夜空を見上げていると動く星が見える事が有る。
流れ星のようにスッと消えるのではなく、スイ~ッと空を横切って行く。
人工衛星。
現在いくつの衛星が軌道上を回っているのか知らない(番組中に紹介されていた気もする)けど、かなりの数が有るはずだ。
気象観測、軍事目的、用途も様々。
先日の朝、テレビで国際宇宙ステーションの目視可能な日にちと時間が案内されていた。
人工衛星は他の天体と違って地球のすぐ近くを飛んでいるから、太陽の光が反射されて地上から見えるには角度が限られているので時間帯もおのずと限られるらしい。
そして衛星自体の飛行速度が速いから、あれよあれよという間に飛び去ってしまう。
国際宇宙ステーションは今日の未明に西よりの空を通過するんだそうだ。
ステーションは他の人工衛星に比べて格段に大きいから天体望遠鏡が有れば形も分かるらしい。
(でもうちの玩具のじゃダメだろうな。っていうか照準を合わせる間もなく行ってしまうか。)
明るく輝く星が動くのを見るのが楽しいので、今朝は頑張って早起きする?なんて子どもと話したりしてたけど、残念ながら雨。
これじゃさすがに見えない。
確か割と最近、夜早い時間に見たやつも今回テレビに出てたのと同じような軌道だったし、かなり大きく明るかったからステーションだったのかな?
詳しい事は聞かず、ただ大まかな時間と方向を教えて貰って子ども達と一緒に夜空を見上げたんだったな。
偶然見かけた事の有る人工衛星はもっと小さな光だった。
軍事絡みで発展する事の多い科学だけど、あれが軍事衛星でなければいいな。
夜空に輝く星は平和利用にこそ相応しい美しさだもん。
私は実は戦闘機の機能美に萌える。
颯爽と翻る機体は格好いいけど、やっぱりあれが爆撃するとこなんか見たくない。
それ以外に利用法は無いもんですかね?
航空ショーだけじゃダメ?
衛星の話に戻すと、身近にGPS機能が有りますね。
カーナビなんかかなり便利なようです。
私は車を運転しないのでどのくらい便利なのか実感は有りません。
携帯電話のGPSは一度使ってみた事がありますが、試しに起動してみたそれは、同じ家の中にある携帯が近くの緑地の池の中だと表示しました。
おいおい、本気で行方を探していたんならビビるよこれは!
衛星が増えればGPSの精度が上がる。
そうすると便利なのかもしれない。
子どもの帰りを待ってる時なんか、今どの辺りとか分かればその後の予定が立てやすいとか、あれ?まだ学校?居残り?なんて、ね。
誘導ミサイルの目的地を詳細に知るのは軍人さんには大事な事なんでしょうけど、一般人の生活にはせいぜい自然災害の予測とか被害状況の判断とかを衛星からの画像が参考になるかもってとこでしょうか。
カップルさんの話で、相手の行動に目をチェックするっていうのを聞きましたが、ちょっと怖いっすね~。
外回りの営業マンもうかうかサボれませんね。
空には上司の目が光ってるわけですね。
えらい世の中になったもんです。
もうじき日本上空を通過するステーションの中では、宇宙空間での生活に活かされる様々な実験も行われているそうですね。
SFのお話みたいに宇宙コロニーで一般人が暮らすようになるのにはどのくらいの年月がかかるんでしょう?
まだまだ遠い未来?
「あ、貴方まだ火星に居るの?おかしいじゃない!今日は金星に出張じゃなかったの!?」なんてカップルが喧嘩する日が来るんでしょうかね?
私は日本の狭い狭いピンポイントな場所で地べたに張り付いて、気象衛星のデータを解析した天気予報で暮らしてます。
自由も方向間違えて行き過ぎると不自由なのかもしれませんが、私には一生関係無いかも。
でも関係無いようで有るのかも。
母に宇宙ステーションが見える話をしたら、「そこから手を振ってくれるのか見えるんだったら見たいわあ。」だって。
そりゃ無理だわ。(笑)
宇宙規模ではすぐそこでも、遥かなお星さまレベルです。