強気な価格設定もあって売れ残っていますが、価格なりの良い馬です。
来春、調教が進んでこれは動くよ!なんて噂が立てば売り切れるのではないでしょか。

タンタビクトリア

数日前に左前に違和感があったとか。
幸い、一過性のものだったようで、乗り運動は継続できているとのこと。
問題の右前繋靭帯炎は寛解しているが、ここに来ての蹉跌は取り返しがつかぬため、牧場としても慎重を期さざるを得ない様子。
『素質と動きは文句なし。ピカイチです』(厩舎長)
ナンバーワンと言われた1歳時から変わらぬ高評価。
動きが軽くしなやか過ぎて騎乗者が予想もできぬステップを踏むことがあり、それが脚もとに影響を与えてはと心配になるとか。
正にもろ刃の剣ですな・・・
『無事に行けば大きなところを狙える逸材ですので』
『まあ、年末から年明けごろにはと思っています』
「はい、ここまで待ったのですから、いつまでも待ちますよん」

スウィートハース14

ノーマークでしたが、更新された写真が悪くないので、ついでと言ってはナンですが拝見。
「冷やかし程度でスミマセンけど・・・」
『いえいえ、見て気に入って頂けるのでしたらいつでもどうぞ』
と言われてもね、お値段がお値段ですから馬見するにも勇気が要ります。
で、当のお馬ですが、馬っぷりは良くなりましたが、まだ少し前の出が小さい気がして・・・
『この上のお姉さんもゆっくりでしたので、この仔も乗り進めて行って良さが出てくると思っています』 はい。

コードネーム14

お気に入り馬。
ハービンジャーには似ても似つかぬ馬体。
「完全に母父が出てますね」
『もう少し幅を出したいところですが、流線形の馬体、肌艶、文句のないデキです』(厩舎長)
進んだ組に属しているそうで、順風満帆♪とニヤけるワタクシでしたが、
『強いて不安点を挙げるとしたら・・・』 はあ?
『母も兄姉も押しなべて燃えやすい気性で、それが大成を阻んだところがあったと思いますね』
「ほお、この仔はど~です?」
『それなりに・・・』(笑)
なるほど、近況を読み返したら、さらっと触れていますね。
『テンションが高くなったり、たまにゴネたりというのはご愛嬌で・・・』

ヨナグッチ14

得体の知れぬよなぐっち。
見るたびに逞しさが増しているような気がします。その分、ツアー時の可愛らしさは無くなりました。
『祖父エンパイアメーカーは晩生の産駒が多く、この馬は遅生まれですので更に奥が深そうです』
『その一方で、ご覧のとおりしっかりした馬体をしてますから、始動は早そうですね』
『馬体はコロンと丸みを帯びていますけど、クビが長いので意外と距離も持つのではと』
『丈夫なので、どんどん使うこの厩舎は合っているのではないでしょうか』
Fさんの説明で、おぼろげな輪郭は掴めました。
これからどう成長していくか楽しみなお馬です。

これにて午前の部は終了。
追分LVを後に千歳へ向かいます。
お昼はクラウンプラザのランチブフェ 
お値段1600円はお値打ちです。(最近、K'sガーデンのムネオ牛はお見限り)

to be continued.


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