五里夢中於札幌菊水 

野戦病院へ出向予定。
医療崩壊に対して国民全てと共闘を夢想。
北海道の医療崩壊をなんとか防ぎたい。

根室管内とうとう陸の孤島へ

2007-04-06 11:21:57 | 道内医療問題
よく昔は道東やオホーツクに派遣される医師を沿岸警備隊と先輩方が言っていた。
沿岸警備につきっぱなしで、札幌に戻れない人をボイジャー。
まあよく思いつくもんである。
高校進学の際、道東に行くのにはパスポートが必要と冗談でからかわれたね。

もちろん急性硬膜外血腫とかになったらアウト。
根室では片方の瞳孔が開いているだけでも、釧路に着いたときには両側の瞳孔開いちゃってるよ。
それはもともとだけど。旅行中の方、頭怪我しないように気をつけてください。
それが今度は、消化管穿孔でも手遅れっていうことになるのかな?

ほんともうどうにかなっちゃっているよこの国。

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(04/01 07:30)北海道新聞

市立根室病院 常勤医当面5人減 外科、整形外科で不在に

 【根室】医師不足に伴い旭川医大から派遣医師の大幅引き揚げを通告されていた市立根室病院(百九十九床)は、二○○六年度末の三十一日になっても新年度の常勤医師体制が確定せず、当面は○六年度比五人減の六人体制で診療することになった。外科と整形外科で常勤医が不在となるため、手術や入院の新規受け入れができなくなるほか、救急医療への対応も難しくなる。

 根室市は、医師が引き揚げられる内科、外科、整形外科で、道や札幌医大、国などに医師派遣への協力を要請。内科医は、札医大や自治医大出身者ら前年度より一人少ない三人を確保した。だが、それぞれ二人体制だった外科、整形外科では、国に要請していた国立病院機構などとの調整がついていない。

 このため、旭川医大が緊急措置として非常勤医師を派遣するが、外来診療だけとなる。手術や入院が必要な患者のほか、二十四時間体制の受け入れが難しくなる救急患者の多くは、百二十キロ離れた釧路市などの病院での受診を迫られる

 外科、整形外科の常勤医不在が長引けば、北方四島のロシア人島民を対象にした医療支援にも影響が出そうだ。

 同病院は道の地域センター病院に指定されているが、○五年度から○六年度にかけても、内科、外科などで常勤医が六人減。昨年九月からは、産婦人科の入院・分娩(ぶんべん)を休止している。

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毎日新聞 2007年4月6日

医師不足:根室病院、常勤医師が6人に 夜間など救急外来休止 /北海道
 ◇前年比5人減

 市立根室病院(荒川政憲院長、病床数144床)の常勤医師数が前年比5人減の6人になり、9日から当面の間、小児科を除く全科で平日夜間と土日祝日の救急外来を休止する。長谷川俊輔市長が5日、明らかにした。緊急時に医師が病院に駆けつける自宅待機態勢となり、救急車で搬送される重症患者のみ受け付ける。

 今年1月、内科医4人のうち3人を派遣してきた旭川医大が3月末で同病院への派遣打ち切りを通告。陳情などの結果、3人(前年比1人減)を確保し、内科医不在の危機は免れた。しかし、外科と整形外科に各2人いた常勤医師は確保できなかった。現在は2科のいずれも非常勤医1人で、手術もできない状況。

 長谷川市長は「最低でも(常勤医)10人態勢になった時、改めて救急外来の(再開を)検討したい」と述べたが、現在、当直可能な常勤医は6人中3人で、早期の再開は難しそう。同市では、マイカーやタクシーでの来院も含め、毎晩12~13人の夜間救急外来患者がいる。このうち救急車での搬送は一晩平均約1・3人。【本間浩昭】

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