このドラマに感動!フルスイング!
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めずらしく、NHKのドラマにはまった!これは感動しました。
見た人いますか?
最近のドラマはだいたい8回完結か最大でも3ヶ月で終了する。昔のドラマは最低でも1年は続いたものなのだが、人気があっても終了なのです。
もともとそういう作りなのでしょうがちょっと名残惜しい番組もある。
今回取り上げたのは、NHKのドラマ「フルスイング」
門田隆将さんの「甲子園への遺言~高畠導宏の生涯」原作の実話ドラマ。
【高畠導宏さんのプロフィール】
昭和19年岡山県生まれ。「岡山の怪物バッター」として知られ、丸善石油、中央大学の野球部を経て昭和42年南海ホークスに入団。怪我により47年から打撃コーチに転進。以降、ロッテオリオンズ、ヤクルトスワローズ、ダイエーホークス、中日ドラゴンズ、オリックスブルーウェーブ、千葉ロッテマリーンズと7球団をわたりながら、のべ30人以上のタイトルホルダーを育て上げた。平成15年より福岡県私立筑紫台高校の社会科教諭に。翌年、すい臓がんのため、永眠。(オフィシャルHPより引用)
教師として、人間としてうらやましいほどに純粋にまっすぐに生きた人だった。
プロ野球のコーチ30年を経て、59歳で新任教師、そこからわずか1年間の勤務後に惜しまれながらこの世を去っていった教師。
ドラマの中での高畠導宏役は、高梁克美…といってもピント来ない人が多いかもしれませんが、「トリビアの泉」などの案内役だったといえば分かるでしょうか?
まぁ上の写真を見てもらえればわかるかな?
高橋さんにとっては初めての主役だったそうです。しかし、このドラマで彼の役者としての素晴らしさも十分に味わうことができました。
見てない人にも、高畠語録
「大きな耳 小さな口 優しい目」
人の話をよく聞いて、あまり話しすぎず、相手の目を見て
「才能とは、逃げださないこと」
誰も困難から逃げ出したくなるが、逃げないことが才能である
「大丈夫、それでいい」
スランプに陥っっているとき、相手にかけることば「大丈夫、それでいい」
「ソッ啄(ソッタク)」
ソツ啄とは親と子、師匠と弟子のタイミングが合う事が、理想の指導っちゅう意味
「氣力」…夢をあきらめないこと
最後のメッセージとなった「気力」とは
「ワシはな、諦めん気持ちこそ、氣力じゃといいたい。諦めちゃいかん。ワシも、皆んなもじゃ。九回裏、ツーアウト、ランナーなしでも、何点離されておっても、諦めん気持ち、それが氣力じゃ。氣力はな、人を思う事で強くなる。思われる事で、もっと強くなるんじゃ」(番組より)岡山弁がいい味出してます。
どの言葉も感動するのですが、私には1番目のメッセージ
「大きな耳 小さな口 優しい目」これかな。
それから、「大丈夫、それでいい」。
対人関係、とくに困っている人に接する時の姿勢、そしてかけ声、おおいに納得し、共感できる部分でした。
人を育てるという「教育」という分野に果敢にチャレンジし、信頼と多くの感動を残してつむじ風のように去っていった教師。
最後の話「気力」は、見ながら何度も涙が頬を伝い、ごまかすのに苦労した私だったのですが、wifeは「見て見ぬ振り」。よく分かっているのです(笑)
あの花のように 夏川りみ
いい曲です、爽やかで、力強く…夏川りみの歌唱力! From You Tube
2/23(土) 1,224 pv