晩秋の牧場訪問（その４）

３日目は、打って変わって穏やかな好天気になりました。
まずは社台ファームを訪問。　
リスリンさんの愛馬＋購入検討馬５頭と、私の出資馬＋出資検討馬５頭の合計１０頭を拝見しました。


スティンガー１３（社台）

馬体はとてもよくなりましたが、クラブ近況でも触れられている走りに対する集中力が課題とか。
『横っ飛びしたりするんですよ』
『まあ、それだけ余裕があるってことです。心配は要りません』
そうなの？
オルドリンの『マ・エ・ノ・メ・リ』に続いて、こんどは『ヨ・コ・ッ・ト・ビ』ですか・・・
頼んマスよ、ホント。

リ： あれ、ナンボや？
ペ： ７千
リ： ほ～、さよか・・・　（懲りとらんのぅ）


マウンテンエンジェル１３（Ｇ１）

『この馬はいいですよ。短いところからマイルまで楽しみです♪』
とのご説明ですが、ツアー時や夏に早来Ｆで拝見したときと比べると、なんだか別馬のよう。
冬毛のせいもあるでしょうが、もっさりとした印象です。
まあ、ダメジャーっぽくなってきたのかも。
眠かったのか、歩かせてもトロトロ歩きで覇気がなく、ポケ～っとしていました。
『父の産駒らしい前進気勢が十分で、活力あふれる動きを披露しており、スタッフの評価も上々です』（クラブ近況より抜粋）
ってことのようですけどね。


トップチョイス１３（地方オーナーズ）

この馬でご一緒しようと勢い込んで見に来たお馬♪
馬体の良さは夏と変わらず。
唯一つ、心配だった前脚の爪は、砂のぼりが完治したことで綺麗になっておりました。
どうです♪ 良い馬でしょ？
と、リスリンさんの顔を覗き込んだのですが・・・
リ：・・・
え？ ど～して？
リ： あのな・・・
詳しくは書きませんが、要するに２点、お気に召さないところがあるようデス。
え～っ、キュウリに割り箸刺したような貧相な馬だった姉（テイクユアチョイス）に比べりゃ、馬っぷりの良さは一目瞭然じゃないすかあ！ ご一緒しましょうよ～
リ：否！
信じられな～い、もぅ・・・

ん？
そうか、オーナーズのダート馬購入するからね。もうダート牝馬なんてイラネってことか。
ふん、それなら私が２口購入しちゃる！
あとで欲しいと言ってもあげないよ！
とかなんとか、脅したりすかしたりしましたが、ダメなものはゼッタイダメな大御所ですので、この馬でご一緒する計画はとん挫してしまいました


次いで、グリーンの出資検討馬を２頭拝見。
リストラ対象のグリーンですが、６万円ほどポイントが残っているのです。
１万円なら捨てちゃいますが、６万円は捨てるには惜しい金額デス。
（いや、それでも捨てたほうがエエで）
まあ、そのとおりかもしれませんけどねえ。そんな理由をつけて２頭拝見することにしました。


ウィングレット１３（グリーン）

ハービンジャーはもう要らない！ってことでパスしたお馬です。
が、ここに来てハービン見直し機運が高まってきたことから拝見することに。
『順調ですよ。文句のない馬です』
と言われなくとも、なるほど、厚みがあってしっかりした良い馬ですね。
でもねぇ、２８００万円でしょ。一口１４万円だから、最低２口か３口は欲しいので・・・
リ：またポイントが溜まってしまうでぇ

諦めようと、自分を納得させるために口に出してみました。
「この母系は牝馬しか走らないでしょ？」
『そうとも言えませんが、活躍馬が牝馬に偏っているのは事実ですね』
『敢えて弱点を探すとしたら、私もそこかなと思いますよ』（厩舎長）
なるほど、でもそう言えるのは自信があるからなんだろうなあ・・・


レインボーシーカー１３（グリーン）

ＤＶＤでは一番良く見えた馬。
お値段も１２００万円とお安く、これなら１口分はポイントで賄えます。
４口出資しても、付加されるポイントは１８万円ｘ５％だから１万円未満。
捨てても惜しくない！
なんて計算してましたが、出てきたお馬は、をを、イイネ♪
バランスの良い、柔らかそうな馬体。
軽くクッションの利いた歩様はＤＶＤどおり。
「こりゃイイね！」
『はい、お勧めします』
「芝でしょ？」
『芝でこそですね』
「上が全然走ってないけど・・・」
『先日、お兄ちゃんが３着しましたよ！　未勝利戦ですけど』
まあ、そろそろ走り頃と思いましょう。
なんたって、大好きな５月生まれ。
お値段的にもピッタリです。
カートに入れて・・・レジの近くでウロウロ様子を覗うことにしました。

ペ：この馬でご一緒ってのはど～です？
リ：わしゃ、グリーンはノータッチ。ヤコピーに聞いてくれ。
てことなので、ヤコさん誘ってみるかな。

これにて社台ファームでの馬見は終了。
お昼を食べにＮＨＰへ向かいます。　　

(to be continued. Stay tuned.)