↑ 発表会の写真を撮り忘れました・・・(´・ω・`)
こんにちは。
昨日は、大学院の最終発表会がありました。
私の担当は3人でした(5人中)。
彼らは私が初めて担当した大学院生です。
Iさん:Google Earthの研究
Eくん:防災教育の研究
Dくん:地理教育史の研究
Iさんは、学部のゼミから担当していて、その時から続けていた研究を発展させた内容でした。しっかりと取り組んできました。私が大病したときに寄せ書きをつくって励ましてくれた、優しい人です。
Eくんは、大学院から教えました。とても緻密な内容になりました。論文は某学会で発表され、論文発表もされています。放っておいても、自分の力でぐいぐい前に進む力がありました。将来研究者になるかもしれません(勝手な想像)。
Dくんは、学部は別な先生が担当していましたが、大学院から直接教えました。私の研究に直接関わる内容でした。ある学会の準備を手伝ってくれたり、買い出しに車を出してくれたりしました。ありがとう。
過去、修士課程を修了する人達には、次のように言ってきました。
「教員になっても、修士をでたら研究者の『はしくれ』である。研究する姿勢を周りの先生と共有し、すぐれた実践研究をしてほしい。それだけの力を身につけているはずだ。しっかりとこれからもやってほしい」
しかし、今回は違います。
3人は4月から先生になります。
これからも研究をつづけてほしいとは思いますが、むしろそんなことはしなくていい、してはいけない。
一日もはやく同僚や子どもたち、保護者の皆さんに愛される存在になってほしい。
愛されなくてもいいから、水になじんでほしい。
そのうち時間と気持ちに余裕がでてきたら、そのときやっと研究をしてほしい。
本来、子どもたちは研究対象ではないのだから。
なぜ、今までのように言わなかったのでしょうか?
私も修士課程を終えて高校の教員になりました。
3人も小学校や高校の教員になります。
初めて担当した3人に自分を重ね合わせているのかもしれません。
だから、今まで思ってきたことと違うことを言いたくなったのでしょう。
3人の前途に幸多きことを祈ります。
今日も来てくださってありがとうございました。